死皇帝(しこうてい)ハデス》 [編集]

死皇帝ハデス VR 闇文明 (8)
進化クリーチャー:ダークロード 9000
墓地進化−闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
自分のターンにクリーチャーを1体、自分の墓地から召喚してもよい。
W・ブレイカー

DM-32で登場した墓地進化ダークロード

ターン1体だけ墓地からクリーチャー召喚できるシステムクリーチャー

軽い墓地進化とは違い、呼び出せるほどのマナがある時はクリーチャーの1枚ぐらい墓地にあるのが普通であり、ほぼスピードアタッカー的なものと考えて問題ない。

手札が無くても展開が可能なこの能力は凶悪である。
そもそもこの能力が「墓地クリーチャーを落としていくデッキ」で輝くため、墓地進化クリーチャーとのシナジーは強力無比。
かつて猛威を振るった《凶星王ダーク・ヒドラ》ループをある程度再現する事も可能。ループさせられる数に限りがあるが、中〜大型クリーチャーをループさせるデッキならばそれほど気になる場面は少ない。
強力な能力のためか自身はコストの割りにパワーは低めだが、このカードの真価はあくまで能力にあるため、さほど気にはならないだろう。

  • 墓地召喚には条件が一切ないため、別の《死皇帝ハデス》をも墓地から召喚することができる。このクリーチャーを複数バトルゾーンに出してしまえば、その後は相手の除去スピードをはるかに上回る再生能力・展開能力で圧倒的優位に立てるだろう。
  • 弱点は、一度の召喚数に限りがあるため大量展開に向かない事。特に一度劣勢になるとこのカード1体ではカバーしきれずにジリ貧に陥ってしまう危険性が高い。とりあえずこのカードだけに頼り過ぎないように注意する事。
  • 《貴星虫ヤタイズナ》と並べれば、進化元を《ハデス》で確保して《貴星虫ヤタイズナ》で進化させるというコンボができるが、あちらの効果はターンのはじめであるため1ターン中に行うことはできない。あくまで補助と割り切るべきだろう。とはいえ、どちらかが破壊されても、もう一方の能力で常に2体を並べ続けることもできるなど、シナジーは良好。

その他 [編集]

  • 「ハデス」とはギリシア神話の冥府の王の名前。墓地からあらゆるクリーチャーを召喚するという能力を有するこのクリーチャーにふさわしい名前である。
    このクリーチャー以降、リアニメイトを持つ大型クリーチャーにもしばしば「ハデス」と名につくことがある。
  • 今までの《死皇帝》は女性を磔にして取り込んでいるデザインが多かったが、このクリーチャーは女性型のダークロードそのものである。もしかしたらイラストを描いている途中で進化クリーチャーに変更されたのかもしれない。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-32
    闇に魅入られし魂が、地獄より蘇る。

収録セット [編集]

参考 [編集]