相手依存 [編集]その能力が効果的に働くかどうかが、相手のプレイングやデッキタイプに左右されてしまうこと。 特定の文明にしか効かない能力や、相手の行動に反応する誘発型能力のことを指す。
相手依存なカードには、いくつかの種類がある。 特定の相手にのみ刺さるもの [編集]例えば、指定された文明のマナコストを増やす《剛厳の使徒シュライバー》や《結界するブロークン・ホーン》のようなカードがある。これらは、その文明を扱うデッキに対しては強力なメタカードとなる。 同じように、《埋め立てロボ・コンクリオン》や《埋没のカルマ オリーブオイル》は、相手の墓地のカードを一気に山札に戻してしまうので、墓地肥やしを多用するデッキのメタカードにできる。 だが、これらは特定の相手以外には効果が薄く、場合によっては全く効果が無いため、刺さるかどうかは相手の使用するデッキに依存していると言える。 メタゲームで活躍するには特定の相手だけでなく、様々なデッキを相手にしなければいけないので敬遠されがち。しかし、上手く環境を読んで使えば大きな効果を得ることができる。 相手の行動に左右されてしまうもの [編集]相手の行動に反応する誘発型能力なども、相手依存と言われやすい。 例えば、相手のクリーチャーが攻撃した時にエンジェル・コマンドをコスト踏み倒しできる《真実の名 アラシ・タイガー》がある。 相手に能力を使わせてもらえなければ、その分だけ実質的なスペックは下がってしまう。
選択権が相手にあるもの [編集]能力に2つ以上の異なる効果を選んで発動する節があり、かつその選択権が相手にあるもの。 相手が何もしなくても選択権が相手に握られるため、選択肢を封じる術がほとんどないという、上記よりもさらに不安定な能力である。 テック団はこの「選択肢を相手に迫る心理戦」を主戦略にした代表的なカード群である。 《デビルベッカムXXX》《C-boy 切札勝太》《The チュルチュルズ》など、相手にアクションを求め、それに応じて効果が変動するカードもこれに該当する。 《深淵の螺穿 ラゼル=ズバイラル》のように、どれを選んでも多大なアドバンテージの獲得が期待できるものもある。 その他 [編集]このように、相手のプレイングに依存するカードは、得られるアドバンテージが不安定であり、評価も低くなりがちになる。
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