《ビックリ・イリュージョン》 [編集]

ビックリ・イリュージョン UC 自然文明 (3)
呪文
S・トリガー
種族をひとつ選ぶ。このターンの終わりまで、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて、その種族を追加する。
※プレミアム殿堂

DM-20で登場した呪文。

好きな種族を追加するという、様々な用途で使える能力を持つ。「種族」がテーマの不死鳥編を象徴するかのようなカードである。
このカードが真価を発揮するのは、当然ながら専用のコンボデッキ。

代表的なコンボは以下。

種族を追加するカードはこれ以前には《レジェンド・アタッカー》や《シータ・トゥレイト》などが存在したが、任意の種族を追加するのは今でもこのカードのみ。
その唯一無二性から色々な意味で不可能を可能にできるこのカードはファンデッキを中心にプレイヤーをしばしばビックリさせていた。

エピソード1環境では特に活躍していたわけでもないにもかかわらず、2012年8月11日付で突如殿堂入りが決定。多くのプレイヤーをビックリさせた。後に登場したアタック・チャンス呪文と強力なシナジーを生み出すことが原因だろう。

本カードの殿堂入りが予想外であったこととそのカード名から、ビックリ枠という俗語が生まれた。

殿堂入りしてからはこのカードを中心にしたデッキを組むのは難しくなった。以降は専らユニークなファンデッキ用のコンボカードとしての立ち位置であったが長い時を経てアドバンスの【ゴルギーオージャー】にスーパーサブとして使われるようになった。

  • これまで名実ともにネタカード扱いされていたこのカードがエクストラウィンに直結するフィニッシャーとして突如環境入りしたことにビックリするプレイヤーも多かった。ようやく実戦の場で日の目を見るようになったと言える。

しかし種族関係のギミックを歪めてしまうようなデザインが今後のカード開発の障害になると判断されたためか、2026年3月16日付でプレミアム殿堂に昇格。二度目となる突然の規制に再び多くのプレイヤーをビックリさせた。

《ビックリ・イリュージョン》が環境にかすりもしないカードだから殿堂入りの状態で放置されていたようなもので、環境デッキの【ゴルギーオージャー】が上振れとして採用し始めた時点で呪文横取り含めて対戦中で何らかのジャッジ泣かせが発生する恐れが生まれてしまったせいでプレミアム殿堂入りしたということは想像に難くない。
DM25-EX4発売時点ではカード名ではなく種族指定でリンクするデュエリスト・リンクの挙動をおかしくしてしまう問題も指摘されていたため開発部にとっても看過できない存在となってしまったのだろう。

このカードを用いたコンボは裁定が非常にややこしくなり、特にダイナモの能力の受け渡しを利用すると、あらゆるクリーチャーの能力を好きなように組み合わせることができるため、その中には無限に処理が実行されゲームを崩壊させかねない組み合わせや、二律背反によってゲーム自体が進行不能になる組み合わせも存在する。
カードをデザインする際に常にこのカードを念頭に置いて能力を決めなければならなくなると、カード能力の幅を著しく狭めかねない。

ゲーム内のみならず殿堂レギュレーション改訂でも最後までプレイヤーをビックリさせ続けた1枚であった。まさしく名は体を表すカードであったというところか。
殿堂入り・プレミアム殿堂の経緯から、以降も絶対に「自由選択で種族追加できる」タイプの調整版は出ることはないと断言できるカードである。

ルール [編集]

その他 [編集]

  • 非常に有名なカードだが、再録された事が無いので現在は入手困難である。
  • フレーバーテキストの元ネタは、Magic:The Gatheringのカード、[[《Illusions of Grandeur》>http://mtgwiki.com/wiki/Illusions_of_Grandeur]]の、「幻術によりウサギが竜に見える」というカードイラストからきたものと思われる。
  • 線画版がイラストレーターのTwitterにて公開されている。
    おとぎ話の挿絵のような雰囲気をもつイラストは必見。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-20
    魂の本質を変えてしまえば、ウサギだって竜になれる。

収録セット [編集]

参考 [編集]