再録 [編集]
以前に登場したカードが、新しいカードセットに再び収録されること。
古いエキスパンションは生産が終了されてしまい、特にレアリティが高いカードは入手困難になり、古参と新参の間でカード資産に差ができてしまう。(→絶版)
再録はそのような格差を解消するために行われる。
基本的には構築済みデッキやコロコロパックシリーズ等の特別拡張パックによって一斉に再録が行われる。
《ダーク・ルピア》などのように通常のエキスパンションの枠に過去のカードが再録されるケースもある。
2022年以降はトレジャー枠が追加され、年間を通して再録カードが入手できる様になった。
再録によって起こる事 [編集]
- 再録されたカードは流通量が増えるので値段が下がる。カードを買う側であるプレイヤーには嬉しいが、シングルカードを取り扱うショップには損失を与えてしまう。メーカーにとってはゲームバランスの調整と並んで難しいところだろう。
- カードショップ従事者目線では再録は確かにシングルカードレートを下げる出来事だが、買取価格と販売価格を調整すれば結果的には粗利益には悪影響が無く、寧ろ販売価格が安くなることでより多くのプレイヤーにシングルカードが行き渡り、結果的にカードショップの利益が増えるという見方もある。
- 再録の際にカードイラストが大幅に変更されると、古いカードの価値が損なわれない場合がある。コレクター層と対戦重視の層で需要に住み分けができるので望ましい再録といえる。スーパーデッキの銀枠仕様も同じようなことがいえるだろう。
- ブロック構築など、特殊レギュレーションで一部のカードが使用できる様になる。短期間しか続かない手段だが、これも古参と新参の差を埋める方法と言える。
再録されるカードの傾向 [編集]
- 上位互換・相互互換の出現。《アクア・ハルカス》の様に同じ効果を持つのなら、単純に強いカードの方を殆どのプレイヤーは使う。
- 周囲のカードパワーに対する敗北。《光陣の使徒ムルムル》や《魔刻の斬将オルゼキア》の様に唯一無二の効果を持っていても、周りのカードが強くなりすぎると太刀打ちできなくなる。
- 殿堂入りによる規制。《魔龍バベルギヌス》の様に、殿堂カードとなる事でデッキに複数枚積む事が出来なくなり、単純に必要性が減って使用されなくなっていく。プレミアム殿堂に至っては数える程度しか再録経験が無い。
- 特殊カードのフィーチャー終了に伴う、採用頻度の減少。《至宝 オール・イエス》や《時空の英雄アンタッチャブル》は再録の多いカードだったが、クロスギアや超次元ゾーンのフィーチャーが無くなるにつれて採用されなくなっていった。
- 近い時期に再録されたカードは間近の殿堂入りを免れやすい傾向にある(殿堂入りさせてしまうとそのパック・デッキの売れ行きに影響が出るため)。
再録の歴史 [編集]
デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]
参考 [編集]