自己置換効果 [編集]

置換効果のうち、置換対象の処理が同じ能力または呪文の中に含まれているものを指す公式用語。

609.7. 置換効果の中には、継続的効果でないものも存在します。呪文や能力が、それ自身の解決時の効果の一部または全部を置換するそういった効果のことを自己置換効果と呼びます。

デュエル・マスターズ総合ゲームルール Ver.1.45より引用、太字は引用者追加)

バリアント・スパーク R 光文明 (3)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップする。
メタモーフ(自分のマナゾーンに7枚以上カードがあれば、この呪文は次のMM能力を得る)
MM−バトルゾーンにある相手のクリーチャーを、1体のかわりにすべてタップする。
ヘリオス・ティガ・ドラゴン P(R) 火文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 7000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のパワー2000以下のクリーチャーをすべて破壊する。バトルゾーンに自分の《白虎の剣皇ダーク・サラマンダス》が1体でもあれば、パワー2000以下のかわりに4000以下の相手のクリーチャーをすべて破壊する。
W・ブレイカー

代表的な自己置換効果には呪文メタモーフ[1]がある。
メタモーフの条件を満たす場合、アイコン能力によって、そのカード自体の効果の置き換えが起こる。

例えば、自分のマナゾーンカードが7枚以上ある時に《セブンス・タワー》唱えると、メタモーフによって効果が置き換えられ、1枚の代わりに3枚マナブーストできる。

また、重要なルールとして、このような置き換えが起こると、それは置換効果に該当するという点がある。

例えば、メタモーフによって行う《セブンス・タワー》のマナブーストは置換効果という扱いとなり、その場合は《デュエマの鬼!キクチ師範代》置換効果を無力化することができる。これは、1つのイベントに2つ以上の置換効果を適用させることはできないためである。

同じように、自分の《白虎の剣皇ダーク・サラマンダス》バトルゾーンにいる状態で《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》を出した場合も、《光器パーフェクト・マドンナ》置換効果を適用させずに破壊できる。

このようなカードを使用する際はルールをよく確認し、誤解の無いようにゲームを行いたい。

自己置換効果が発生するカードの例 [編集]

参考 [編集]


[1] ややこしいが、正確にはメタモーフ自体は常在型能力であり、メタモーフによって与えられるアイコン能力の中身が自己置換効果である
[2] 実質継続的効果と同義
[3] 何らかの能力によって生成される効果が後から発揮されること