コスト火力 [編集]カードのコストを参照する除去。破壊の手段として、火力と並んで火に多く見られる。闇にもいくつか存在する。 火の場合、数字が決まっているコスト火力が多めで、闇の場合、《怨念集結》をはじめとして値が可変のコスト火力が多い。ただし《U・S・A・BINTA》や《奈落のニャンコ・ハンド》のように逆転する例外もある。 初出はコロコロコミック2006年7月号付録である《炎竜凰シャイニング・ノヴァ》。
通常の火力との唯一かつ最大の違いは、参照するのがパワーかコストかという点。範囲外となり除去できないクリーチャーがいるのは火力と同様であるが、コスト参照のこちらの方が腐りづらい。 例えば《めった切り・スクラッパー》と《スーパー炎獄スクラッパー》を比べた場合、終盤になると全てのクリーチャーのパワーが5000を超えることもあり得るのに対し、コスト6以下のクリーチャーが1体もいなくなることは滅多にない。そのため、《スーパー炎獄スクラッパー》が破壊できないパワー6000台のW・ブレイカー持ちなどもマナコスト次第で破壊できる。 またカードゲームの宿命としてカードパワーのインフレは避けられず、特にバニラの基礎パワー上昇は顕著である。一方、コストの方は、カードパワーがインフレすればするほど、むしろ相対的に低下することになる。従って通常の火力を放つカードは上限値を高めるなどのリメイクを要しその都度デッキのカードを入れ換えることになるが、コスト火力には基本的にその必要性がない。 ただ革命編以降は、《轟く侵略 レッドゾーン》や《蒼き団長 ドギラゴン剣》、《“罰怒”ブランド》のように、高コストでありながら自力でコスト踏み倒し、コスト軽減しながら序盤からバトルゾーンに登場するフィニッシャーが増加したため、近年はコスト火力もインフレする傾向が強くなっている。 また、パワーを増減させる効果は数あれど、バトルゾーンのカードのコストを増減させる効果は未だ存在しないため、射程圏外のカードはどう足掻いても除去できない。逆に言えば、射程範囲内のカードは耐性持ち以外は確実に仕留められるということなので、役割をはっきりさせやすい。
コスト火力を持つカードの例 [編集]
など コスト割り振り火力を持つカードの例 [編集]など 参考 [編集]タグ:
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