『DMGP2024-1st』Day2の3人1チーム戦(オリジナル)では、本戦進出の64チーム192人中12人が使用と予選実績4位。優勝チームにも1人使用者がいた。
グランプリ終了後には出し入れを繰り返して《DARK MATERIAL COMPLEX》を一気に育てるために《アクア忍者 ライヤ》を1枚積みした型がオリジナルで主流の1つとなった。
2024年のゴールデンウィーク明けには《熱血武闘 カツキング》を肉弾戦要員兼リソース札として2枚挿した型がオリジナルのチャンピオンシップで準優勝(ただし26人参加規模)。同レシピでは、《熱血武闘 カツキング》を除けば《終止の時計 ザ・ミュート》4枚、《電脳の女王 アリス/不埒な再侵入》3枚、《飛翔龍 5000VT》3枚が、《熱血武闘 カツキング》の踏み台となった。《歌舞音愛 ヒメカット/♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》リソース型も同時期に確認された。
同年5月の半ば少し過ぎには、《氷柱と炎弧の決断》でリソースを強化し、《イカリノアブラニ火ヲツケロ》で《DARK MATERIAL COMPLEX》を効率よく育て、《楽識神官 プレジール》で呪文にアクセスする青黒赤派生型が確認された(オリジナル、64人参加、優勝)。同じ頃、《聖カオスマントラ》を1枚タッチした型が確認された(オリジナル、50人参加、3位入賞)。
2024年5月時点のオリジナルでは、概ね【青赤マジック】と【黒緑アビス】という二大勢力の1つ下に位置していると言える。特にオリジナルではオーバーキルな勝ち筋のデッキが少なく、昨今では基盤の強さを重視する代わりにフィニッシュを敢えて雑目に行うのを良しとする風潮もあって、このデッキで受け切れるケースが多い。また、【黒緑アビス】用の手札以外メタ、【青赤マジック】用の上質なコスト踏み倒しメタを優先した結果、このデッキのS・トリガーまで手が回らないケースも多い。
同月下旬のオリジナルでは、2枚採用の《巨魔天 アオフェシー》で足止めとリソース確保を行う型を1人が使ったチームが、3人1チーム戦の103チーム参加のチャンピオンシップで4位入賞。6月初頭には、《黒ひげ危機一発》をリソース系スーパーサブとして入れた型まで確認された(オリジナル、100人参加、準優勝)。
6月に入ると《五番龍 レイクポーチャー ParZero》と《ポクチンちん》を各1枚積みした型がオリジナルのチャンピオンシップで優勝。
また、一部の型に《巨魔天 アオフェシー》が採用されるようになった。単純な《ボン・キゴマイム》の増量になるだけでなく、《同期の妖精》を無視して速攻を仕掛けて突っ走る対面でそちらを革命チェンジ元にして足止めと手札リソースに変換できる。《飛翔龍 5000VT》で吹っ飛ばないのも優秀。
DM24-RP2で《超楽識 フミビロム》、《邪魂龍 ジャビビルブラッド》を獲得。
7月上旬には【白緑巨大天門】対策として《キング・ザ・スロットン7/7777777》や《超奇天烈 ベガスダラー》を採用した型が確認された(オリジナル、31人参加、3位)。
この頃には、《制服槍 ブータン》や《俺神豚 ブリタニア/「カツキング、俺とお前の勝負だ!」》といったドロン・ゴーやその関連カード、《戦武の無限皇 ジャッキー/「俺たちの夢は終わらねぇ!」》、《戦慄の魔女 アリス/神にも届く旋律》といったアウトレイジ指定のコスト踏み倒しを採用し、他にも除去エンジン、置きドローとして《終絶電融 パワーロビン》を採用した、アウトレイジシナジー型が一部で見られるように。《終剣連結 アビスハリケーン》で畳みかけつつワンショットに失敗しても敵味方問わずの自壊ペナルティで《DARK MATERIAL COMPLEX》を育てる2段構えを図った型もある。
DM24-EX1発売直前には、《アクア忍者 ライヤ》を3枚以上採用して4ターンキルを狙う派閥も散見されるようになった。運や状況には若干左右されるが、他の除去札の的や捲り運次第では無理なく4ターンキルを狙える。
DM24-EX1で《龍后人形メアリー・ジェニー》、《冥土人形ヴァミリア・バレル》、《冥土人形アカイブ・ヤップップ》、《冥土人形ロッカ・マグナム》、《冥土人形ウォカンナ・ピエール》、《冥土人形パーチェス・モールス》、《メアリー・ジェニーのお茶会》を獲得。このパックの新規を含むデスパペット軸の【青黒デスパペット】なる型が発売早々結果を出した。
そちらについては【青黒デスパペット】に詳しい。
もっとも、対【青赤マジック】兵器としては耐性の有無の差で依然として《冥土人形ロッカ・マグナム》より《異端流し オニカマス》に分がある。
また、環境にアビス系統やミラーマッチなどの単体除去を得意とするデッキが多いため、《同期の妖精/ド浮きの動悸》4枚積みが主流化。
『ジュニア グランプリ2024』ではベスト32進出者中4人使用と【白黒赤ファイアー・バード】、【白青天門】、【黒単アビスロイヤル】と並んで予選実績2位タイ。
『超CSⅦ in横浜』(オリジナルでの3人1チーム戦)では準優勝のチームが1面使用で、4位入賞のチームが2面使用。ベスト4進出チーム12人中3人が使用と、【白黒赤ファイアー・バード】と並んでベスト4実績1位タイ。予選突破のベスト128の384人中60人が使用と予選実績2位。
因みにベスト128に残ったチームの1人が、基盤を踏襲しつつフィニッシャーを《CRYMAX ジャオウガ》単採用として《DARK MATERIAL COMPLEX》をカットした【青黒CRYMAX ジャオウガ】なるデッキを使用していた。
2024年8月中旬には、《超神星DOOM・ドラゲリオン》で《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》を射出し、《龍后人形メアリー・ジェニー》での置きドローと《冥土人形アカイブ・ヤップップ》での自軍破壊を活かしてループを行い、《冥土人形ウォカンナ・ピエール》を無限に出し入れする型が台頭。
同月下旬にはこのデッキタイプがオリジナルの64人参加のチャンピオンシップでベスト4を独占。
2024年8月末からは《霊淵 ゴツンマ=ダンマ》を3枚程度投入した型がポツポツと見られるようになった。同時期、《霊淵 ゴツンマ=ダンマ》3枚投入型を3面使ったチームが115チーム参加規模のオリジナルの3人1チーム戦チャンピオンシップを優勝。
9月の中頃には《死海秘宝ザビ・デモナ》型がアドバンスの102人参加のチャンピオンシップで優勝。その構築には《ギガボルバ》も1枚投入されていた。
DM24-RP3発売直前の頃には【白黒赤ファイアー・バード】や【逆アポロ】対策になる《カレイコの黒像》型が流行し始めた。
DM24-RP3で《響乱の不死帝 ブルース》、《深淵の逆転撃》を獲得。《深淵の逆転撃》は確定除去はどちらかというと得意ではなかったこのデッキの急所をカバーする強化札である。
DM24-SP2発売日にはマッドネスとして《蒼神龍アナザー・ワールド》を3枚入れた型が結果を出した(オリジナル、66人参加、ベスト4)。
『DMGP2024-2nd』Day2のオリジナル部門では予選通過のベスト128入りが16人と予選実績2位を記録し、本戦でも4位とベスト8に1人ずつ残っている。特徴的なのは4位入賞者のレシピが、かつて4枚積みがデフォルトであった《奇天烈 シャッフ》と《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》が1枚積み、3枚積みにとどまっていることである。前者は環境的に攻撃ロックを受け付けるタイミングが少なく、ほぼクリーチャー構築で呪文ロックが腐るデッキも多いため。後者は【青黒COMPLEXコントロール】ミラーマッチには効果が薄い上に、【白黒赤ファイアー・バード】に入る《アリスの突撃インタビュー》が破壊してからリアニメイトを行う方式で、そちらによるロックを突破できるため。Day1のアドバンス部門でも予選突破者2人を出している。
DM24-BD3・DM24-BD4発売直前から《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》型が散見されるようになった。ミラーマッチが増加していることから、手札に抱え込んでいる《奇天烈 シャッフ》や《飛翔龍 5000VT》などのロック持ちを引っこ抜く目的での採用となる。《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》の採用枚数は1枚から4枚までマチマチだが、ロック持ち対策としては複数枚採用の場合でないと安定せず、1枚採用の場合はほぼ《深淵の逆転撃》対策ピンポイントでの採用となる。
DM24-BD4で《修羅の死神フミシュナ/「この先は修羅の道ぞ」》を獲得。そちらとのくっつきのよさから《絶望と反魂と滅殺の決断》が入るケースも見られるようになった。
DM24-BD3・DM24-BD4期時点では地上戦系の中速ビートダウンが多い事から、メタカードや除去で相手の展開に干渉しやすく、環境での地位は高止まりである。
DM24-RP4で《魔誕人形ランラン》を獲得。《魔誕人形ランラン》はどちらかというと2ブロック構築での採用が主流。
他には《魔誕の斬将オルゲイト》を獲得している。《追憶人形ラビリピト》を採用しないのであれば、実質コストの低いバウンス持ちとしては《闇参謀グラン・ギニョール》より《魔誕の斬将オルゲイト》に分がある。
2024年の年末には、《∞龍 ゲンムエンペラー》を詰め札運用主体で1枚積みした型が352人参加のオリジナルのチャンピオンシップで優勝。比較的大型の大会であり、カウンター封じを盛り込まないと誰かしらの相手に躓く恐れがあったためと見られる。
この大会に限らず《∞龍 ゲンムエンペラー》1枚積み型が散見されるようになっているが、環境に余りに《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》が増え、デッキ内の主要カウンター封じである《奇天烈 シャッフ》が巻き添え的に宣言除けされるようになったのも大きい。また、《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》採用型も《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》の登場を機に見かけなくなっている。
次第に《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》の類似スペックのS・トリガーで《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》でのロックに引っ掛からない《蒼神龍トライクラブ・トライショット》が代替品として使われるケースも見られるようになった。
DM24-EX3発売後初平日には、《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》を3枚入れた型が62人参加のオリジナルのチャンピオンシップを優勝。呪文側を使えば《アーテル・ゴルギーニ》でクリーチャー側をリアニメイトできるため無駄が無い。
2025年1月4週の集計で、DM23-RP4発売から59週目にしてオリジナル入賞数トップに輝いた。
2月第2週末辺りから、諸々のロックを無駄にしないために1枚積みの《CRYMAX ジャオウガ》も使って【白青黒マーシャル】などに対して詰める型が散見されるように。
2月第2週末頃に入ると、【ヘブンズ・ゲート】対策として《轟く革命 レッドギラゾーン》を1枚積みした型が56人参加のオリジナルのチャンピオンシップを優勝。
この頃になると一部で《魔誕人形ランラン》と《SSS級天災 デッドダムド》を採用して除去力を上げた型が見られるように。環境の多くのデッキが、侵略や手札以外戦術の対策札が無い限り《SSS級天災 デッドダムド》での除去を受け付けるタイミングが十分あるため。
DM24-BD5・DM24-BD6が発売した頃には《闇参謀グラン・ギニョール》を侵略元に採用した型も結果を出した。
DM24-BD5・DM24-BD6発売2日目のオリジナルでは、《SSS級天災 デッドダムド》2枚積み型を使ったプレイヤーが1人いたチームが、3人1チーム戦の113チーム参加のチャンピオンシップを優勝。
2025年3月10日付で《DARK MATERIAL COMPLEX》が殿堂入り。デッキの核を狙い撃ちされた形となる。
《COMPLEX》を出せなければ決定力に欠ける平凡な除去コントロールに過ぎないため、大幅な弱体化を余儀なくされるだろう。
その代わり、同日付で《アクアン》が殿堂解除。
殿堂入り施行直後、このデッキ基盤を使ったコントロールデッキが入賞した。《絶望と反魂と滅殺の決断》と《奇天烈 シャッフ》が増量され、加えて《星空に浮かぶニンギョ》が採用されており、フィニッシャーには《CRYMAX ジャオウガ》が抜擢されていた。
『全国大会2024』では参加者57人中1人が使用したが、ベスト8進出は逃した。
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