【赤黒バクロ法師】 [編集]《「貪」の鬼 バクロ法師》に特化した【赤黒速攻】の1つであり、【鬼札速攻】、【鬼タイム速攻】とも。
主要カード [編集]
候補カード [編集]
シールド回収でコスト踏み倒ししやすいクリーチャー [編集]
シールド関連以外の候補 [編集]
ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード [編集]
特徴 [編集]軽量シールド回収クリーチャーで序盤から手札補充しつつビートダウンを行いながら、最後に《「貪」の鬼 バクロ法師》を着地させ、そのままフィニッシュするのがコンセプト。 シールドが削られるが、《百鬼の邪王門》や《一王二命三眼槍》でかなりケアできる。 味方の《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》で吹き飛ばされると困る軽量のシステムクリーチャーなど、1コストウィニーや《龍装者 バルチュリス》などの前のめりな構築向けの速攻要員など、【赤黒ジャオウガ】には明らかに入らないカードもある。 長所・短所 [編集]豊富なシールド回収のおかげで切れ目のないビートダウンを行うことができる。 マナの伸びるデッキに対してはランデス、疑似ランデスが刺さる。 全体的に低コストに打点要員が多いため、《オリオティス・ジャッジ》形式のコスト踏み倒しメタには強い。 《カンゴク入道》、《影速 ザ・トリッパー》、《「貪」の鬼 バクロ法師》の3枚要求で、呪文メタやコスト踏み倒しメタに一切引っ掛からない形での4ターンキル(《影速 ザ・トリッパー》による疑似ランデスが刺されば実質3ターンキル)が実現可能。 一方、マナをあまり必要とせず、呪文への依存度が低く、手札以外から軽量クリーチャーをバトルゾーンに出さない、スピードアタッカーを主軸としないデッキにはメタクリーチャーが意味を為しづらい。 メタクリーチャーへの依存度が低くないので、除去を大量投入したデッキにも弱い。 【絶望神サガループ】に対しては確かにメタカードこそ充実しているが、それらを使う分だけ鬼タイム・鬼エンドを促進するメインプランを阻害されている時点で不利である。相手が5マナ貯めればそこからループを始動できる上にS・トリガーでリソースを稼いだり除去を撒いたりするという手も相手にはあるため、相手が5マナに達するまでの間に勝負を決めなければ折角メタカードを使っても根本的な解決にはならない。 良くも悪くもテンプレのゲーム運びが存在しない。そのため、プレイングスキルの差が出やすい。 環境において [編集]DMEX-13期にチャンピオンシップ4位以内入賞が散見された。 その後も十王篇環境 (オリジナル)で一定の結果を残した。 《カンゴク入道》が流行すると、DMRP-19期からそちらへのカウンターとしてのこの系統のデッキの上位入賞が一定数見られた。だが皮肉にもこのデッキにも相性が良いということで問題の《カンゴク入道》が使われている。《カンゴク入道》で息切れをケアできるため、《瞬閃と疾駆と双撃の決断》で1ターンの密度を上げた型も台頭。この頃の環境では《影速 ザ・トリッパー》の刺さりが良い上にいくらシールド回収してもほとんど裏目にならない【ゼロ・ルピアループ】がオリジナルのトップメタの一角にあり、それも追い風となっている。実際のゲーム上はシールドを減らしたことによる隙を見せないためにギリギリの打点で見切り発車することも多く、それを見越したミラーマッチ対策として《一王二命三眼槍》を搭載した型も見られるようになった。 DMBD-18期には事実上の鬼エンドの嵩増し兼ミラーマッチの鬼エンド対策として《「ひっくり返したれやぁぁぁ!!」》で《熱血星龍 ガイギンガ》を呼び出す型も結果を残した。 その後勢いが衰えたが、【我我我ブランド】が余りに増え、その対策となるデッキが求められたことから、DMEX-18末期に流行が盛り返した。《百鬼の邪王門》から《バサラ》を出し、《バサラ》の革命0による除去で【JO退化】のアタッカーをパワーに関わらず除去できる、といった点でも環境に対する刺さりが良いというのもある。《超七極 Gio/巨大設計図》軸の【ナウ・オア・ネバーループ】も無限耐久ループを軸としておらず、殆ど個々のS・トリガーの性能に任せたグッドスタッフ性を重視した防御札のラインナップとなっているため、案外過剰打点で殴るだけで何とかなる場合が少なくない。 『超CSIV 宮城』(オリジナル)で《星空に浮かぶニンギョ》と《影速 ザ・トリッパー》を各4枚積みした型がベスト8入賞。このデッキには《秩序の意志》も2枚投入されており、以降《秩序の意志》型が流行。 DM22-BD1期には過剰打点デッキやループデッキが多く腐る対面が目立つため、《一王二命三眼槍》を2枚程度に抑える構築が目立つようになった。 『DMGP2023-1st』Day2(オリジナル)では【黒赤邪王門】括りでベスト128に3人残った。 DM23-RP1期時点では【青黒赤緑邪王門】を始めとする多色デッキ対策の《七王無き宮殿》や【絶望神サガループ】に刺さる《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》といった妨害札を搭載した型が主流。 DM23-RP2期になると、黒赤の軽量級クリーチャー基盤はそのままに《「貪」の鬼 バクロ法師》を抜いた型も散見されるように。この頃には既に《ルピア炎鬼》の需要も伸びている上に、《謀遠 テレスコ=テレス》+《爆霊魔 タイガニトロ》によるハンデス型も結果を残している。 DM23-EX1で《弾丸超邪 クロスファイア》、《サーイ=サイクル》を獲得。前者は確かに展開したクリーチャーでG・ゼロを発動して打点を補強することは期待できるが、《百鬼の邪王門》は主に攻撃ステップで唱えるため、微妙に噛み合わない部分もある。後者は《カンゴク入道》との最大8枚体制にできるようになったのが大きく、ここに3枚投入が主流の1つとなる《斬斬人形コダマンマ GS》、フィニッシャーの《「貪」の鬼 バクロ法師》が加われば、相当の再現性で4ターン目での自軍シールド0枚による鬼エンドが狙える。 DM23-RP3で《アーテル・ゴルギーニ》を獲得。《百鬼の邪王門》連打による大量墓地肥やしをリソース化できるため相性が良く、リアニメイト候補になるスピードアタッカーの比率次第では様々な角度からリーサルを組める。 DM23-BD2・DM23-BD3期にはDM23-BD2ベースの型の入賞も散見され、中にはDM23-BD2無改造の上位入賞もあった。【赤黒ドギラゴン閃】折衷型もこの時期には見られる。ただし、この時点では革命チェンジ元は《龍装者 バルチュリス》4枚、《“龍装”チュリス》1枚となっており、革命チェンジ持ちも《蒼き守護神 ドギラゴン閃》2枚、《蒼き団長 ドギラゴン剣》1枚と、革命チェンジプランはサブ扱い。 『ジュニア グランプリ2023』では参加者271人中【赤黒邪王門】括りで11人使用と使用率6位。カレンブロックD4進出デッキに輝いている。 DM24-RP1期には《炎怒の夜 アゲブロム》で《お騒がせチューザ》の呪文ロックをタイムラグなしに発動する型が結果を出した(オリジナル、64人参加、準優勝)。《お騒がせチューザ》を出す前に横展開すれば、後から自分の《百鬼の邪王門》がロックされてもどうということはない。このレシピには《一王二命三眼槍》が既に1枚も入っていない。 DM24-EX2で《蒼き夢双 ドギラゴン天》を、DM24-RP4で《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》を獲得。 【青黒赤邪王門】 [編集]水のメタクリーチャーやフィニッシャー、カウンター封じや防御札を取り入れた型。単なる手札補充と打点にしかならない《「貪」の鬼 バクロ法師》は、このデッキカラーの場合カットすることが多い。
環境において [編集]DM22-RP1期には相手ターン中に《超次元の王家》を呼び出すことで《斬隠蒼頭龍バイケン》のマッドネスを誘発する型がオリジナルのチャンピオンシップで4位入賞を果たした。 DM22-BD2・DM22-BD3期には《奇天烈 シャッフ》と《轟く革命 レッドギラゾーン》で詰める型がオリジナルのチャンピオンシップで準優勝。 2023年のクリスマスシーズンには《戯具 グリボックリ》2枚採用で《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》0枚採用、《イシカワ・ハンドシーカー/♪聞くだけで 才能バレる このチューン》4枚積みで《裏斬隠 カクシ・レシピ》2枚採用の型が57人参加のチャンピオンシップで準優勝。 『超CSⅥ in福岡』ではベスト128進出者中1人が使用。 その後は不遇な時期が続いたが、DM25-RP3で《轟く邪道 レッドゾーン》と《熱き邪道 レッドゾーンZ》を獲得。 参考 [編集]タグ:
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