【青黒退化】 [編集]軽量墓地進化で大型クリーチャーを進化元にし、《龍脈術 落城の計》等で退化させて大型クリーチャーをバトルゾーンに残すコンボデッキ。
このデッキの動かし方 [編集]序盤に《エマージェンシー・タイフーン》や《戦略のD・H アツト》でパーツを集めつつ進化元を落とし、《死神術士デスマーチ》または《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》に墓地進化。 なお、退化元をどのタイミングで場に出しておくかは相手のデッキによる。 退化先には《竜魔神王バルカディア・NEX》が確定で入り、他の切り札はプレイヤーの好みで投入される。 基本的には《バルカディア・NEX》で事足りたが、強力すぎたので殿堂入り。なので他の退化先も数枚採用する。 主要カード [編集]
候補退化元・退化先 [編集]
その他候補カード [編集]
このデッキの長所 [編集]退化元、退化先、退化手段、墓地肥やし手段を合計するとメインデッキに20枚あれば足り、オリジナルであれば残りの20枚の枠で自由にカスタマイズできる。 退化は出している訳ではないため、コスト踏み倒しメタに引っ掛かりづらい。 カウンター札も《斬隠蒼頭龍バイケン》や《終末の時計 ザ・クロック》、《撃髄医 スパイナー》など優秀なものが揃っている。 このデッキの弱点 [編集]基本的に墓地に退化先を用意した上でターンを明け渡すため、《ポクチンちん》や《清浄のカルマ インカ/オキヨメ・水晶チャージャー》等で墓地をリセットされると辛い。 1体の打点にかけていることもあり、ブロッカーを1体出されるだけで時間を稼がれることも多い。墓地経由で退化、という特殊な方法でバトルゾーンに出しているのでバウンスや《オリオティス・ジャッジ》などで墓地以外に戻されると次に出すまで非常に苦労する事になる。 また、デッキ構成と手札の枚数の都合上、マナゾーンに闇マナを1枚しか用意できない場面は多く、そこをランデスで執拗に狙われると墓地進化そのものが不可能になり、機能不全を起こす危険性がある。 山札全体からカードを探す手段が《伊達人形ナスロスチャ》程度しかなく、手札交換があるといっても意外と事故を起こしやすい。 また、退化に成功したとしても《竜魔神王バルカディア・NEX》でダイレクトアタック要員を出す際にコスト踏み倒しメタに引っ掛かる点も痛い。 加えて、2021年10月22日公式Q&A 2021年10月22日更新版より、山札を見ている最中は他のカードの効果の影響を受けないようにルール変更がなされた。 その他 [編集]DMデッキ開発部SAGAのVol.09にてこのデッキが紹介されているので参考にするといいだろう。 《零龍》との相性は抜群。十王篇で登場した《不敵怪人アンダケイン》を《デス・シュテロン》と合わせるとフシギバース1回で場合によっては《破壊の儀》、《墓地の儀》、《復活の儀》が達成できる。《奈落の葬儀人デス・シュテロン》単体で《手札の儀》も達成できるため《零龍》を使用する場合はこの動きを前提にデッキが組まれることが多い。 フィニッシャーの《竜魔神王バルカディア・NEX》が収録枚数が多いDMX-12のホイル枠であった為、入手難易度が高いデッキだったが、DMEX-17で再録され、他のパーツに関しても再録されたことからそれなりに手頃な価格で組めるようになった。 環境において [編集]裁定変更によってカード指定除去による退化が可能になった2014年1月に登場。 新章デュエル・マスターズ環境では序盤の妨害札兼フィニッシャーとなる《異端流し オニカマス》を獲得。《斬隠蒼頭龍バイケン》や《終末の時計 ザ・クロック》、《地獄門デス・ゲート》や《撃髄医 スパイナー》などを搭載し、「受けの固いワンショット」として当時トップメタであった【モルトNEXT】に有利な地雷デッキとして存在感を示した。 その後、殿堂入りによる【モルトNEXT】の退潮、双極篇環境以降の墓地利用メタの普及、超天篇環境以降の【カリヤドネループ】台頭・【墓地ソース】強化などの墓地利用デッキへのマークが強まったことでまた苦しい立場が続いていた。 《竜魔神王バルカディア・NEX》の爆発的強化を以ってしてもバランスブレイカーには至れなかった【青黒退化】の構造上の欠点を踏まえ、最速コンボ成立ではなくコントロールに主眼を置いた【青黒緑退化】という派生が開発された。それから更に後には、【青黒退化】をコンボ特化にチューンナップしつつ受けもより強固にした【白青黒退化】が開発された。 派生型が活躍したことで《竜魔神王バルカディア・NEX》の活躍が公式の想定を外れたためか、キーパーツとなる《竜魔神王バルカディア・NEX》は2022年8月15日付で殿堂入り。 DM23-RP4で《DARK MATERIAL COMPLEX》を獲得。退化先になることも然ることながら、コントロールすれば素出しして育てるサブプランも十分可能。 DM24-RP3で《逆転の影ガレック》を、DM24-RP4で《悪魔世界ワルドバロム》を獲得。 DM25-RP1の《真気楼と誠偽感の決断》は大きく、《逆転の影ガレック》を踏み倒せれば一気にコンボパーツが揃えられる様になった。 参考 [編集]タグ:
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