仙界 [編集]
フィオナの森の最深部にあるという未踏の地。
いろいろな物が眠っている場所。
《暴風の求道者フ・レイル》のフレーバーテキストにて初登場した。その《フ・レイル》の背中には光る物は仙界特製の「雷宝珠」だと紹介されている。
- 初期は自然文明の聖地であったようだが、そのころから光文明が度々干渉していたことが明らかになっている。
- 不死鳥編ワールドマップでは終末魔導大戦で破壊されたのか直接の登場はないが言及はされており、仙界から「樹脈石」と呼ばれる全ての生命の記録が封印されているらしい世界で最も重要な秘石がアーク・セラフィムによって運び出された。しかし、ユニバースからのフェニックスが密かに狙っているとされている。樹脈石をユニバースのフェニックスが狙っていた理由については現時点で明かされていない。
- ちなみに仙界からの遺産を守っていたはずのアーク・セラフィムは仙界の管理者として登場したゴッドによって壊滅的な被害を与えられたことが極神編ワールドマップで示唆されているため、流れだけで見れば仙界に尽くそうとした者達が仙界の主に粛清されるというなかなか理不尽な展開になっている。
- デュエチューブにおいて、デュエル・マスターズ プレイス世界では、仙界からの干渉がTCG世界に比べて多くなっている事が言及された。
- デュエプレ特有のマナシステムである「文明の解放」についても仙界の影響によるものであるらしい。下記、仙界の文明についての設定も考慮するとそのような事も不可能ではないということか。
属する文明について [編集]
以上のように仙界は様々な文明との深い関係が描かれ続けてきた土地であり、どこの文明に帰属する領域であるか確定することは難しい。
2021年ごろ以降のメディア展開の中で仙界についての設定の掘り下げが相次いだが、デュエチューブの10月23日付公開動画における言及でも「複数の文明が混在している場所」「5文明に分裂する前の世界」と形容・説明されている。これは極神編において仙界に関連する多色クリーチャーが多数登場したことに符合する。
DMBD-18版《龍仙ロマネスク》によれば蒼狼の一族が世界を五文明に分割した時、わずかに残った「分割されなかった土地」が「仙界」と呼ばれるようになったとのこと。
TCGとデュエプレは背景ストーリーが異なっているもののこの設定については共有されているようで、デュエル・マスターズ プレイス版の《霊翼の宝アルバトロス》でも仙界には「五文明が五つに分かれる前に持っていたエネルギーが満たされている」とされている。
一方DM23-BD5版《ピクシー・ライフ》では「キング・ロマノフがゼロの力を求めて仙界を侵略する」旨のフレーバーテキストが書かれており、無色とも何らかの関係があることが示唆されている。
上位存在との関係 [編集]
《覇王ブラックモナーク》や《サファイア・ウィズダム》など、複数の並行世界を跨って自在に行き来する高次元のクリーチャーを上位存在と呼ぶ。
一方で、近年ではアカシック兄弟や《煉獄大帝 キング・ロマノフ》といった上位存在のように並行世界を認識し行き来できるクリーチャーが「上位存在ではない」と分類される例が多く登場し、上位存在の定義についてやや曖昧になりつつあった。
これについて2025年5月3日付のデュエチューブ解説動画でより詳しく掘り下げられ、上位存在は複数の並行世界に跨って活動できる存在であることに加えて、仙界の出身者だったり仙界が成立する以前の時代から存在していたといった仙界との所縁の有無があるかどうかがもう一つの分類条件になっていることが明らかになった。
このため、並行世界を移動できるクリーチャーのうち《サファイア・ウィズダム》や《仙界一の天才 ミロク》の関係者たちは仙界出身であるため上位存在であり、また《覇王ブラックモナーク》やイデア・フェニックスは仙界出身ではないが仙界成立以前の時代から存在していたため上位存在に分類される。
一方で先述のアカシック兄弟や《煉獄大帝 キング・ロマノフ》は複数の並行世界を行き来できるが、仙界に所縁がないため上位存在と分類されず、また仙界出身だが世界間の移動を行えない《龍仙ロマネスク》もまた上位存在に分類されていない。
参考 [編集]