シールド・フォース [編集]
シールド・フォース(このクリーチャーを出す時、自分のシールドを1つ選んでもよい。そのシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーは次のSF能力を得る) |
シールド・フォースとは、キーワード能力の1つである。
そのクリーチャーを出す際に自分のシールドを1つ指定し、そのシールドがシールドゾーンに存在する間、特定の能力を得られる。
DM-28で登場した。
不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー VR 光文明 (7) |
クリーチャー:エンジェル・コマンド 9000 |
W・ブレイカー |
シールド・フォース |
SF−このクリーチャーは「ブロッカー」を得る。 |
SF−このクリーチャーが離れる時、離れるかわりにとどまる。 |
詳しく言えば、
「このクリーチャーがバトルゾーンに出る際に、自分のシールドを1枚選んでもよい。」(状態定義効果)
「このようにして選ばれたシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーはSF(シールド・フォースアイコン)以下の能力を得る。」(常在型能力)
の2つの処理から成る。
この能力を使う上ではいかにしてシールドを保持するかが重要なので、ブロッカーを並べたり、《ハッスル・キャッスル》で最後までブレイクを別の対象に移す等、シールドを守るカードを一緒にデッキに投入する必要がある。
また、わざとシールドをブレイクしやすい状況にして、相手をトリガーやシールド・プラスで追加したシールドに誘導するという使い方もある。
シールドを守るにしろ守らないにしろ多くの場合1ターンはその効果を保つので、そのつもりで使うのもよい。
シールド・フォースのルール [編集]
- シールド・フォースの効果が発生しているクリーチャーが進化した場合、その効果は失われる。
その他 [編集]
- どのクリーチャーのシールド・フォースがどのシールドに対して働いているか分かりやすくなるように便宜上シールド・フォースを持つクリーチャーの下にそのシールド・フォースで選んだシールドを置く場合もある。
シールド・フォース(バトルゾーンに出た時、自分のシールドがあるなら、次の能力を得る。この能力は、自分のシールドゾーンからカードが離れた時に効果を失う) |
この能力を持つクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドがあれば能力が有効になり、自分のシールドゾーンからカードが離れたら能力が無効になる。
この変更により、相手の《魂と記憶の盾》や自分の《ホーリー・メール》等でシールド化して中身が分かっているシールドをブレイクに誘う戦術ができなくなっている。また、1つのシールドがシールドゾーンから離れることで必ず全てのシールド・フォースが解除される。
- シールド・フォースが有効になった後で追加されたシールドが離れた場合もシールド・フォースが解除される。
- TCG版では状態定義効果と常在型能力で成立していたため、出したときには既に「次の能力」を得ていたが、デュエプレでは「『バトルゾーンに出た時に条件を満たしていれば次の能力を得る』能力」に変更された。これにより、TCGとは以下のようなケースで挙動の差異が発生する。
- 常在型能力の適用が問題となる場合。例えば、パワー-5500の常在型パワー低下が効いている状況で、《天武の精霊ライトニング・キッド》を出した場合、デュエプレではパワー11000になる前にパワー0になり破壊されてしまう。TCGではパワー11000-5000=6000のクリーチャーとしてバトルゾーンに出る。
- 誘発型能力の解決順が問題となる場合。
- 例えば、《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》を相手ターン中に(S・トリガーの《ヘブンズ・ゲート》等で)出した場合、相手の《百発人形マグナム》の能力が先に誘発する。デュエプレではこの時、《パーフェクト・ギャラクシー》の除去置換効果はまだ有効になっていないため、《パーフェクト・ギャラクシー》を破壊対象に選んでしまうと、そのまま破壊されてしまう。TCGでは《マグナム》も能力が誘発する前に除去体制を獲得するため破壊されない。
- 例えば、シールドが0枚である状況で、《ヘブンズ・ゲート》等で《奇跡の精霊ミルザム》と《パーフェクト・ギャラクシー》を記載の順序で出した場合、《ミルザム》のシールド追加が先に誘発する。《パーフェクト・ギャラクシー》の能力を解決する時点ではシールドがあるのでシールド・フォースによる能力付与が行われる。
- シールド・フォースで与えられた能力を失うタイミングは「自分のシールドゾーンからカードが離れた時」と誘発型能力のタイミングであるかのように書かれているが、実際は誘発や解決を行うことなく、能力が失われる。
- シールド・フォースが有効である《パーフェクト・ギャラクシー》がある状態でシールドがブレイクされ、そのシールドから《アポカリプス・デイ》をS・トリガーで唱えた場合、《パーフェクト・ギャラクシー》のシールド・フォースで与えられている除去耐性はシールドがブレイクされた瞬間に無効になるため、破壊される。
- TCG版では同じく戦国編で登場したカードタイプである城には、要塞化してあるシールドからブレイク対象を移すことができる能力を持つものがあり、それがシールド・フォースとシナジーを形成していた。デュエプレの処理だと対象を移す行為はシールド・フォースとのシナジーがなくなっている。同様に《メロッペ》のような能力が登場したとしてもシナジーは形成されない。また、《マーシャル・クイーン》で加えたシールドをそのまま戻した場合でも、離れていることには変わりないために無効になってしまう。
- その後、TCG版で身代わり能力を持っていた城が実装されたが、デュエプレでの実装に当たり、身替わり能力は別の能力へと変更され消滅した。
- 概念としては「完全決闘」が近い。そのクリーチャーが出た時点でシールドがある(=完全決闘ができる)なら、自動的に完全決闘が開始され、シールド・フォース能力のボーナスを得られる。そこから、相手からのブレイクだけでなくシールド焼却やシールド回収でも完全決闘の失敗とみなされ、シールド・フォース能力のボーナスが切れるといったところか。
シールド・フォースに関連する効果を持つカード [編集]
参考 [編集]