付与 [編集]カードになんらかの能力を与えること。 ルール上の意味で能力を与える、すなわち特性追加をするものがまず該当する。 当ページでは、付与の種類を以下に分けて解説する。
「付加」とも言う。
例えば《百万面相 トカゲ丸》は『自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得、アンタップしているクリーチャーを攻撃できる。』という能力を持つ。 詳しく見ると、スピードアタッカーを与える部分は「スピードアタッカー」という能力そのものを与えているので1.の意味の付与になる。 また、「自分の他のクリーチャーが相手のクリーチャーとバトルする時、かわりにこのクリーチャーにバトルさせてもよい。」という能力に関しても、自分のクリーチャーに「このクリーチャーが相手のクリーチャーとバトルする時、かわりに《百万面相 トカゲ丸》にバトルさせてもよい。」という能力を与えているのとほぼ同等の効果があり、2.i.の意味の付与と見ることができる。 1.と2.は一見似たような挙動をするが、「能力・効果の発生源」「能力の無視」が絡んでくると、この2つの区別は重要になってくる。詳細は後述。 1.について [編集]「クリーチャーに〇〇を与える」(革命ファイナルから登場)か「クリーチャーは〇〇を得る」と書かれているものが該当する[1]。まれに「クリーチャーは〇〇を持つ」というものも存在するが、効果はすべて同じ。
2.について [編集]以下のものは、1.と違って実際には能力を得ているわけではない。 2.i.について [編集]「AがBしたとき、Cする」という能力は、あたかもAが「このクリーチャーがBしたとき、Cする」という能力を持っているかのように運用できる。しかし、効果の発生源はあくまでも「AがBしたとき、Cする」という能力を持ったカードである。 《ハッスル・キャッスル》は、自分のクリーチャーを《アクア・ハルカス》と同じキャントリップ持ちとして扱えるようにするが、出たクリーチャーが1ドローさせているのではなく、あくまで《ハッスル・キャッスル》が1ドローさせている。 2.ii.について [編集]単発的効果や常在型能力が、「対象はブロックされない」「相手の攻撃クリーチャーは、可能であれば対象を攻撃する」という継続的効果を与えることがある。 一見するとそれぞれ「このクリーチャーはブロックされない」や「相手の攻撃クリーチャーは、可能であればこのクリーチャーを攻撃する」という常在型能力を得ているかのようになる。が、実際にはその能力を得ているわけではなく、そのクリーチャーがその効果の発生源として扱われることもない。 ルール [編集]1.と2.i.の差によって起こること(発生源の違い) [編集]
1.と2.ii.の差によって起こること(能力と効果の違い) [編集]
その他 [編集]
参考 [編集]タグ:
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