特殊タイプ [編集]

カードタイプに付きうる、より細かいカテゴリのこと。
特性の一つ。

例えばカードタイプの欄に「進化クリーチャー」とあるカードは、正確には『特殊タイプ「進化」を持つクリーチャー』となる。

特殊タイプには、それぞれ独自のルールを持つことが多い。先の特殊タイプ「進化」の例で言えば、この特殊タイプを持つだけで、そのクリーチャーは「召喚酔いしない」というルールがある。
ただし、エグザイルのように基本的に共通する特徴を持つだけでルールを持たない場合や、DGMonoなど特殊タイプに起因する特徴すらない場合もある。

また、特殊タイプはカード能力で参照されることがある。ルールを持たない特殊タイプは種族とほぼ変わらない扱いと言っていい。

特殊タイプ一覧 [編集]

太字で書かれたものはルールを持つカードであるもの。《あたりポンの助》などで能力が無視されていてもそのルールは失われない。

各特殊タイプの詳しいルールは、それぞれのページを参照。

特殊タイプ名ルール・特徴持ちうるカードタイプ
法則性のある特殊タイプ(メインデッキに入る)
進化進化能力を持つ(この能力で指定された適正なカードを進化元にしなければ出すことはできない[2]
召喚酔いが無効になる
クリーチャー
クロスギア
スター進化スター進化であることは進化を持つことと同義である
スター進化能力を持つ(この能力で指定された適正なカードを進化元にしければ出すことはできない[3]
-そのクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる
召喚酔いが無効になる
クリーチャー
S-MAX進化S-MAX進化であることは進化を持つことと同義である
S-MAX進化能力を持つ(下記のルール・特徴はこの能力の一部)
-進化元を必要としない
-自分のS-MAXが2体以上あれば、1体になるよう手札に戻す
-敗北回避置換効果を生成するテキストがある
召喚酔いが無効になる
クリーチャー
NEONEO進化能力を持つ
下にカードがあると特殊タイプ「進化」が追加され、召喚酔いが無効になる
クリーチャー
G-NEOG-NEO進化能力を持つ
G-NEOであることはNEOを持つことと同義である[4]
下にカードがあると特殊タイプ「進化」が追加され、召喚酔いが無効になり、離れる時、かわりに下のカードすべてが離れる
クリーチャー
エグザイルドロン・ゴーを持つ(一部除く)
同名エグザイルを出せない(一部除く)
クリーチャー
禁断ゲーム開始時もしくはcipで、自身に封印を付ける(両面カードの場合、片側の1回のみ)
一部は両面カードでその場合のマナ数は未定義
クリーチャー
鼓動
コア
フィールド
D2出ると古いD2フィールド墓地へ置かれるフィールド
WD上下逆向きにそれぞれ別のを持ち、条件を満たす事で上下逆さまにしてフィールドを切り替えるフィールド
オレガなし(オーラであることとオレガ・オーラであることの差が検証不能)オーラ
ギガ・オレガオーラまたはオレガ・オーラの性能に加え、出す時に1回多くGR召喚するオーラ
キング縦面はセル、横面はクリーチャーまたは呪文
特定のキング・セルが手札またはマナゾーンに揃っていれば、キング・クリーチャーまたは呪文[5]として使うことができる
セル
クリーチャー
ドリーム自分の同名のドリームレアは2つ以上出ないクリーチャー
法則性のある特殊タイプ(メインデッキ外)
サイキックゲーム開始時に超次元ゾーンに置き、そことバトルゾーン以外には存在できないマナ数は未定義)
両面カード
多くは裏返すクリーチャーから別のクリーチャーになる(クリーチャー以外のケースもある)
クリーチャー
セル
フィールド
クロスギア
サイキック・スーパーゲーム開始時に超次元ゾーンに置き、そことバトルゾーン以外には存在できないマナ数は未定義)
サイキック・スーパーであることはサイキックを持つことと同義である[6]
両面カード
複数のセルリンクされていることで成立するクリーチャー
クリーチャー
ドラグハートゲーム開始時に超次元ゾーンに置き、そことバトルゾーン以外には存在できないマナ数は未定義)
両面カード
裏返すとさまざまなカードタイプに変化する(一部同じカードタイプ同士のものも存在)
ウエポン
フォートレス
クリーチャー
セル
タマシード
ドラグハート・スーパーゲーム開始時に超次元ゾーンに置き、そことバトルゾーン以外には存在できないマナ数は未定義)
ドラグハート・スーパーであることはドラグハートを持つことと同義である[7]
両面カード
複数のセルリンクされていることで成立するクリーチャー
召喚酔いが無効になる
クリーチャー
GRゲーム開始時に超GRに置き、そことバトルゾーン以外には存在できないマナ数は未定義)
GRクリーチャーカード固有の裏面を持つ
クリーチャー
そのカードの唯一性や背景ストーリーの意味を持たせているフレーバー的なもの
最終禁断なし(禁断由来の「ゲーム開始時またはcipで、自身に封印を付ける」までが同じで、これ固有の影響は検証不能)クリーチャー
フィールド
零龍なし(1組しかなく、これ固有の影響は検証不能)
星雲
クリーチャー
幸せなし(幸せスイッチという固有能力はある)フィールド
無月なし(無月の門99という固有能力はある)フィールド
DGなしフィールド
T2フィールド
DMフィールド
ドラゴニックフィールド
フェアリーフィールド
ヒストリックフィールド
ルナティックフィールド
MonoArtifact
デュエル・マスターズ プレイス限定の特殊タイプ
ゴッドバトルゾーンを離れるとゴッド・カードまたは中央G・リンクの元クリーチャーに戻る
マナ数が未定義のものと1のものがある
クリーチャー
フェニックスなし(ただし唯一の展開方法に「自分のフェニックス・フィールドがなければ」があることにより、事実上複数存在が禁止されている)フィールド

ルール [編集]

その他 [編集]

  • 一部のテキストでは『究極進化クリーチャー』が指定されることがあるが、「究極進化」ないしは「究極」という特殊タイプは存在しない。これは例外的に『「究極進化」を持つクリーチャー』のことを指しており、『「究極進化」の特殊タイプを持ったクリーチャー』という意味ではない。

参考 [編集]


[1] 「これをNEO進化クリーチャーとして扱う」という注釈文から。
[2] 「適正な進化元」が0枚というものはあり、カードではない物体を進化元にするものもある
[3] 禁断スター進化は「適正な進化元」が0枚である
[4] 総合ルール803.1.
[5] 「キング呪文」ではなく、単なる「呪文」
[6] 総合ルール806.1.
[7] 総合ルール808.1.