【キリコ・アンプラウド】 (デュエプレ) [編集]

DMPP-28で成立したデッキ。
《牙英雄 オトマ=クット》を使う型は【オトマキリコ】とも呼ばれる。

※このページは能力変更前の《神歌の歌姫 キリコ・アンプラウド》を前提に書かれた古いページです。

DMPP-30のリリースと同時期に《神歌の歌姫 キリコ・アンプラウド》がテキスト修正され、進化元がオリジナルと同じ「サイバーまたはオリジン」に変更された。
これにより、《牙英雄 オトマ=クット》《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》などを使ってタイムラグなく、あるいは汎用サイキック・クリーチャーを使って進化することができなくなった。

神歌の歌姫 キリコ・アンプラウド SR 水/自然文明 (13)
進化クリーチャー:サイバーロード/オリジン 13000
進化:水または自然のクリーチャー
ソウルシフト
T・ブレイカー
バトルゾーンに出た時、自分の他のクリーチャーをすべてマナゾーンに置く。その後、山札の上から進化でない、名前の異なるクリーチャーを3枚バトルゾーンに出す。その後、山札をシャッフルする。(自分の《神歌の歌姫 キリコ・アンプラウド》のこの効果は、各ターン中1回のみ発動する)

《神歌の歌姫 キリコ・アンプラウド》cip自体はリメイク元の《エンペラー・キリコ》と類似するが、名目コストの高さとソウルシフトによる実質コストの低さから、《母なる星域》《神歌の星域》)からの踏み倒しではなく、手札からの召喚がメインとなる。

【エンペラー・キリコ】 (デュエプレ)と類似するデッキだが、メインデッキ内の非進化クリーチャーを3種類に絞ることで、盾・マナ落ちを考慮しなければ確定で期待するクリーチャー3種を踏み倒すことができ、《キリコ》の踏み倒しが下振れるリスクを低くできる。
勿論どれが出ても強力なクリーチャーとして4種類以上搭載する構築も存在する。

進化元は超次元ゾーンからの供給、もしくは進化元以外の役割も持てるクリーチャーが選ばれる。

基盤カード [編集]

進化元として役割が大きいクリーチャー [編集]

基本的に実質コスト0で出せるクリーチャーや相手の除去を受けないクリーチャー、相手ターン中に踏み倒せるクリーチャーが選ばれる。
ナーフ後にリペアで組む場合サイバーオリジンのカードプールから進化元は妥協の必要も出てくる。

《蒼狼提督・M・ジェスティ》マッドネスだが、ナーフ前《タイタニス》に比べて汎用性に乏しい
《電磁王機ウェービィ》防御札となるS・トリガー獣。条件達成時の除去は《罠の超人》に勝るがその場合はサイバー軸に大きく傾ける必要があり《キリコ》の出力低下は免れない
《蒼狼の始祖アマテラス》いつ出ても呪文の打ち分けで役割を持てる
《無頼妖精ホワイトベル》実質コスト4。
《ミラクルとミステリーの扉》S・トリガーで唱えれば、次のターンの《アンプラウド》につなげられるが非サイバーオリジンがめくれた場合そちらを選ばれるリスクはある
《超次元エナジー・ホール》サイバー・サイキック・クリーチャーを呼び出す
《超次元ガロウズ・ホール》《竜骨なる者ザビ・リゲル》《ハイドラ・ギルザウルス》を同時採用するならサブプランになる
サイバー・サイキック・クリーチャーメインデッキの3種にカウントされない
《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》アンタッチャブル《勝利のガイアール・カイザー》が天敵
《時空の尖塔ルナ・アレグル》ターン終了時に手札交換で《キリコ》を引き込む
《ガロウズ・セブ・カイザー》被アタックトリガーでドロー。コスト6なので《エナジー・ホール》からはつながらない
+  ナーフ前

大型クリーチャー [編集]

ワンショット系

《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》シールド焼却するスピードアタッカー
《不敗のダイハード・リュウセイ》ブロッカー革命0トリガーなどがなければ、《サファイア》→《ボルバルザーク・エクス》でシールド5焼却+ダイレクトアタックが可能。
《勝利宣言 鬼丸「覇」》追加ターンがもらえるかもしれないスピードアタッカー

ロック系

《完全不明》強力なロック
《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》cipメタ
《ニコル・ボーラス》実質オールハンデス
《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》《ボルシャック・ドギラゴン》禁断解放ピンポイントメタ。《ニコル・ボーラス》と比べて《ボルシャック・ドギラゴン》の盾落ちや《禁断V キザム》もケアできる利点がある。
マナブーストが多めなので、《ピラフ》で回収し素出しもあり得る
《龍世界 ドラゴ大王》《大王》《VAN》《ナイン》のセット採用のロマンコンボ
《偽りの王 ナンバーナイン》

除去系

《偽りの王 ヴィルヘルム》盤面除去・ランデス
《百族の長 プチョヘンザ》クリーチャータップイン革命チェンジで出せば盤面全体除去

その他候補カード [編集]

《フェアリー・ライフ》コスト2のマナブースト呪文。S・トリガーで《アンプラウド》着地に間に合わせられるケースも出てくるかもしれない
《ピクシー・ライフ》コスト2のマナブースト呪文。《VAN》を入れている場合はもちろん、そうでなくとも偽装になる
《鼓動する石版》コスト2のマナブースト呪文。パンプアップはおまけ程度にしかならないことが多いだろう
《フェアリー・ミラクル》【5色キリコ・アンプラウド】に
《フェアリー・シャワー》1ドロー&1マナ
《ライフプラン・チャージャー》《アンプラウド》や進化元のサーチ&マナブースト
《ドンドン吸い込むナウ》《アンプラウド》や進化元のサーチ&バウンス除去

環境において [編集]

DMPP-28にて成立。カード紹介当時からコスト5ホール呪文で《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》を出し、次ターンに《アンプラウド》着地からの「大王VANナイン」ができると話題になった。
実際に実装されると、《勝利のガイアール・カイザー》による除去やコスト踏み倒しメタが多かったため、上記のロマンコンボは台頭せず【5色ミラミスキリコ・アンプラウド】やダイハード・サファイア・エクスによる全焼却コンボを使う【青緑赤キリコ・アンプラウド】が多くみられた。
《オトマ=クット》の発見により、メタクリーチャーを除去しつつ即座に《アンプラウド》に繋げられる【青緑キリコ・アンプラウド】も開発されている。

レンタルデッキの【5色キリコ・アンプラウド】も、レンタルデッキの中では格別のデッキパワーを持つ上に有象無象の【速攻】をシャットアウトする受けの固さもあったため、環境が固まる前で最新のカードをまだ揃えていないプレイヤーも多かったDMPP-28発売直後は比較的よく使われた。ただし山札を酷使する構築であり、変に《アンプラウド》を使ってのワンショットに拘っているとライブラリアウトの恐れがあるため、迅速な勝負を心掛ける必要がある。また、多色が25枚の構築である上に初動マナブーストが各4枚積みの《フェアリー・ライフ》《フェアリー・ミラクル》のみなので4ターン目スタートもざらで、物量で受けを踏み越える高速ワンショットには分が悪い。

参考 [編集]