《きりふだるる》 [編集]
きりふだるる VR 光/水文明 (5) |
クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 99999 |
ブロッカー |
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。 |
このクリーチャーが出た時、自分のエンジェル・コマンド1つにつき、カードを1枚引いてもよい。次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは離れない。 |
DM25-EX1で登場した光/水のエンジェル・コマンド・ドラゴン。
相手プレイヤーを攻撃できないブロッカー。
cipで自分のエンジェル・コマンドの数までドローでき、更に自身に次の自分のターンのはじめまで離れない耐性を付与する。
このクリーチャー自身もエンジェル・コマンドなので、最低でも1枚はドローできる。
ほぼすべてのクリーチャーにバトルで勝利できる上、cipで1ターン離れない状態となるため、スレイヤーや「パワーアタッカー+1000000」などパワー99999を突破する手段すらシャットアウト出来る。
また、手札補充という観点でも《知識の精霊ロードリエス》や《「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト》と異なり一度に大量ドローするタイプなので差別化は容易。
「大量ドローが狙え、ほぼ確実に1ターン生き残れる高パワーエンジェル・コマンドかつドラゴン」と基礎スペック自体は高いものの、それでも尚攻撃できないというデメリットは重く、相手が殴ってこないと高いパワーが腐りやすい。
【天門】での運用を考えても、既に優秀なドローソースが多数存在する中で《ヘブンズ・ゲート》の1枠や《闘門の精霊ウェルキウス》・《光開の精霊サイフォゲート》のブロッカー踏み倒しを打点にもならずドローしかできないこのカードに使う意義があるのかというのには疑問が残る。
また、パワーが圧倒的に高いという点も、そもそもパワーラインが比較的高い【天門】では活きづらい。
この用に、【天門】やエンジェル・コマンド、ブロッカーの層の厚さにより自身だけでの差別化は困難。その為、他カードと組み合わせたコンボにて差別化したい。
一番わかりやすいのは、出たターン即座に進化してしまい進化先に離れないを付与してあげる事だろう。
ドローにより進化先を探しに行ける上進化エンジェル・コマンドには優秀なロック持ちが多いので狙う価値も十分に存在する。
その為、このクリーチャーと進化先を同時に踏み倒せる《滝川るる&ラフルル -閃光のヒロイン-》とは相性が良い。また、ダブル・シンパシーで軽くなった《るる&ラフルル》自身を進化先にすれば、ブロッカー&警戒付与による防御力の底上げを狙うことができる。
自軍エンジェル・コマンドに対応したG・ゼロを持つ上呪文ロック&コスト加重で相手を徹底的に縛れる《聖霊王アルファリオン》等と組み合わせてもいいだろう。
また、高パワーによるタップキル戦術を狙う場合、《閃光の決闘》や《審判の精霊ラストジャッジ》はそれに限定されない相性を誇る。
《閃光の決闘》はドローの為に並べた盤面をG・ゼロの為に利用できる上、自軍のエンジェル・コマンド全体に離れないを付与できる。
また、《ラストジャッジ》に関しては、あちらの終極宣言で求められる「大量の手札」と「場持ちのいいブロッカー」をこのクリーチャー1体を満たすことができる。
その他 [編集]
カードの元ネタは「VSRF」最終話(第51話)より。滝川 るるも参照のこと。
このカードと同じコスト5・パワー99999・光/水で、ブロッカーと攻撃制限、ドロー能力はなかったが、耐性が常在型能力かつ自分のクリーチャー全体に付与されていた。
デュエルには登場しておらず、同話の最後に切札 勝太に手渡されたカードの1枚として登場している。
息子の切札 ジョーに描かれた設定だが、イラストはセーラー服で結婚前の母を描いたという、一見すると少し奇妙な状況になっている。
これはアニメ内において、ジョーが昔のアルバムを見て、「一番強かった」時期=中学生時代の彼女らを描いたという設定があったため。
他の切札 ジョー作画の《ルシファー》や《べんちゃん》などは無種族だったが、このカードには種族が付いていて投入先のデッキの濁りにならない利点がある。
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]