火 [編集]
特性である文明の一つ。背景ストーリーでの活躍は火文明を参照。
赤い色と歯車のマークで表される。MTGのカラーに対応させて「赤」とも呼ばれる。
実際のゲームでは、スピードアタッカーや火力(近年ではコスト火力)などが特徴的である。
非常に攻撃的な色であり、パワーアタッカーやスーサイドウィニーが全文明で最も多い。そのため、ビートダウン、特に速攻中心になる。
敵、味方を問わず何かを破壊するカードが多く、全体除去が可能なカードも多い。ブロッカー破壊能力も多く、相手の防御を崩す手段にも長ける。
毎ターンタップされていないクリーチャーを攻撃できるのも基本的にこの文明だけの特権である。
なお、自然にてマッハファイターや疑似マッハファイターによる結果的なアンタップキラー(《ΔΔΣ シグマティス》や《生命と大地と轟破の決断》など)によって起こり得るが、自然文明のものは永続ではないことで区別されている。
しかし、瞬間的な破壊や強化に長けている反面、純然たるドローは苦手など、長期的にアドバンテージを取るのが非常に苦手である。火でも《爆山伏 リンクウッド》《天守閣 龍王武陣》といった「手札に加える」系は多少ある他、手札交換という形でドローできるカードが増えている。
カラーパイが厳密になってからは、マナ利用と墓地利用はほとんど新規が登場していない。《超竜ヴァルキリアス》や《邪神M・ロマノフ》といった古いカードだからこそ許されたタイプや、新しいカードでも《禁断 ~解放せしX~》のように「様々なゾーンから」の言い換えで結果的にリアニメイト可能といった形ぐらいなもの。
防御札も基本的には低品質。良いものは敗北回避の発生、《爆殺!! 覇悪怒楽苦》や《ストーム・ハイパーXX》のいった大きい火力、コスト99を捨てた場合の《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》などはある。一方、《Eineのマイク》や《紅唱龍マグマイッピツ》といったサイクルの別文明と比べてかなり使いづらいものが数多く存在している。
単色のブロッカーは1枚も存在しない唯一の文明。一応ガードマンを持てる文明の一つである。
背景ストーリーでは「混沌」を司る文明ということで、トップデックをめくって能力の成否を決めたり、追加ターンを得たりするなど、ギャンブル的な能力や一風変わった能力を持つカードも多い。
- 数値を参照するサイクルでは他の文明より一歩劣ることが多い。これも上記のカードアドバンテージを取るのが下手という点が大きく影響している。
- クリーチャーのサーチも得意とするが、そのほとんどに種族の縛りがあるのが特徴。特にドラゴン限定のサーチが多い。
- ブロッカー破壊以外では専ら火力、コスト火力による除去が主流で、当然ながらカードが重くなるほど破壊できる範囲も広がる。だが、火力で除去するという事は、裏を返せば除去できる範囲が決まっているという事でもあるため、他の文明と比べて大型クリーチャーを破壊しづらかったりと融通が利かないこともある。そのため、除去が得意な文明かと言われると一概には言えない。ただし、割り振り火力であったり、全体火力であったりと小型クリーチャーの一掃は得意である。
- 多色含め漫画で主人公や敵ボスが主に扱う文明というのもあって、背景ストーリーや新規ギミック等で優遇されることが他の文明と比べて非常に多い。特にエピソード1から登場したレアリティであるビクトリーは大半が火文明で占めており、あたかもこの文明の為に作られたかのような存在とも思える。それ以降も構築済みデッキや高レアリティにおける単純な収録枚数の優遇には枚挙にいとまがないペースである。
- その一方、主人公や敵ボスとポディションが被るという事情もあり敵味方含めサブキャラクターで最高レアリティのクリーチャーを所持しているのは現時点ではボルツ、チョウキ、ハイドの3人のみと意外と少ない。
- 超次元呪文は軽量から重量まであり、軽いサイキック・クリーチャーをすばやく展開するか、大量展開するか、重いサイキック・クリーチャーを呼び出すかなど、柔軟な選択が出来る。サイキック・クリーチャーも軽量で粒ぞろいなカードから重量級のパワフルなカードやトリッキーなカードまで揃っている。
- 『デュエル・マスターズ パーフェクト ルール BOOK』によると「感情豊かで自由すぎるため内輪喧嘩が絶えないが、いざという時の結束力は強い」とのこと。
主な役割 [編集]
火文明の種族 [編集]
参考 [編集]