轟䡛合体(ごうしゃがったい) ゴルギーオージャー》 [編集]

轟䡛合体 ゴルギーオージャー SR 光/水/自然文明 (9)
G-NEOクリーチャー:メカ・デル・ディネロ/スーパーカー・ドラゴン 14500
このクリーチャーの召喚コストを、進化元に含まれるカード1枚につき2少なくする。ただし、そのコストは2以下にはならない。
G-NEO進化:光、水、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
ブロッカー
マッハファイター
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、このクリーチャーに含まれるカードの枚数まで、自分の山札の上からマナゾーンに置く。その後、カードを3枚まで自分のマナゾーンから手札に戻す。
このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーに含まれるカードが10枚以上あれば、自分はゲームに勝つ。

DM25-RP2で登場した//自然G-NEOメカ・デル・ディネロ/スーパーカー・ドラゴン

ブロッカーマッハファイターコスト軽減については、これから用いる進化元に対してその構成カードを数え、その枚数×2だけ下がるというもの。進化しない場合には参照する数が0なのでコストは9のまま。
cipは、解決時に発生源の構成カードを数え、0〜その枚数の範囲で任意マナブースト後、0〜3枚の範囲で任意でマナ回収するという能力。
アタックトリガーで、解決時にこのクリーチャーが10枚以上で構成されているならエクストラウィンする。

進化して《轟䡛合体 ゴルギーオージャー》を出す場合、それに用いるクリーチャーの数は1体であるため、究極進化のように進化前の時点で2枚以上の束になっているクリーチャーを選択しないと4や6の軽減ができない。
また、アタックトリガーを見据えて大量のカードの束で出来た《轟䡛合体 ゴルギーオージャー》を着地させたいとしても、《時空工兵タイムチェンジャー》などで後から補給しない限り、進化元の1体が大量にカードを含んでいることが要求される。

なお、テキストによって「そのコストは2以下にはならない」とあるため、3枚以上で構成されたクリーチャーを進化元に使っても、6を超えた軽減は行われない。

進化元が0枚[光/水/自然(9)]NEO進化しない場合
進化元が1枚[光/水/自然(7)]
進化元が2枚[光/水/自然(5)]
進化元が3枚以上[光/水/自然(3)]《希望のジョー星》無色化していてもこれが下限

cipオブジェクトの構成枚数に応じたマナブーストマナ回収を行う。ある程度の進化元枚数を確保すれば一気に大量のリソースを獲得できる。

基本的に、デッキ単位でそうなるように工夫しなければならないものの、進化済みのクリーチャーの上に重ねる形で疑似究極進化(またはG・リンクオーラなど、進化元以外で複数枚カードのクリーチャーを進化元に)すると、上質なマナ加速/回収カードとして運用することができる。
マナ回収にはカードタイプの制限はないため状況に応じた取捨選択ができ、アンタップインで置かれるマナ加速と合わさって非常に小回りが利く。

進化元1枚の進化クリーチャーの上に重ねれば実質5コストで召喚することができ、さらにタップイン指定ではないため最大3マナのマナ回復をしながら3枚までのマナ回収ができる。取り回しのしやすさからしてもこのコストラインが使用に際しては基本となってくるか。
元からあるか、自前のマナ加速で落ちた《ゴルギーオージャー》を回収すれば、潤沢な残りマナで即座に進化、さらにマナを伸ばすといった芸当も可能。理論上ではこの状況が連鎖することにより一度の着地から4枚のカードをオブジェクトに追加でき、達成できれば後述するエクストラウィンがグッと現実化する。

攻撃時に構成枚数に応じてエクストラウィン効果が発動する。
10枚用意して攻撃すればエクストラウィンという点では《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》と類似しているが、進化元が10枚必要なあちらに対しこちらは「このクリーチャーにカードが10枚以上含まれている」なので要求枚数は1枚少ない。しかしあちらと違い超無限進化ではないため、最初から大量のカードが積み重なった1体のクリーチャーか、あるいは後からクリーチャー自身にカードを追加する手段が必要。

このクリーチャーに含まれるカードが9枚以下の状態でアタックトリガー待機させておき、先に侵略などで上にカードを重ねて10枚以上に達してから、アタックトリガー解決して条件達成ということは一応できる。しかしメカ・エンジェル・コマンドではないため、その手の便利枠である超次元ゾーンからの《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》の4連続P侵略ができないので難易度が高い。
《極まる侵略 G.O.D.》はこのクリーチャーから侵略することができ、その上cipでさらにコスト9進化クリーチャー/NEOクリーチャーをこの上に重ねることができる。
《G.O.D.》の干渉できる領域のカードでは10枚に届かなかったとしても、出したコスト9に《ゴルギーオージャー》のような公開領域を広げられるカードと2枚目以降の《G.O.D.》もしくは《God of Dream》があれば、無理やりエクストラウィンまで持ち込むこともできるだろう。
より小回りが効く選択肢としては《奇天烈 ガチダイブ》も単体で2枚進化元を増やせるため、相性が良い。

一手で莫大な枚数の進化元を確保できる超無限進化クリーチャーと相性が良い。特に《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》バトルゾーンだけでなくマナゾーン墓地からも好きなだけかき集められる。
《ソウルスカーレット アカネ》超魂X《完璧妖精サエポヨX》を用いればマナ召喚も可能かつスノーフェアリー系統との色も一致している為共存もしやすい。 

最大枚数まで投入した《轟䡛合体 ゴルギーオージャー》、および同じ方向性で連鎖のための残りマナ管理をする《観覧!ホールインランド・ヘラクレス》により、エクストラウィンの難易度は現実的。超無限進化《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》と明確に差別化出来ている。

《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世》のように手札補充付きブロッカーの時点で既に優秀であり、そのうえそちらに比べてマッハファイターで積極的に相手を削る事ができる。
非進化ブロッカーでもあるので《ヘブンズ・ゲート》でも呼び出せる。コスト軽減エクストラウィンはほぼ放棄する形になり、いよいよ《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世》と競合するものの、同条件のマッハファイターでは抜けて高パワーであり、《闘門の精霊ウェルキウス》の能力をトリガーさせやすいのは特有の強み。
【白緑巨大天門】にて自然のマナが足りないようであればお呼びがかかることもあるかもしれない。
さらにNEOなので適当なクリーチャーを進化元にすれば進化速攻の即時打点[1]。放っておくと相手からの自爆特攻連打で自身のライブラリアウトの負け筋になる《闘門の精霊ウェルキウス》のキャンセラーにも。

環境において [編集]

発売翌日には、64人規模のCSで【ゴルギーオージャー】が優勝した。

その他 [編集]

  • 5体のスーパーカー・ドラゴンが合体しているだけあってか冠詞には合わせて5つの「車」の漢字が使われている。因みに「䡛」はくるまを指す漢字であり、読みは「エキ」か「ヤク」。「シャ」とは読まない。ゴルギーニ家の持つ富のイメージに合う「豪奢(ごうしゃ)」に轟+䡛で5つの「車」を合わせたものと考えられ、「䡛」の読みこそ独特だが「車」単体では「シャ」と読める点が収まりを良くしている。
    • 他のカードで、その漢字が持たない読みを使っているものには「烏(えん)」や「誣(みこと)」などもある。

サイクル [編集]

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


[1] 「進化ではない」指定の《ヘブンズ・ゲート》でもその動きはできる。先に手札から踏み倒す2体を選択してから、まずは1体目に進化元を出し、2体目にこのクリーチャーを出そうとして、その出し方を決める時点で進化として出すことができる。