《シュトラ》 [編集]
| シュトラ C 水文明 (4) |
| クリーチャー:サイバーロード 2000 |
| このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、各プレイヤーは自分自身のマナゾーンからカードを1枚ずつ選び、それぞれの手札に戻す。 |
DM-03で登場した水のサイバーロード。
cipで各プレイヤーにマナ回収させる。
初期のランデスカードの1枚だが、移動先は手札かつ回収するカードも相手が選ぶのでランデスというよりマナ回収に近い。
自分のマナも減らしてしまうので前弾の《マナ・クライシス》のような純粋な時間稼ぎとしては使えず、何らかのディスアドバンテージを抑える工夫が必要になる。
また、コスト4と絶妙に重く、手札が減らないことを活かして【速攻】に採用するのも難しい。【サイバー青単】の現役時代もこれが使われることはなかった。
相手が多色カードばかりをマナチャージしている時などテンポアドバンテージを取れる場面もなくはないが、それ以上に利敵行為になるケースが圧倒的に多い。
裏技的な使用法となるが、無限ループに組み込んでcipを任意回使用すれば、回収するカードを相手が選ぶというデメリットは意味をなさない。実際の環境でも主にその運用で活躍した。
成功すれば単にオールランデスによって相手の行動をロックできるだけでなく、ニンジャ・ストライクや《一王二命三眼槍》といったマナゾーンの状態を参照する手札誘発を無効化できる。
環境において [編集]
【トワイライトΣ】でフィニッシャーに使われることはあったが、マイナーだった。
DMBD-15期には【オカルトアンダケイン】で殿堂入りした《腐敗勇騎ドルマークス》のリペアに使われた。
当時すでに上位互換の《フォール・クロウラー》が存在していたが、差別化点のO・ドライブはほとんど有効に使えなかったため、こちらも墳墓避けとして需要があった。
DM25-EX1期に【青単サイバー・メクレイド】が成立するとランデス型に採用された。これと《パクリオ》で相手のリソースを枯らしながら《~墓碑に刻まれし魔弾の名~》で山札回復し、相手のライブラリアウトを待つのがフィニッシュパターンの1つ。
『超CSⅧ in 大阪』開催に前後して、2枚積みにして盾落ちケアを図った上に有限戦略を強化した型の【青単サイバー・メクレイド】が流行。
冷静に考えてみても、初登場から23年近く経過したカードが種族の活用前提とはいえ活躍いしている時点で、ランデスという戦術が如何に強力であるかが分かる。
その他 [編集]
- 海外版では以下のフレーバーテキストが与えられた。
Living underwater means never having to take a bath.
- 和訳すると「水中に住むと風呂に入らなくてもよくなる」といったところ。
- 【青単サイバー・メクレイド】の成立によりこのフレーバーテキストも話題となり、「風呂キャンセル界隈」という俗称が生まれた。プロモ版では「水中に住んでいるということは、風呂に入る必要がないということだ。」と海外版を和訳したフレーバーテキストが与えられており、話題となったことを把握されているのかもしれない。
関連カード [編集]
- DM-03
「一番欲しいものは安心なんだ。」――シュトラ
- プロモ(P104/Y24)
水中に住んでいるということは、風呂に入る必要がないということだ。
収録セット [編集]
参考 [編集]