【魔天リアリティ】 [編集]概要 [編集]《リアリティ・ヴォイド》と《魔天降臨》を同一ターンに唱えることで、相手のマナを全て手札に戻しつつ相手のマナチャージを封じて相手の動きをロックするコンボデッキ。 一般的に、デュエマは終盤になる程に手札が枯渇する。このデッキではその点を利用して《魔天降臨》で手軽にランデスが行えること、そしてランデスした後のマナが手札に行くことに着目し、相性が良い《リアリティ・ヴォイド》と組み合わせたのがコンセプトとなる。
キーカードは全て闇だが、高速でコンボを完成させるためにマナブーストの得意な自然を、そして《魔天降臨》使用後のマナの量の安定化のために手札補充の得意な水を加えた青黒緑となることが多い。 主要カード [編集]
候補カード [編集]
このデッキの回し方 [編集]基本的な動きは、マナブーストし《魔天降臨》を唱えた後、《リアリティ・ヴォイド》を唱えて相手のマナの回復を防ぎ、動けなくなった相手を安全に仕留める、といったもの。 だがこのデッキのコンボは「《魔天降臨》を唱えてから《リアリティ・ヴォイド》を唱える」というだけなのでデッキの枠確定枠自体はかなり少ない。そのため、実際は「マナブーストからコンボの早期完成を狙う型」だけでなく色々な型が作れる。 長所 [編集]コンボがうまく決まれば確実に相手のマナを根こそぎ全て奪うことができ、場合によってはマナに加え手札も奪うことができる。 また、なんといっても一番の特徴はランデスの天敵である《光波の守護者テルス・ルース》をすり抜けることだろう。これは他のランデスデッキにはあまり無い特徴である。ただ、《光波の守護者テルス・ルース》自体がそれ程採用されるカードではないので、あまり大きな利点とも言えない。 他のロック系のランデスデッキでもそうだが、マナをロックする都合上、バウンスが一般的なデッキよりも有効な除去手段になりやすい。バウンスは破壊よりも手軽な場合が多いので、これは多少なりとも利点となる。 短所 [編集]キーカードが呪文に集中しているため、《封魔ゴーゴンシャック》や《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》などの呪文妨害系カードに弱い。これらのカードはコントロール系のデッキで色が合えば搭載されていることも多いので、何らかの対策は必須だろう。 【速攻】との相性はあまり良くない。速度が速いのでコンボが成立する前に倒されやすい上、そもそもウィニーが多いのでランデスが効きづらいというランデスデッキ共通の弱点があるからだ。ただこのデッキではランデスは一度に纏めて行うため、一般的なランデスデッキでとられる「こまめなランデスによって相手の速度を落とす」という対抗策ができない欠点がある。ただし裏を返せば序盤〜コンボ使用時の間は好きなことができるので【速攻】の対策となるカードを積む選択肢もあり、ランデス後はマナをロックするため、コンボが決まってしまえば他のランデスデッキよりも盤石な状況になる。そのため厳密には「デッキの構築による」といったところでもある。 いずれにしても先述の通り、デッキ構築は自由度が高いという長所があるので、自分が何を重視するかによってデッキを組むことが重要となる。 キーカードの一つである《魔天降臨》が2015年6月15日付けで殿堂入りになった。これによってコンボ達成のためには《魔天降臨》をどうサーチするかという新たな課題が生じた。特にマナブーストによって素早いコンボ完成を目指す型は安定性が大きく落ちることとなったので、他の戦術も加えるなどの何かしらの変更が必要となった。 参考 [編集]タグ:
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