深淵(しんえん)禁忌(きんき) アビスベル=ジャシン(てい) [編集]

深淵の禁忌 アビスベル=ジャシン帝 VR 闇文明 (13)
クリーチャー:アビスロイヤル 130000
アビスラッシュ(このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、このターンの終わりに山札の下に置かれる)
タブー・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを13ブレイクする)
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から13枚を墓地に置いてもよい。そうしたら、闇のクリーチャーを13体まで、自分の墓地から出す。

DM25-EX2で登場したアビスロイヤル

新能力タブー・ブレイカーを持つ超重量級クリーチャー。アビスラッシュアタックトリガーでの大量墓地肥やし&リアニメイトができる。
パワーは「13000」ではなく「13万」。《大樹王 ギガンディダノス》《禁断竜王 Vol-Val-8》を優に超え、《伝説の禁断 ドキンダムX》《きりふだるる》などのラインである99999も超えている。パワーアタッカー+100万でもないと一般のクリーチャーでは太刀打ちできない。

最大の強みはやはり13枚もの超大量墓地肥やしと最大13体もの超大量リアニメイトだろう。
決まればバトルゾーンは埋め尽くされ、このクリーチャーの限りなくワールド・ブレイカーに近い大量ブレイクも合わせてほぼ確実に勝利できる。

とはいえ素出しを考えると超重量級のコストがネック。
必要なマナが溜まった頃には自分の山札も減りきっている可能性は十分にあり、踏み倒しを行うには墓地肥やしが必須である都合上せっかくの攻撃時にライブラリアウトが起こりかねない。
かといってコスト踏み倒しするとアビスラッシュによる速攻手段が失われるので、相手の除去に晒される事となる。

出たクリーチャーのcipも当然発動するため、《ベル=ゲルエール》など強制墓地肥やししてしまうクリーチャーを出してしまうとライブラリアウトのリスクはその分増加する。幸い踏み倒す数は任意なので、それらを避けることはできる。

対抗馬は《アビスベル=覇統=ジャシン帝》か。あちらは終極宣言墓地マナゾーンから好きなだけアビスを踏み倒せるため最終的な盤面は近い形になる。
あちらは革命チェンジによって出しやすい代わりに踏み倒し対象のcipが使えず、終極宣言であるため1ターンは必ず耐えなければならないという弱点がある代わりに過剰な墓地肥やしを行わないためライブラリアウトに注意する必要はない。

コスト踏み倒し手段は《魔龍バベルギヌス》《失われた世界》《インフェルノ・ポータル》《闇王ゼーロ》など豊富である。それらで出す場合は《メトロ=トロノーム》《邪魂龍 ジャビビルブラッド》などで即座に攻撃できるようにしたい。

【青黒退化】にもある程度適性がある。《勝熱と弾丸と自由の決断》と組み合わせれば退化しつつこれに擬似スピードアタッカーを付与することができるため、《死神術士デスマーチ》を出したターン中にこのクリーチャーで攻撃できる。

墓地バトルゾーンを同時に13体増やせるため、《無量大龍 トゥリナーツァッチ》エクストラウィンを即座に成立させることも理論上不可能ではない。とはいえこの場合は事前にさらに最低13枚墓地を用意しておく必要があるため極めて困難であることには変わりない。

アビス内でライブラリアウト対策をするなら《邪闘 デンジャラシス》が適任か。墓地5枚を山札送りにすることで敗北回避できるため、ライブラリアウトしそうになっても不必要な5枚を即座に戻して耐えられる。
ただし、これを行うには事前に《デンジャラシス》を出しておく必要がある。

ルール [編集]

  • 自分の山札が13枚ちょうどだった場合、その13枚を墓地肥やしすることはできる。しかし敗北回避を即座に割り込ませないとライブラリアウトで敗北になる。今から墓地から出そうとするクリーチャーで敗北回避を生成できるとしても、間に合わない。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM25-EX2
    本来ならば、その名を呼ぶことすらタブーの存在。

収録セット [編集]

参考 [編集]