悪魔神(あくましん)フレアスポーン》 [編集]

悪魔神フレアスポーン VR 火文明 (6)
NEOクリーチャー:デーモン・コマンド 6000
NEO進化:闇、火または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
NEO進化クリーチャーとして召喚するなら、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨て、その後、自分の山札の上から2枚を表向きにする。こうして表向きにしたカードがすべてクリーチャーで、コストの合計がその捨てたカードのコスト以下なら、表向きにした2体を出す。そうでなければ、表向きにした2枚を手札に加える。

DM25-RP1で登場したNEOデーモン・コマンド

cip《勇愛の天秤》墓地肥やし手札交換相当ができる。また、捨てた手札のコストと、山上2枚のカードのカードタイプとコストを比較し、条件を満たせば強制でバトルゾーンに出す。

1枚ディスカードしてから2枚手札補充でも実質的にキャントリップと同等であり、NEO進化クリーチャーとして召喚するなら実質4マナで済むため踏み倒し不発でも丸損にはならない。

このカードを採用している以上、コスト踏み倒しに失敗するのは下振れなのはおおよそ間違いないため、デッキ構築に工夫はしたいところ。
例えば火マナ枠に《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》《伝説の禁断 ドキンダムX GS》を少数採用しておき、コスト99を捨てたのだから超高確率で踏み倒しに成功するだろうと祈るなど。

あるいは火でも《「暴竜爵様のお出ましだッチ!」》で出目を山札操作できるのでそれと併用する。

普段使われるカードのコストは1以上の整数という前提において、カード2枚のコストの合計がある1枚のコストの値以下であることが必要のため、捨てたカードのコストと同値のクリーチャーの踏み倒しは原則できない(A+B≦A、A+B≦Bになるパターンは無い)。メインデッキにコスト0無色クリーチャーを入れておけば対策できるが、デッキパワーは大きく落ちるだろう。

普通の足し算では起こらない例外にツインパクトの存在がある。
公開したカードの取り扱いは、「クリーチャーであるか否か」と「カードの持つコストは何か」の二段階認証であるため、ツインパクト《ロック“SPK”スピーカー》《五輪の求道者 清永》と同じく非クリーチャーの低コスト側を見ることが可能と考えられる。
この仮説が正しかった場合は捨てたカードのコストと同値以上のクリーチャー側でも踏み倒しができる。

  • 自分の手札を捨てる時点でツインパクトを用いた場合、自分の山札の上から2枚を表向きにする前にどちらのコストにするかを決める必要があるので注意。(その都度コストを宣言する参考裁定)基本的にはコストの大きいほうを宣言しておけば問題ないだろうが、踏み倒しよりも手札補充を優先したい場合、あるいは強制で踏み倒しされるクリーチャーを出すと不利益になる場合に、巻き戻してコストの小さいほうを捨てたことにして後出しで踏み倒しを不発にするプレイングはルール違反である。

その他 [編集]

  • 名前やイラストから《悪魔神バロムスポーン》の派生であることは分かるが、悪魔神にしては珍しく能力にクリーチャーカード破壊する効果を一切持っていない。踏み倒し能力を持つ悪魔神は《偽りの悪魔神 バロム・ミステリー》《悪魔神バロムハデス》がいたが、手札交換のような能力を持つものはこのクリーチャーが初であり、加えて悪魔神としては初の、それも単色である。
    • 《バロムスポーン》のページにあるようにスポーン(英:spawn)とは卵の意味であり、あちらは《バロム》の卵という設定と《バロム》を小型化したような性能を持っている。それに対してこちらは、親(手札コスト)からそれより小さい卵(踏み倒し先)が複数出てくるという形でスポーンという語を再現していると考えると、非常に秀逸なデザインと言える。
  • 初出がDM25-RP1であることや上記の特性 (既存のクリーチャーの派生かつそれと文明が異なる点) から「魔誕の勢力」に属するものと思われるが、他の「魔誕の勢力」のクリーチャーと異なりカード名に「魔誕」を含まない。

サイクル [編集]

DM25-RP1のコスト6NEOクリーチャーサイクル。自文明もしくは友好色のクリーチャーを進化元にでき、その場合の召喚コストを2もしくは3軽減する。
水担当の《~西方より来る激流の竜騎公~》スーパーレアでそれ以外はベリーレア

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]