《アセビ with(ウィズ) 9OD(ナインオーディー)-2(ツー) [編集]

アセビ with 9OD-2 VR 自然文明 (2)
クリーチャー:スノーフェアリー/テクノ・サムライ 3000+
D・D・D[光/火/自然(6)](自分のクリーチャーが攻撃する時、このカードを[光/火/自然(6)]支払って自分の手札から実行してもよい)
このクリーチャーが「D・D・D」によって出た時、このターン、自分のクリーチャーすべてのパワーを2倍にし、「パワード・ブレイカー」を与え、それらはすべてのバトルに勝つ。
相手のクリーチャーがコストを支払わずに出た時、そのクリーチャー以下のコストのクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。

DM25-RP4で登場した自然スノーフェアリー/テクノ・サムライ

相手が踏み倒した時にこちらも任意で踏み倒せる、という変則的なコスト踏み倒しメタクリーチャー。
白赤緑D・D・Dで6マナと中量級クリーチャーになるが、cipで自分のクリーチャーを劇的に強化できる。

コスト踏み倒しメタ能力は、ターン不問かつ「相手のクリーチャーがコストを支払わずに出た時」なので、こちらが踏んだS・トリガーに対しても発動できる。結果、S・トリガーを踏めば踏むほどこちらの頭数が増えることになり、マナゾーンのカード次第では防御札という本来攻撃側の裏目になり得るはずのそれを逆に相手の裏目にできてしまう。

もちろん相手ターンにおいても強力で、コスト踏み倒しコンボを主体とするデッキは何らかの手段でこのカードを無効化しなければ逆にこちらのエースを早期着地させてしまうリスクがある。

ただし、この踏み倒し能力で出すカードの供給源はマナゾーンである。調子に乗って乱発し次の自分のターンに動けない、ということがあってしまっては本末転倒なのでよく考えて使う必要がある。

D・D・Dで出す場合、そのコストは[光/火/自然(6)]と非常に重くなってしまうが、その分効果は強力。
自軍全体に対しパワー2倍のパンプアップ+パワード・ブレイカー付与を行うことでブレイク数がおおよそ倍加し、ブロックされてもすべてのバトルに勝つも付与されるため隙が無い。

  • 自分のターンにコスト踏み倒し効果を使用した場合、ターンプレイヤー優先のルールによりこの能力で後から出た自軍クリーチャーがcipを先出しできる。
  • 踏み倒し効果にターン指定がないため、双方のバトルゾーンに《アセビ》がいる時に誰かが踏み倒しをすると、条件を満たせないか放棄するプレイヤーが出るまで連鎖的に踏み倒しが行われる。
  • カード発表時点では《9OD-2》にあたるクリーチャーは不明。《アセビ》の出自から、プレイヤーからは「9体のオリジンドラゴン」の1体と考察する声もある。
    • 《勝利宣言 鬼丸「覇」》を筆頭に、ドラゴンに騎乗したクリーチャーはドラゴン種族を得るのが通例だが、このカードは有していない。オリジンのドラゴンは龍であって龍でないとされる場合もあるが、それならば《アセビ》本人の種族ですらあるオリジンを失っている点に謎が残る。(ただしコスト2以下のドラゴンは自壊や攻撃制限などのデメリット能力を持つ傾向があるため、単にゲーム的調整でドラゴンが付いていない可能性もある。)
    • 「9」という文字はLeet表記において「G」として用いられる場合があり、そちらで読むと「GOD」になる。オリジンのゴッドは外見がドラゴンに似ることとも合致するが、命名ルールにLeetを含むのはサムライではなくシノビの方である。

サイクル [編集]

DM25-RP4で登場した、友好色3色のD・D・Dで出した際に追加効果を発動する単色クリーチャーサイクル。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]