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仙界の麒麟児 ミロク SR 光/水/闇/火/自然文明 (40) |
クリーチャー:スターノイド/マシン・イーター 36900 |
このクリーチャーの召喚コストを、自分のマナゾーンにあるカードタイプ1つにつき7少なくする。ただし、コストは4以下にはならない。 |
ワールド・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から7枚を表向きにする。その中から、異なるカードタイプを持つカードを好きな数選び、手札に加える。残りを好きな順序で山札の下に置く。 |
相手がカードを実行した時、自分は同じカードタイプのカードを1枚、自分の手札からコストを支払わずに実行してもよい。 |
DM25-EX2で登場した光/水/闇/火/自然のスターノイド/マシン・イーター。
5色レインボーでありながらマナ数が1であるカードの1種である。
cipで山札の上7枚から異なるカードタイプのカードを好きなだけ手札に加えることができるワールド・ブレイカー。
加えて相手がカードを実行するたびに、同じカードタイプのカードを手札から使用して反撃できる。
40という莫大なコストを持つが、マナゾーンに存在する「カードタイプの種類」一つにつき7ずつコスト軽減できる。
そのため、カードタイプが5種類なら合計35軽減し僅か5マナで召喚できる…のだが、その要求値は非常に高い。普通のデッキでは、構成するカードは「クリーチャー」と「呪文」だけで完結してしまうからである。
このカードを扱う上ではクロスギアや城など様々なカードタイプの知識を総動員したい。
単純に様々なカードタイプを採用しただけでは安定性を欠くため、さらに一工夫が欲しい。
《クリスタル・フュージョン》など大量マナ加速で様々なカードタイプが落ちるのを祈るか、《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》などを用いてキーカードを集めたいところ。
希少なカードタイプであるセルの新世界王の○○サイクルとタマシードの魔法陣サイクルは、色マナ基盤も兼ねるため真っ当な召喚を狙うなら殆ど必須カードと言える。
いざ着地してしまえば困難に見合った強烈な能力を発揮してくれる。
cipは《フォーチュン・ドンキッキー》の効果が山札の上を7枚まで見られるようになったもの。そのため、一部裁定や注意点などはそちらも参照。
参照するのがカードタイプであるのは同じだが、使いにくいコスト軽減能力とは打って変わって汎用性の高い手札補充能力となっている。
たとえクリーチャーと呪文しか捲れなくても《五番龍 レイクポーチャー ParZero》を凌駕する回収範囲であり、カウンター効果の下準備を自前でしてくれる。
相手のカードの実行に反応して同じカードタイプのカードを使えるカウンター能力にはコストの制限が無い。
最も強烈なのはクリーチャーの召喚に対して2枚目の《ミロク》を出し、手札補充を繰り返しながら次なるカウンターの効果も大きくすることだろう。それ以外でも相手ターンに干渉できる能力なので、除去やターンの残りをとばす能力を使えれば相手の戦略を滅茶苦茶にできる。
ただし、あくまでも相手がカードを実行しないことには何も対応できない。既にある盤面で殴れば勝ちという状況や、召喚でない直接バトルゾーンに出す能力には無力なことに気をつけたい。
ワールド・ブレイカーはS・トリガーに弱いという弱点を抱えるも、このカードの反撃効果は自分のターン中でも発動可能なので、踏んだS・トリガーと同じカードタイプをぶつけ返すことで反撃できる。ただし、《クエイクス・ハンド》の様なハンデス付きのS・トリガーには弱いので注意。
普通のデッキでは「クリーチャー」と「呪文」が大半を占めるという前述の事情は相手にも当てはまるため、コスト踏み倒しが現実的でないカードタイプを思い切って不採用とし、コスト軽減による召喚を諦めて《ミロク》自身をコスト踏み倒しで出してしまう方針で構築するのも手。
主な踏み倒し手段としては、相互コスト踏み倒しの関係にある《インフェルノ・ポータル》を始めとする各種踏み倒し呪文、莫大なパワーを活かした《ギガント・テキサリス》などのパワー12000以上シナジー、《ミステリー・キューブ》のようなガチャ、退化ギミック等が考えられる。