超次元ゾーン [編集]
※上記の図はアドバンスのもの。オリジナルかつ《偽りの月 インターステラ》のようにゲーム最中に超次元送りでカードが0枚から1枚以上に増えた場合には、特に定位置はない。
ゾーンの一つ。
DM-36より登場したサイキック・クリーチャーに対応するために新たに作られた。
DMR-13より登場したドラグハートもこのゾーンに置かれる。
DMEX-18より登場したルール・プラス(現在《13番目の計画》のみ)もこのゾーンに置かれる。
双極篇まではデュエマ唯一のエクストラデッキともいうべきゾーンだったが、超天篇より超GRゾーンが登場した為唯一ではなくなった。
ゲーム開始時にデッキ外に用意しなければならないサイキックやドラグハートを設置する名目のゾーンで、初期状態で最大8枚まで(同名カードは4枚まで)を置くことができる。
主にこのゾーンに干渉できるカードは超次元の名称カテゴリに所属する呪文、あるいは「龍覇」の接頭辞を有するドラグナークリーチャーであり、その効果でサイキック・クリーチャーおよびドラグハートはこのゾーンからバトルゾーンに直接移動することができる。
当時は非常にマイナーながら、「《超覚醒ラスト・ストームXX》の下に《時空工兵タイムチェンジャー》などでサイキックではないクリーチャーを入れ、《ミスター・アクア》などでカードの束を直接超次元ゾーンに戻しても、含まれたサイキックではないカードはそのまま超次元ゾーンに置いて続行する」という回答は2014年時点で確立されていた。[1]
この挙動を、公式の仕様として取り入れたのが《怒流牙忍法 次元隠しの術》であり、それを皮切りに少しずつサイキックやドラグハートを設置するため以外の用途が増えていっている。
ゲーム開始時にデッキレシピに記載されるタイプのカードはアドバンスでのみ使用可能だが、超次元ゾーン自体はオリジナルフォーマットにおいても存在するものとして扱う。
よって、オリジナルでも《怒流牙忍法 次元隠しの術》などの超次元ゾーンに関するカードは問題なく使うことができる。
その場合のカード群の位置は、「墓地の隣」「バトルゾーンの端」「シールドゾーンと被ったような位置」と人それぞれ。なんにせよ、ゾーンが違うということは明確にして進行していきたい。
- この超次元ゾーンは公開情報であり、お互いに確認する事ができる。デュエル開始前にも確認できるため、相手のデッキタイプや色を知るためにも確認をしておこう。もちろん、それを逆手に取って超次元ゾーンの利用手段が無いデッキにサイキックやドラグハートを用意しておくブラフも有用である。
- ゲーム開始後、ゾーンの上限枚数はない。9枚以上になってもペナルティや8枚までに減らすなどの特殊な操作はなく、そのまま続行する。
- ゲーム開始時から非公開情報でありランダム性の求められる山札と違い、従来の「素材・サイズが統一されたカード」というフォーマットに沿う事が必要とは限らない。実際にその事を考えて作られたのがメタルカードや3D龍解カードであり、公式戦でも使用が可能。
- 図にもあるように超天篇から登場した新しいゾーンである超GRゾーンはこのゾーンの隣に存在する。(※左右どちらに置かなければならないとは明記されていない為、置かれている順番は問われない模様。)
- 一見すると『遊戯王OCG』の「エクストラデッキ」などに代表される外部ゾーンの一つであり、実際《時空工兵タイムチェンジャー》など裏技を使わない限りサイキックとドラグハートだけが入るゾーンとして用いられた。
- 多くのTCGには第2の墓地のようなゾーンが採用されていることが多く、特に知名度の高い呼び方に「除外」[2]がある。デュエマの超次元ゾーンはそのような場所として認識が改まってきた。
「カードを追放する」効果を超次元送りで再現したコラボカード《生ける屍》はまさにその代表例と言える。
参考 [編集]
ttps://deneblog.jp/blog-entry-3325.html
「除外」は『遊戯王OCG』のもの。『Magic:The Gathering』では「追放領域」、『ポケモンカードゲーム』では「ロストゾーン」と命名されている。