《「これ以上、蓄積された魔力を増やしてどうするのです?」》 [編集]
| 「これ以上、蓄積された魔力を増やしてどうするのです?」 C 無色 (2) |
| 呪文 |
| S・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ実行してもよい) |
| カードを1枚引く。 |
| 自分のマナゾーンにあるカードを1枚、裏向きにしてもよい。(マナゾーンにある裏向きのカードは、マナの数字が1の無色カードとして扱う。その持ち主はそれをいつでも見てもよい) |
DM25-EX2で登場した無色の呪文。
1ドローの後、任意で水晶マナを作るS・トリガー。久々に登場した蓄積された魔力のカードである。
手札を減らさずに水晶マナを作って次のターンの《シャングリラ・クリスタル》に繋げられるが、同じ役割の初動札には《水晶設計図》が存在する。そちらはS・トリガーこそ持たないもののサーチによって再現性を担保できる。
他にも無色では《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》《策士のシダン ニャハン》など、有色では《戦攻のシダン アカダシ/「いいダシがとれそうだ」》のサイクルや《「この私のために華を咲かすのだ!」》など、同コスト帯の競合相手が非常に多い。
《「この私のために華を咲かすのだ!」》のページでも解説されているが、S・トリガーの水晶マナ作成はクリスターナル・Kや水晶武装S・トリガーと相性が良く、それらの防御札が強い環境でサポートの役割を持てる。
また、《シャングリラ・クリスタル》にアクセスできる確率を少しでも上げたい場合は《水晶設計図》の5枚目以降、水入りでも《戦攻のシダン アカダシ/「いいダシがとれそうだ」》に次ぐ候補として一考の余地がある。
《ウラNICE》と同様《神化のカルマ シフォン》がいれば実質コスト0でサーチなどではない純粋な1ドローができる呪文でもある。
蓄積された魔力のためのネタカードのような存在だが、(ネタカードだからこそ?)しっかりとした背景ストーリーが存在する。
ソース:https://youtu.be/6ITNnLknyJ4?t=28m52s
- カード化する際に便宜上、一瞬の出来事が抜粋された形となっているが、実際には何十倍もの長さで終わった世界の美しさについて語っている。また、説得に応じなかった場合は武力によって強制的に世界の再始動を止めさせるつもりでいる。武力行使は自身の眷属が行うとのことなので、《グレート・流星弾》のフレーバーテキストとも辻褄が合う。
- ちなみに上位存在である自身がクリーチャーたちの前に現れたり戦いを起こしたりすることで生まれる物語については「必要経費」と捉えており、最悪弟の力で歴史を改変すれば語られなくなると考えているらしい。
- 以上の内容は《ウィズダム・シュタイン》の異常な行動ではなく、世界の再始動を止める手順として淡々と説明されている。監視者としての名声を得るまでに、同じ方法で無数の世界の再始動を阻んできたのだと思われる。
- 上記の背景ストーリーとは全く無関係に、蓄積された魔力の名称カテゴリを増やしても仕方がない、というメタ発言とも解釈できる。この名称カテゴリをサポートする新規カードは2018年以降登場しておらず、ほとんど忘れ去られたコンセプトとなっている。同弾でサポートカードが再録されることもなかった。
- このカードのフレーバーテキストも、「『無意味(蓄積された魔力のテーマデッキは無いに等しい)』に『無意味(需要の薄いテーマに強化札を配る)』を重ねるの?」と自虐していると受け取られても仕方ない書き方をされている。
- シュタインは、「終わった物語は美しい」と考えているため、美しいものに蛇足を加えようとすることを辞めさせる説得に「無意味に無意味を重ねないで」と発言するのは、流石に違和感が大きい。(余計なことを継続していることに脅しをかけるのなら「これ以上、無意味なことを続けてどうするのです?」で良いはず。すなわち「〜〜に無意味を重ねるの?」の「〜〜」部は何かしらの暗喩、例えば「終わった物語」の置き換えなど何らかの意図を含むはずだが、ここで矛盾が起こる。)
その他 [編集]
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]