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究極ゲート R 光文明 (6) |
呪文 |
S・トリガー |
相手のクリーチャーを1体選び、タップする。 |
自分の山札をシャッフルし、上から1枚目を見る。そのカードが光のコスト9の侵略者なら、バトルゾーンに出してもよい。 こうしてクリーチャーをバトルゾーンに出したのでなければ、そのカードを手札に加える。 |
クリーチャー1体をタップし、コスト9の光の侵略者を山札からコスト踏み倒しする。
勿論、進化クリーチャーや究極進化も出せる。
《ヘブンズ・ゲート》を髣髴とさせるカード名だが、スペックは《ソーラー・レイ》+光のコスト9の侵略者限定の《ミステリー・キューブ》と例えたほうが近い。
直前のシャッフルにより山札操作と組み合わせる事ができず、運が絡むとはいえ、総じてコストの重いそれらのクリーチャーをコスト踏み倒しできるのは強力。
仮に空振りしても、出たカードは手札に加える事ができ、S・トリガーで出ればタップによる足止めだけは確実に行えるので、全くの不発に終わる心配はない。
DMEX-17までに登場した光のコスト9且つ侵略者のクリーチャーは以下(※は《ヘブンズ・ゲート》にも対応)。
対象となる光のコスト9の侵略者は殆どが大型のブロッカーなので、何が出ても大幅な足止め効果が期待できる。運良く《極まる侵略 G.O.D.》などのフィニッシャーが出てくれれば御の字である。
とはいえ単にブロッカーを出すだけならより汎用性の高い《ヘブンズ・ゲート》で十分。また九極クリーチャーは一部を除いてコストの割にカードパワーが控え目であり、《閃光の守護者ホーリー》や《サファイア・ウィズダム》といった非侵略者のコスト9クリーチャーは対象外なので【ミステリー・キューブ】ほどの制圧力はない。
新章デュエル・マスターズ以降はコスト踏み倒しメタカードの普及も重なり【九極侵略】においても採用率が伸び悩んでいるのが実情である。
究極ゲート R 光文明 (9) |
呪文 |
S・トリガー |
相手のクリーチャー1体をシールド化する。 |
自分の山札をシャッフルし、上から1枚目を見る。そのカードが光のコスト9の侵略者なら、バトルゾーンに出してもよい。そうしない場合、手札に加える。 |
DMPP-26で実装。
コストが9、相手クリーチャー1体をタップがシールド化になった。
TCG版の1体タップでは仮にS・トリガーで唱えても微々たる恩恵しかなく、アドバンテージ獲得にはコスト踏み倒しが事実上必須だった。
デュエプレ版は純粋に確定除去として強力なスペックに調整されており、腐りにくい効果に上振れ要素が付け足されたカードと言える。
また、この変更により《ミステリー・キューブ》《ホーガン・ブラスター》などとの差別化に成功してもいる。
後述のように、あえて踏み倒し対象の侵略者を入れないデッキも多数結果を残している。重い侵略者を入れて序中盤に隙を晒すより、疑似キャントリップで除去札などを引き込んだ方が【速攻】に勝ちやすいという判断だと思われる。
当時のNew Divisionで破壊以外の確定除去は貴重だったため、踏み倒し対象に割くスペースがないだけでは抜く理由として弱かったとも考えられる。
名目コストが重いのであまり手打ちされることはない。踏み倒しも偶に《サイバー・I・チョイス》が考慮される程度で、基本的にS・トリガー前提の運用になる。
DMPP-26環境は【ワルボロフ】が支配的な立ち位置にあったため、《デュエにゃん皇帝》を破壊以外の方法で除去できるS・トリガーとして重宝された。マナ・墓地に干渉手段を持つ【ボアロコントロール】の《革命目 ギョギョウ》を、唯一再利用が難しいゾーンに飛ばせるのも優秀だった。
最初はNew Divisionの【トリガーロージア】、研究が進むにつれ【5色コントロール】や【ヘブンズ・ゲート】、All Divisionの【カイザー「刃鬼」】でも使われた。
《真聖教会 エンドレス・ヘブン》のナーフ後は【白青ギャツビー】で流行した。
このカードの存在は他のデッキの構築も歪ませており、DMPP-26末期にはシールド送りされたカードを《斬斬人形コダマンマ》で回収する【レッドゾーン】が一定数見られたほど。
その後、DMPX-01期に《龍覇 ワルボロフ》はDP殿堂したが、入れ替わりで数を増やした《夢幻大帝ネロ・ソムニス》や【ベアフガン】に刺さるため、依然見かけることがあった。
しかし、環境が高速化するにつれ単体除去にしかならない欠点が目立つようになり、遅くともDMPP-28期にはモードでオールタップも選べる《アルカディア・スパーク》に取って代わられている。