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悪魔世界の豊潤 R 自然文明 (7) |
呪文 |
ヨビニオン(自分の山札の上から、この呪文よりコストが小さいクリーチャーが出るまで表向きにしてもよい。そのクリーチャーを出す。残りをシャッフルし、山札の下に置く) |
自分の山札の上から、自分のクリーチャーの数だけマナゾーンに置く。 |
DM24-RP4で登場した自然の呪文。ヨビニオン6を行った後自軍クリーチャーの数だけマナブーストを行う。
他のヨビニオンのように採用クリーチャーを絞ってしまうとマナブーストに期待出来なくなる。逆にマナブーストを重視しクリーチャーの頭数を増やすと、6以下という広い範囲から想定しないクリーチャーを引き当てるリスクが上がるのがもどかしい。必然的にどちらかの効果は割り切る必要が出てきてしまう。
不確定要素の多いヨビニオンはオマケと割り切り、マナブースト手段として使う場合、《ドルツヴァイ・アステリオ》や《セブンス・タワー》などの安定したマナ加速カードが豊富に存在するため、あえてこちらを使う意義を見出すのは難しい。また、7マナ時点で場に十分な頭数が揃っている場合、ブーストするまでもなくフィニッシャーを出してゲームを終わらせにかかるべき頃合いである。
一応、頭数はGRクリーチャー等で稼ぎメインデッキはクリーチャーを絞った専用デッキにする、という手もある。いずれにしても、投入されるデッキはかなり限られるだろう。
一方、「マナゾーンのカードの枚数以下」から続く能力を持つコスト6以下のクリーチャーの一部とは相性が良い。
呪文を用いて2→4→7とマナブーストする前提となるが、《魔令嬢バロメアレディ》を踏み倒しつつ《バロメアレディ》のcipと合わせて丁度10マナに到達することができ、すぐに《悪魔神ドルバロム》や《悪魔神バロム・クエイク》を踏み倒すことができる。その際のマナブースト札候補となりえる《従獄の死神シンベロス/「地獄まで我に従え」》や《呪烏竜 ACE-Curase/繁栄の鏡》、踏み倒し候補となるバロムが揃ってヨビニオン6対象外であり《バロメアレディ》の踏み倒しを容易に確定させられる点も相性が良い。仮に2→4→7のマナカーブが描けなかったとしてもこの呪文を打てた時点で《バロメアレディ》と10マナ以上がほぼ確定してそのターン中にフィニッシャー級のバロムまで繋がるため上述した問題を解決できている。
また、《蒼狼の王妃 イザナミテラス》とそれを軸とした青緑型の【キリコスクリプトループ】とも相性が良い。【キリコスクリプトループ】は《エンペラー・キリコ》の濁りにならないようにループとフィニッシュ用クリーチャー以外の採用を最小限に抑える必要があるため同時にヨビニオン6の濁りにもなりづらく、ループ開始条件の一つが7マナ以上であることからこの呪文を《キリコ》の濁りにならない《イザナミテラス》の5枚目以降として採用できる余地がある。