コストパフォーマンス [編集]
カードのマナコストとその能力や効果を対比させた度合い。「支払うマナコストと比較して、その能力または効果が優秀だ」と判断された場合、「このカードはコストパフォーマンスに優れている」等といった表現で使われる。
上位互換は(下位互換と比べて)コストパフォーマンスが高い、というのはわかりやすい例。
これ以外にも、「《エナジー・ライト》と《王立アカデミー・ホウエイル》は、コストあたりのドロー枚数を考えると後者の方がコストパフォーマンスが高い」[1]など、計算を用いて比較することもある。
コストパフォーマンスの優劣の判断には、コスト論が用いられることが多い。
基準となるコストまたはパワー(多くの場合はバニラ)を想定し、そこから能力を差し引きして考えるというものである。
コストパフォーマンスが高いというのは、同じ、あるいは似通った能力を持つカードの中で性能が高いということである。そのため単純にコストパフォーマンスが高いことが「強い」ことに直結するとは限らない。単純な能力しか持たないカードであればなおさら。
とはいえ、逆に言えば強力なカード同士がデッキでお互いの隙間を埋めるほど、コストパフォーマンスの高さによる恩恵が出やすくなる。デッキコンセプトを優先した上で、そのデッキパーツには可能な限りコストパフォーマンスが高いカードを採用するに越した事はない。
- コストパフォーマンスに優れたカードばかりで組まれたデッキがグッドスタッフである。
- 突出したコストパフォーマンスを持つカードは「パワーカード」と呼ばれることがある。
しかしこちらもコストパフォーマンスではなくスペックやカードパワーが高いときに用いられる場合が混在しており、その境界は曖昧。
参考 [編集]