《ブリザド=ザルド》 [編集]

ブリザド=ザルド UC 水文明 (7)
クリーチャー:アズールアビス 5000
このクリーチャーを召喚する時、自分の手札を3枚まで捨てる。こうして捨てたカード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
ブロッカー
自分のターンのはじめに、カードを1枚引く。

DM25-RP4で登場したアズールアビス

ターンのはじめに、追加で1ドローできる置きドロー要員。

名目コストは7と高いが、召喚時に最大3枚ディスカードすることでその枚数×2だけ自己コスト軽減でき、結果その実質コストは最小で1まで減少する。

このコスト軽減能力により最速1ターン目に着地できるが、この場合はほとんど得ができない。先攻の手札5枚スタートの場合、マナチャージで手札-1、召喚宣言で手札-1、ディスカードで手札-3により、手札が0枚になってしまう。
このカードで捨てた手札以上の手札を得るには、4回「自分のターンのはじめ」を迎える5ターン目開始時点までこのクリーチャーが生き残っている必要がある。

それより少ない2枚捨て・1枚捨てした場合でも同様で、ディスカードした時点でアドバンテージを取り戻すのに必要なターン数が伸びることを意味するため、手札補充目的なら《ガ:ナテハ》《至宝を奪う月のロンリネス》といった自身以外を発生源にしたコスト踏み倒しで出すのが推奨されるだろう。

このクリーチャーの悪用できる部分として「非効率とも思えるほどの手札浪費ができること」だろう。
かつてネタカードとして見られていた《怨念怪人ギャスカ》が、長い年月を経て《零龍》の登場により殿堂入りとなったことから、相性の良いカードの登場次第では活躍の場が与えられる。

また、要求する手札リソースは非常に重いものの、名目コスト7のクリーチャーを1マナで出すことが出来るため、フシギバース《アビスベル=覇統=ジャシン帝》など高コストを参照するカードとのコンボが考えられる。

《樹食の超人》《神出鬼没 ピットデル》《魂晶海嶺ポセイドライト》など類似した性能のカードは複数存在するが、それぞれ性質は異なる。デッキの特性に応じて使い分けたい。

  • 自身の能力を最大まで使ってもその実質コストは1にしかならないが、「ただし、コストは0以下にはならない。」の指定が与えられている。
    《奇跡妖精サートゥル》など他のコスト軽減カードと合算することで0以下になりそうな状況にはできるが、有色を対象としたそういった外部のカードには0以下にはならない指定が入っているため、《ブリザド=ザルド》自体が持つ0以下にならない補足が実戦上意味をなす機会はほとんどない。

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]