暴発 [編集]S・トリガーが使用できるシールド回収の俗称。由来はDM-10の《暴発秘宝ベンゾ》。 概要 [編集]
多くのシールド回収カードは「ただし、その「S・トリガー」は使えない。」と記述されており、それらは文字通りS・トリガーが使えないため、暴発とは呼ばれない。 それ以外のS・トリガーを発動できるシールド回収を《暴発秘宝ベンゾ》から取って暴発と呼んでいたが、初心者の理解を妨げると判断したのか、はたまたテキスト簡略化のためか、DM22-EX1での《暴発秘宝ベンゾ/星龍の暴発》のツインパクト化に合わせて自己ブレイク能力にエラッタされた。
環境において [編集]登場当初は自分のシールドを減らしてしまうことが重大なデメリットと見なされネタ能力扱いだったが、S・トリガー獣と一緒にビートダウンに採用することで手札補充とコスト踏み倒しを兼ねることが徐々に知られるようになり、評価が向上した。 DM-29で《奇跡の精霊ミルザム》と《星龍の記憶》が登場。それぞれ【暴発ミルザム】【星龍ベンゾ】といった地雷デッキを生んだ。 2009年8月28日に《マーシャル・クイーン》で手札に加えたシールドのS・トリガーを使用できるという裁定が出されると、にわかにそちらを使ったデッキが組まれるように。《星龍の記憶》とのコンボデッキ【星龍マーシャル】も2009年9月10日に裁定が変更されるまで活躍した。 2011年全国大会ビクトリーワン(オープンクラス)では、メタを読んだ【マーシャルビートダウン】が優勝を果たした。 DMX-18では《音感の精霊龍 エメラルーダ》が登場。シールド交換と暴発を兼ね、《ヘブンズ・ゲート》にも対応する強力な性能から【白単天門】で活躍した。 革命編環境では《音感の精霊龍 エメラルーダ》が【天門ループ】でトップメタ入りを果たす。続く革命ファイナル環境でも大活躍し、《時の法皇 ミラダンテXII》や《青寂の精霊龍 カーネル》と組み合わせての採用例もあった。 新章デュエル・マスターズでは【ブライゼシュート】が成立。おそらく暴発を使った最も有名なデッキの一つだろう。 その後、《黒神龍ブライゼナーガ》は2019年3月1日に殿堂入り。ネタ扱いされていたカードが殿堂入りするまで躍進したと考えると感慨深い。殿堂入り後も十王篇の【赤黒邪王門】や王来篇の【ナウ・オア・ネバーループ】で散発的に結果を残している。 その後、DMEX-12で登場した《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》により【旅路G3】が成立。G・ブレイカーで全てのシールドを焼き払った後、自分は暴発によって追加打点を形成するというデッキであり、地雷として度々環境で見られるようになる。 同じ弾の《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》も、【ライベルモットループ】や【星龍ライベルモット】を生み出し《マーシャル・クイーン》を環境に復権させた。 2021年、裁定変更により《星龍の記憶》が大きな弱体化を受け、【星龍ベンゾ】や【星龍アバレガン】が大打撃を受けてしまう。 DM24-EX1で【マーシャル・クイーン】が大幅に強化され、そちらが環境入りすると、暴発を行う光景が環境でもよく見られるようになった。シールド交換がメインのためシールドの総数は減らないこと、暴発要員自体がS・トリガーから展開されることでトリガーデッキの側面も持つ事なども強力であった。暴発の弱点とも言える「コンボ完成前に攻め込まれると出力が下がる」「暴発要員自体はS・トリガーからは使えない」が克服された形となる。 その他 [編集]
暴発に使われる主なカード [編集]暴発を利用する主なデッキ [編集]参考 [編集]タグ:
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