《ブラック・ホーク》 [編集]

ブラック・ホーク VR 闇文明 (9)
クリーチャー:スプリガン/マフィ・ギャング 13000
T・ブレイカー
各ターンの終わりに、各プレイヤーは自身の手札をすべて捨てる。
自分のターン中、自分の墓地からクリーチャーを召喚してもよい。
自分のクリーチャーが離れる時、かわりに山札の下に置く。

DM25-EX2で登場したスプリガン/マフィ・ギャング

重量級のT・ブレイカーで、各ターンの終わりに全プレイヤーオールハンデスする。
また、自分のクリーチャー墓地召喚が可能になる。
ただし、自分のクリーチャーが離れる場合は除去置換効果山札送りとなる。

《奈落の葬儀人デス・シュテロン》と同様に、相手の戦術を大きく制限する能力を持つ。
《デス・シュテロン》とは異なり、こちらは制限のない墓地召喚を行えるため、各プレイヤーとのリソース差を広げることができる。

欠点としては、コストが重く、正当な手段で出せる頃にはお互いに十分なマナが溜まっており、オールハンデスを行っても相手に今引きで解決される可能性がある点が挙げられる。
早期に着地させ、相手のマナが十分にない状態で全ハンデスを決めるのが理想である。
コスト9という重さのため、マフィ・ギャングを持っているものの、《大影罪 ハデ・スザーク》《七王の円卓》によるコスト踏み倒しには対応していないのが問題点か。この場合は《阿修羅ンチュラ/傀儡が来る!》や、《阿修羅サソリムカデ》を経由する必要が出てくる。
コスト指定のない《闇王ゼーロ》《インフェルノ・ポータル》《♪ハックより 一時ずらして じゅうとなな》リアニメイトしたり墓地退化などで着地させたい。

また、墓地召喚はクリーチャー限定であり、このクリーチャー単体では墓地の非クリーチャーに干渉できないためデッキ構築には注意したい。

除去耐性のない重量級クリーチャーに共通する弱点だが、出した後にワンショットを耐えられ、S・トリガーなどで除去されると効果を発揮できないため、《同期の妖精》など、なんらかの保護手段を用意したい。
ただし、このカードの登場時点では既に《「この先は修羅の道ぞ」》のような複数面除去が一般的となりつつあるため、過信はできない。

総じて、扱いづらいがその分非常に大きな役割を単独で果たせる専用デッキ向けのカードと言える。

  • 《堕魔 グリナイブ》とは相性が良い。ウルトラ・セイバーでこのクリーチャーを除去から守りつつ、《グリナイブ》自身は上述の置換効果のルールによって山札の下ではなく墓地に置かれる。墓地から再利用して何度でもこのクリーチャーを保護できるため、相手は先に《グリナイブ》を直接除去しなければならなくなる。

その他 [編集]

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]