【白緑メタリカ】 [編集]メタリカをコスト軽減と《ベイB ジャック》の能力によって展開し、そこから得られる大量のマナリソースによってファッティを召喚することで盤面を制圧するコンボデッキ。DMRP-02に発祥し、DMRP-03期からDMRP-04魔期の環境を支配していた。
主要カード [編集]
候補カード [編集]自然 [編集]
光 [編集]
多色 [編集]
無色 [編集]
フィニッシャー [編集]
このデッキの使い方 [編集]通常の光系デッキと同様に各種メタを張りながら少しずつ盤面を整えることもできるが、理想の流れは2ターン目に《一番隊 クリスタ》を立て、3ターン目に《龍装者 バーナイン》を着地させることである。後は《ベイB ジャック》の能力とコスト軽減を活かして延々とメタリカを召喚し、途中で《ジャスト・ラビリンス》による大量ドロー、《攻守の天秤》によるバトルゾーンのクリーチャーアンタップなどを行って、潤沢な手札とマナリソースが用意できたらフィニッシャーを投げ付けて安全なダイレクトアタックに向かう。 1ターン目に《ベイB ジャック》を立てれば、2ターン目に《一番隊 クリスタ》を出して、その《一番隊 クリスタ》をタップして《DG 〜裁キノ刻〜》によるロックをかけることができる。チェイン・コンボの準備をするついでにこのような妨害を行うことができる点は利点としては大きい。 DMRP-03期に《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》を獲得してフィニッシュ手段を確立。 長所 [編集]現役当時としては4ターン目から5ターン目に安定してフィニッシュできる速度は、速ければ4ターン目、順当なところで5ターンから6ターンかかり、稀に3ターンキルが成立する程度の、《スクランブル・チェンジ》殿堂入り後の【モルトNEXT】を基準として考えれば十分速かった。 《DG 〜裁キノ刻〜》のおかげで【モルトNEXT】のようなデッキタイプには極めて有利。呪文メタも豊富に積まれているため、【超次元コントロール】系統にも強気に出ることができる。 フィニッシャーが盾落ちしても《気高き魂 不動》があれば、《革命のD ビッグバン・フェスライブ》による除去耐性の向上と合わせてそのまま殴り勝つこともできる。もし心配なら《逆転のオーロラ》を採用すると良い。 《百族の長 プチョヘンザ》による全体マナ送りを受けても増えたマナと潤沢な手札でケアすることが十分に可能なのも強み。タップインされたクリーチャーを相手がタップキルするのが追いつかず、そのまま盛り返すことも珍しくない。 ミラーマッチや【緑単ループ】などの高速コンボデッキを除けばメタクリーチャーのおかげでかなりの時間稼ぎができたため、無理に最速フィニッシュを狙わず5ターン目から6ターン目辺りでのフィニッシュでも十分間に合った。高速コンボデッキミラーマッチでも先攻を取ればフィニッシャーに拘らず一気に過剰打点を形成して4ターンキルを狙うだけで案外何とかなることもあった。 短所 [編集]《ベイB ジャック》や《一番隊 クリスタ》などが立っていないと話にならないため、最序盤から除去を仕掛けてくる相手には弱い。序盤の手札事故もかなりキツく、リカバリーは難しい。
《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》軸の場合はマナを生み出すバトルゾーンのクリーチャーを大幅に消費することから、出した後に《攻守の天秤》を唱える余裕がなくなるランデスや呪文封じは苦手。《ユニバース》が進化元の攻撃できない状態を引き継ぎやすいのも弱点。この隙に《ユニバース》が除去されると目も当てられない。
無闇に大量展開してからターンを返すと全体除去によって立て直しが困難になることも。特に山札の限界近くまで掘削しつつ展開してそうなった場合、そもそも山札に後続が残っているかどうか怪しい場合も。 デッキの変遷 [編集]DMRP-02期のレシピは、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》、《古代楽園モアイランド》、《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》でのロックを活かしてワンショットするという、メインデッキの枠を空費する無駄の多い内容であった。 DMRP-03で《水上第九院 シャコガイル》を獲得し、フィニッシュ枠の最小化には成功するが、メインカラーと合わないのが難点であった。《蛇手の親分ゴエモンキー!》で色マナ問題を解決しなければならない場合も多く、それなら同じく《水上第九院 シャコガイル》をフィニッシャーとした【緑単ループ】で十分であるとも言えた。 その後、DMEX-01で色の合うフィニッシャーである《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》を獲得し、デッキ構築は一定の終着点に到達。 2017年12月から2018年1月にかけて《桜風妖精ステップル》採用型が開拓された。3ターン目に《龍装者 バーナイン》に繋がるルートが拡充され、当時としては画期的であった。 【ドギラゴン剣】が《“龍装”チュリス》獲得により大幅強化されると、豊富なメタカードがそちらに刺さりやすいとして立場が盤石となった。 デッキの現役末期、あまりにもミラーマッチが増えたため、無理矢理6打点を作って《ダイヤモンド・ソード》で3ターンキルを狙う型まで登場。《DG 〜裁キノ刻〜》や《デスマッチ・ビートル》といった攻撃不能系が打点に化けるのが強力であった。そして同じく【白緑メタリカ】ならせいぜいブロッカーや攻撃曲げぐらいでしか防御できず、大抵は6打点に+αが付いたためそれで壁を乗り越えて殴り切れることも十分あった。 その他 [編集]
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