《ミスティック・クリエーション》 [編集]

ミスティック・クリエーション UC 水文明 (4)
呪文
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
カードを3枚まで、自分のマナゾーンから手札に戻す。

DM-06で登場した呪文

S・トリガー付きで、一気に3枚までマナゾーンからカード回収できる。「まで」と付いているので、0から3枚まで自由に選べる。
マナを減らす能力は通常はデメリットとなるが、マナゾーンが充実した終盤ならば有力な手札補充となるだろう。
手札補充という点では《サイバー・ブレイン》に匹敵する手札補充量だが、補充できるカードの「質」という観点で優れる。

S・トリガーを持ち、性質上マナ回収呪文は大抵後半にしか使わないため、コストが高めな点はほぼ問題にならない。
この手の呪文の中では、マナブーストが絡んだコントロールデッキを中心によく使われている。

ビッグマナに到達すればその力を発揮しやすい。回収したいカードマナ1つの支払いで手打ちしてやると無駄がない。

エピソード2以降より増えた大型フィニッシャーを呼んでくるのもいい。
《クリスタル・フュージョン》《恵みの大地ババン・バン・バン》ターボから繋げば、コンボパーツを拾って超展開の起点ともなるだろう。
盤面を見ながらカードを選べるので、除去ハンデスも思いのまま。

【ゴッド・サーガ】など、大量のマナを必要とするコンボデッキではこのカードのお世話になることも多いだろう。

運よく終盤にトリガーしたなら、マナブーストなどでマナゾーンに落ちた防御用のシノビ手札に戻して形勢逆転が狙えることもある。
むしろそれを狙って《土隠妖精ユウナギ》と組み合わせると、粘り強く相手を妨害し続けることが出来る。

環境において [編集]

かつては【化身コン】のキーカードとしてよく使われていた。《ヘル・スラッシュ》などライブラリアウト呪文を、マナゾーン経由で回収する役目である。

【除去ボルバル】の現役時代、《セブンス・タワー》マナゾーンリソースを稼ぎ、これで回収する構築も稀にあった。

エピソード1環境では【Nエクス】に使われることもあったが、マナさえ潤っていればこのカードよりも多くのカードを実質的に回収できる《蛇手の親分ゴエモンキー!》が優先され、こちらは呪文回収ができる、ニンジャ・ストライクをプレイした次の相手のターンに構えられるという差別化点を生かす必要があった。

エピソード2環境からエピソード3環境にかけては【ターボゼニス】【カイザー「刃鬼」】に採用された。【カイザー「刃鬼」】は呪文比率が高いため、《蛇手の親分ゴエモンキー!》では真似しづらかった。

【ライベルモットループ】では一旦マナチャージしたコンボパーツを回収するために使われる。極端な話、そちらのデッキの場合ひとたびループが始まったら途中でマナゾーンのカードが0枚になっても構わないのである。

その他 [編集]

  • DM-18以降は長く絶版状態が続いていたが、DMX-14にて7年ぶりに再録された。DM23-BD7でも11年ぶりの再録を果たした。
    • 再録で使用されているイラストはすべてDM-18版であり、DM-06版は絶版が続いている。
  • 名前の意味は「間違った創造」。フレーバーテキストにもある「生命」とは恐らくマナゾーン、「禁忌」とはマナ回収、「運命の理」とはS・トリガーの事を指すと思われる。
    • イラストでも生物の受精卵や、自らの胎児に干渉しようとしている姿が描かれており、美しさとは裏腹に水文明の恐ろしさが滲み出る一枚となっている。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-06
    サイバーロードは生命の禁忌をも超越する。
  • DM-18DM23-BD7
    運命の理にまで干渉する力は、まさに恐怖。
  • DMX-14
    その強大な力は、時には自らを傷つける。しかし、時を誤らなければ、大いなる助けとなるだろう。――蒼狼の始祖アマテラス
  • DMPX-02
    ある日の放課後、生徒会の仕事を終えたエリートが帰る頃には、すっかり日が沈んでいた。空を見上げると、外にはミスティックな星空が広がっている。そんな景色を眺めていると、ふと背後からエリートを呼び止める声が聞こえた。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]