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Dの禁域 ドキンダム・ゾーン R 闇/火文明 (2) |
D2フィールド |
自分のターン中、自分のイニシャルズの召喚コストを1少なくする。ただし1より少なくならず、かつそのクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。 (他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを破壊する) |
Dスイッチ:自分のターンに最初のカードを引いた時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうした場合、このターン、次に召喚するイニシャルズの召喚コストを1少なくする。ただし1より少なくならず、かつそのクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。 |
DMPP-28で登場した闇/火のD2フィールド。
デュエル・マスターズ プレイスのゲームオリジナルカード。
自分のイニシャルズを1コスト軽減し、Dスイッチでさらに1軽減する。
Dスイッチはターンのはじめではなく自分のターンの最初のドローという特殊なタイミングになっており、今引きを確認してから逆さまにするか判断できる。
何と言ってもDスイッチ使用時の早出し性能が強力。2ターン目に展開すれば多色事故を起こさない限り次のターンには3マナ使えるはずなので、最大コスト5までのイニシャルズを召喚できる。マナカーブだけ見たら《メンデルスゾーン》に近い。
ただし、D2フィールドによるコスト軽減はマナブーストと違っていつでも相手のD2フィールドやエレメント指定除去に破壊され得る。
また、イニシャルズという狭い範囲しかサポートできないこともネック。イニシャルズはフィニッシャー、S・トリガー共に絶対数でドラゴンに遥かに劣るため、このカードを軸としたデッキビルディングは《メンデルスゾーン》と比べても遜色ない難易度となるだろう。
DMPP-28期時点では、2→5のマナカーブで出した際に最も出力が高いイニシャルズは《D2P ヘビーポップ》だった。白黒赤の3色からかき集めれば、当時のカードプールでもイニシャルズの種族デッキを組むことはできた。
《禁断U ミテトル》などのサーチを挟んでから4ターン目に《D2V2 禁断のギガトロン》を召喚する黒赤型も、レンタルデッキをはじめとして一部で使われていた。もっとも【白黒赤イニシャルズ】も【黒赤イニシャルズ】も環境入りするほど強くはなかった。
DMPP-30で《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》が登場すると、3ターン目にそちらのP'S封印を外せる札として再評価された。《轟獣X ゲリランチャー》 《終断γ ドルテラ》など単体のカードパワーには難があるイニシャルズをマナカーブ重視で4枚積みする構築も確立された。
All Divisionでは《終断α ドルーター》+《爆霊魔 タイガニトロ》の基盤と両立させにくいため非主流だったが、「ブラックアウトカップ」では最終100位以内に若干の使用者が残った。
D2フィールドは使用者が少ないほど貼り替えられるリスクが下がるため、どこかのタイミングで《タイガニトロ》型の流行を読んでレートを盛ったプレイヤーがいたものと推測される。