【赤黒ドギラゴン閃】 [編集]DMBD-15発売後に誕生したデッキタイプで、環境で最後に活躍したカウンター型の【赤黒ドギラゴン剣】をそのまま発展的解消させたようなデッキタイプ。汎用除去を豊富に積み、《百鬼の邪王門》と《ボルシャック・ドギラゴン》の2種のカウンター札も積んで速攻系統への対処を厚くした型。【赤黒邪王門】の一種というべき型であり、【赤黒カウンタードギラゴン】とも呼ばれる。赤青折衷型の【青黒赤ドギラゴン閃】、《王来英雄 モモキングRX》と自然の初動をタッチした【黒赤緑ドギラゴン閃】、さらに光のパワーカードを足した【白黒赤緑ドギラゴン閃】も構築のコンセプトは同じため、ここに記載する。 主要カード [編集]
候補多色カード [編集]
候補単色カード [編集]
超GRゾーン [編集]
超次元ゾーン [編集]
ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード [編集]特徴 [編集]基本的に、《百鬼の邪王門》と《ボルシャック・ドギラゴン》以外は、「非進化の火クリーチャー」で統一される。 さらに《蒼き守護神 ドギラゴン閃》のファイナル革命の成功率も上げなければならないため、「火が入った多色」の「コスト6以下」の条件を満たしたクリーチャーも多数入れることになるので、構築の自由度はかなり抑えられている。《百鬼の邪王門》と《ボルシャック・ドギラゴン》がそれぞれ4枚積みなので、他の【ドギラゴン閃】以上に《DROROOON・バックラスター》、《“乱振”舞神 G・W・D》をあまり多く投入することはお勧めできない。 性質としては【赤黒バクロ法師】に近いが、鬼タイム能力が主体のあちらと違って、序盤から積極的にシールド回収に勤しむようなことはない。 他の【ドギラゴン閃】と違ってドラゴンがあまり入らず、マナブーストや《チャラ・ルピア》のようなコスト軽減カードも入らない。さらに、サーチも持たず、軽量級のリソースの補充札が手札交換できる《ドクバリ変怪》しかなく、序盤の《ドギラゴン閃》への革命チェンジが比較的不安定気味。 カウンターが得意と言っても、あくまでもこのデッキはビートダウンがメイン。 《ドギラゴン閃》のファイナル革命で山札の下に送るクリーチャーは、《一王二命三眼槍》の鬼エンドで踏み倒せるものにしよう。 長所 [編集]対象のパワーあるいはコストを問わないクリーチャーによる除去が多いため、《伝説の禁断 ドキンダムX》には滅法強い。相手ターン中に相手が禁断解放したところにカウンター札を合わせて《ボルシャック・サイバーエクス》や《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》で除去するのが理想の流れ。 素でスピードアタッカーを持つファイナル革命先が多いため、《龍装者 バルチュリス》を使うルートであれば3ターンキルも目指しやすい。相手のシールドを0枚まで削っておけば、《オリオティス・ジャッジ》で自軍を一掃されても最悪今引きに懸けることができる。 諸々のシールド回収のおかげで手札には困らず、除去を受けてもジリ貧になりづらい。 弱点 [編集]クリーチャーによるカウンターを封じる手段全般に弱い。《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》はこのデッキへの完全な対策ではないが、カウンターでクリーチャーを出す数が制限されるため耐久し切れない場合も。 サイキックへの依存度も決して低くないため、サイキックメタも若干重い。 カウンターに特化した型の場合は《“龍装”チュリス》が引けないと初動がおそくなりがちで、それこそ4ターン目の《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》でのスタートも珍しくない。 《鬼ヶ大王 ジャオウガ》で大量シールド回収して補充した手札を乱暴に使ったところに《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》を合わせられると、如何にこのデッキの展開力であっても流石に一掃は免れず敗色濃厚になる。【青魔導具】対面では是非とも警戒したい。 環境において [編集]DMRP-16で《一王二命三眼槍》が登場してからは守りがさらに強固になった。また、《決闘者・チャージャー》で3→5と《鬼ヶ大王 ジャオウガ》に繋ぎつつ《ボルシャック・ドギラゴン》を回収する型も結果を残した。代わりに最初期型に採用されていた《禁断〜封印されしX〜》は必要なくなり、寧ろ特殊敗北のデメリットの方が大きくなったため、不採用が大半となった。 2020年末にチャンピオンシップ3位入賞を果たしたのは《虹彩奪取 ブラッドギア》、《メッチャ無敵なじーさん》、《零龍》採用型である。2ターン目の《虹彩奪取 ブラッドギア》から3ターン目の《「貪」の鬼 バクロ法師》or《“乱振”舞神 G・W・D》に繋ぎ、そのまま《龍装者 バルチュリス》の使用宣言に繋いで一気に革命チェンジに移るのが理想のパターンの1つ。 DMRP-16発売から1ヶ月余りが経過した頃の非公認大会環境(新型コロナウイルス感染拡大により公認大会は開催されていない状況)では自然が本来入らないはずのこのデッキに《天災 デドダム》が入るようになった。課題となっていた闇マナの確保に加え、《百鬼の邪王門》のリアニメイト先としても優秀。序盤の《決闘者・チャージャー》で山札の下に仕込み、《一王二命三眼槍》の鬼エンドで踏み倒す動きも優秀。 王来篇環境では、《とこしえの超人》がリアニメイト、《ボルシャック・ドギラゴン》の革命0トリガーに激しく刺さり、これ1体が立っているだけでゲームにならなくなるため、環境から姿を消した。1体だけならまだしも、【5色コントロール】の場合はそのリソース確保能力により複数体並べて来るので手に負えないのである。 2022年1月1日付で《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》が殿堂解除。代わりに《“龍装”チュリス》が同日付で殿堂入り。 オリジナルでは [編集]アドバンスと遜色ない構築にできることから、2021年始にフォーマットが開始されて早々環境に進出した。DMEX-14期のリモートデュエマ環境では【青黒緑デッドダムド】と【ドギラゴン閃】の2トップとなり、この型は2トップたる【ドギラゴン閃】の一派となった。ところがDMEX-15期になると【ドギラゴン閃】としてのシェアを【赤白ドギラゴン閃】に譲るようになった。さらにDMRP-18期になるとより速度の高い【我我我ブランド】に需要を取られるようになった。 王来篇環境では、《とこしえの超人》がリアニメイト、《ボルシャック・ドギラゴン》の革命0トリガーに激しく刺さり、これ1体が立っているだけでゲームにならなくなるため、環境から姿を消した。1体だけならまだしも、【5色コントロール】の場合はそのリソース確保能力により複数体並べて来るので手に負えないのである。 しかしDMEX-17終期になると、《とこしえの超人》が露骨に対策されすぎた結果減少したこと、シールド回収を惜しげもなく行う【我我我ブランド】へのカウンターデッキとなることから、再び上位入賞が見られるようになった。なお、環境復帰までの間に《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》を獲得している。 2021年12月には《Disカルセ・ドニー》と《アルカディアス・モモキング》を【黒赤緑ドギラゴン閃】にタッチした【白黒赤緑ドギラゴン閃】がちらほらオリジナルで上位入賞していた。 DM23-SP1発売日には【百鬼の邪王門】型【黒赤緑ドギラゴン閃】がオリジナルのチャンピオンシップを準優勝。カウンター札で凌いでから《王来英雄 モモキングRX》→《燃える革命 ドギラゴン》と繋ぐ型であった。 DM23-RP2期には完全に【赤黒バクロ法師】ベースの型が4位入賞している。 DM23-EX3で《“龍装”チュリス》のリペアである《偽りの希望 鬼丸「終斗」》が登場すると、早速そちらが入った【赤黒バクロ法師】ベース型が結果を出した。 【白黒赤ドレーンドギラゴン閃】 [編集]《ロジック・サークル》や《ロジック・キューブ》互換でサーチすることで一刻も早く《デビル・ドレーン》を唱え、一気に《百鬼の邪王門》や《「ひっくり返したれやぁぁぁ!!」》で展開して押すデッキタイプ。 チャンピオンシップで複数回入賞した由緒正しきデッキタイプである。 主要カード [編集]
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