デトロイト・テクノ [編集]

漫画「ビクトリー」及びアニメ「ビクトリーV3」に登場したキャラクター《神聖鬼 デトロイト・テクノ》が実体化した姿。2人組の図体の大きい方がデトロイト・テクノである。
アニメ版の担当声優は大川透氏。

アニメ [編集]

第31話から登場。「ヨミの怒りを買った」としてバラモンと共にオラクルの書に封印されていたオラクルの神官。

カードオラクル転生させる力があるらしく、劇中では《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》《神青輝 P・サファイア》に変化させていた。
使用するのは自然文明ブーストや、《戦慄のプレリュード》で切り札の《P・サファイア》の早期召喚を狙うターボ型のオラクリオンデッキ。本人の実力も高く、《P・サファイア》と《呪紋のカルマ インカ》のコンボでドラゴン龍を下す。

第32話では、「かつて《潜行する穿孔 ギーガ》を使って脱獄した大男の囚人」がいる監獄島を、《神青輝 P・サファイア》を使って占領。オラクルの影響を受けたクリーチャーのカードを渡された囚人たちを宿主に凶悪なクリーチャーを養成するクリーチャー島に変えてしまう。
その話の中で勝太に敗北するも、本来の姿を見せていない為かヨミイズモの様に消えることなく、《P・サファイア》に跨って逃亡した。

  • この際覆面デュエリストからの「ヨミの部下か?」という質問に対し、「その名を聞くだけでヘドが出るわ!」と発言してるあたり、封印されるに相応しい程ヨミに不満を持っていた事が分かる。ゴッド・ノヴァオラクリオンである事が関係しているのだろうか。アニメでのヨミが背景ストーリーとはほど遠いほどの冷血漢であることから考えると納得ではあるのだが…
  • これ以降は一度もデュエマで勝利しておらず、ユーザーの間ではゾロスター以上の咬ませ犬なのではとも思われている。

第38話にてバラモンと共に南極の氷底湖でオラクルジュエルを探していた際、某国の探査カメラを探し物と勘違いしてカメラに撮影された。その際、新聞(ちなみタイトルはVスポ)には「半魚人が写り込んだ」と報道された。

その後第41話にて、南極に向かったイズモを追ってきたドラゴン龍と再戦する。自身《ミステリー・キューブ》コスト踏み倒しし、イズモから借りた《堕天左神エレクトラグライド》《悪魔右神メタモルフォーゼ》を1ターンでG・リンクさせてドラゴン龍をあと一歩まで追い詰めるが、《閃光のメテオライト・リュウセイ》《炎龍王子カイザー・プリンス》のコンボで逆転負けし、リベンジを達成される[1]。敗北後、イズモから借りたカードによるものなのか石化、バラモンから「愚か者」と見放されてしまった。
ただ、ヨミゾロスターの様にカードが消滅した訳ではないので再登場する可能性もあるが、現在は南極に放置されているものと思われる。しかし、そのような描写もなく切札家の物語が終了し、そのままウィン編に以降したので、再登場は絶望的である。

漫画 [編集]

レイジクリスタルの捜索の為にイズモが派遣した刺客の1人。襲来に気付いた勝太に遭遇しデュエマする。

使用したデッキは、《聖忌祭 レイヴ・ディアボロス》が切札のもので、文明のカードで防御し、《神聖鬼 デトロイト・テクノ》でコスト軽減させて召喚する構成である。
しかし、《無法伝説 カツマスター》の前に散り、後からやってきたイズモに自分が敗北したことを悟られ、彼の念力でペシャンコに潰されてしまった。

  • 生存したまま退場した敵キャラが大半の漫画「ビクトリー」で唯一死亡シーンが描かれたキャラクターである。

戦績 [編集]

アニメ「デュエル・マスターズ ビクトリーV3」 [編集]

関連カード [編集]

参考 [編集]


[1] この際ダイレクトアタックしてくる《メテオライト・リュウセイ》ことドラゴン龍をリアルファイトで妨害しようとする悪足掻きを行った。