深淵送り - デュエル・マスターズ Wiki

深淵送り [編集]

DM25-RP4で登場したキーワード処理。

指定のカードをあらゆる能力や効果を無視して深淵ゾーンに置くことを意味する。バトルゾーンのクリーチャーに限定した効果ではない。
現状、深淵ゾーンは干渉手段が存在しないため、一度深淵ゾーンに置かれたカードはゲーム中で再利用する手段が存在しない。

ルール [編集]

総合ルールや公式FAQの更新がまだ行われていないので、下はあくまでも推測である。

• 「この移動は妨げられない」に従って、以下の効果が存在しないかのように指定のカードを深淵ゾーンに置く。（参考：《鬼槍の一撃》の「クリーチャーがバトルゾーンを離れない効果を無視する」）
  • 置換効果（離れる時、かわりに～）
  • 離れない

• 置換効果ではなく、「除去される」が確定された時点で割り込んで移動先や移動方法を変更する処理が存在する。G・リンクやサイキック・スーパー・クリーチャーのリンク解除が該当する。それら耐性がどのように処理されるかは不明。以下のどれかになると考えられる。
  1. そのエレメントを構成するカードすべてをまとめて深淵ゾーンに置く。
  2. そのエレメントを構成するゴッドのうち、いずれか1枚を選び、それを深淵ゾーンに置く。
  3. そのエレメントを構成するセルのうち、1枚を選んで超次元ゾーンに戻し、残りのカードを裏返す。（下線部は「移動を妨げる」に含まれる恐れがある）

• アンタッチャブルによる選べないを貫通して選べるのか、「可能ならこのクリーチャーを選ぶ」による変更を受け付けないのか（＝「選ぶことを妨げる効果」も無視できるのか）は、裁定待ち。

• 深淵ゾーンにも書かれているが、サイキック・クリーチャーやゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード、《禁断のドキンダム》といった、バトルゾーンとそこ以外のゾーンにある間の処理が発揮されるかも不明。ゾーンの一種とするなら発動するし、最終P'S封印と同じなら発動しない。
  • 超次元ゾーンや超GRゾーン、パートナーゾーンのカードは元いた場所に強制または任意で戻すことになっているが、この移動が可能かは不明。

• 上記の疑問点の回答次第では、「カードが離れた」という扱いとは別の、深淵送り専用の処理が設けられる可能性もある。つまり、デュエプレの最終P'S封印されたクリーチャーが消滅していくのと同じく、深淵送りは例外的に「カードが離れる時[1]/カードが離れた時」の誘発すらしない可能性がある。端的に言えば、封印という処理を介さずカードの存在が無視されるようなものである。
  • なお、最終P'S封印は先に封印でルール的な存在を無視した後、バトルゾーンの上限枚数の枠から除外するという2ステップで構成されているので能力による耐性や「離れた時」を貫通するメカニズムである。深淵送りが「離れた時」をトリガーさせないというのはあくまで「そうなるかも」の推測であることに注意。

その他 [編集]

• このキーワード処理が登場する前、いわゆる「追放領域」や「ゲームから除外する」の代用として超次元送りが用いられていた。新たなゾーンを増やさないための措置かと予想されていたが、この深淵送りによって結局『深淵ゾーン』という新ゾーンが登場することになった。
  • 「ゾーン」という名称から勝手にそう思っているだけで、サイキック・クリーチャーなどが強制送還されない裁定となるならば「深淵送り状態」が適切で、ゾーンではないかもしれない。
    過去の例では「どこでもないゾーン」はその名称に反してゾーンではないと一貫されており、その矛盾を受けて現在では「保留状態」と改名されている。
  • 現段階では判明していないが、パンドラ・シフトなど自分からカードを超次元ゾーンに送ったり、超次元呪文なしで超次元ゾーンからカードを出す手段が増えてきており、安易にカードを回収できない手段としてデザインされた可能性がある。
    • 余談だが、破壊でもバウンスでもないクリーチャーの処理という面では、革命編、革命ファイナルにて猛威を振るった封印を彷彿とさせる。

• 深淵ゾーンの中身をゲーム中に参照できるのかは定かではないが、参照する方法が存在しない場合は最終P'S封印が類似効果として挙げられる。

• ゲーム中事実上のカードを除外するという効果は、別のTCGでだとポケモンカードゲームにある「ロストゾーン」がある。そちらも深淵送りと同様にゲーム中1度送ると二度と触れない仕様になっている。

参考 [編集]

• キーワード処理
• 確定除去
• 離れない効果を無視する
• 最終P'S封印
• 超次元送り