【グルメ墓地ソース】 [編集]《樹食の超人》の墓地肥やし能力を利用した黒赤緑に光や水をタッチした【墓地ソース】。手札補充の核となる《巨大設計図》に因み【巨大墓地ソース】とも呼ばれる。 DMEX-17で《超七極 Gio/巨大設計図》が登場し、《巨大設計図》との8枚体制になったことでDMBD-18頃デッキが確立した。
主要カード [編集]候補カード [編集]
このデッキの回し方 [編集]《超七極 Gio/巨大設計図》と《巨大設計図》で手札を補充する。基本的にこのデッキは非ツインパクトの《巨大設計図》以外コスト7以上であるため、よっぽど《巨大設計図》が固まっていない限り3枚以上は手札に加えられる。 環境において [編集]2021年12月初頭にチャンピオンシップ優勝を果たし、以降オリジナルで流行。 ただし、王来篇環境 (オリジナル)には除去力の高いデッキが少なくなく、《暴走龍 5000GT》の着地まで攻撃を待っていてはフィニッシュが間に合わないため、実際のゲーム上は3ターン目に《百万超邪 クロスファイア》と《樹食の超人》を並べてビートダウンする展開も珍しくなかった【JO退化】で3ターンキルできる相手にわざわざ回りくどい勝ち方をするデッキという印象で、チャンピオンシップで入賞を量産した一方大型大会では評価が低かった。もっとも、9年前のカードであった《暴走龍 5000GT》がガチ環境で選択肢に入るパーツという時点でデッキパワーの高さは折り紙付きと言えた。 DMEX-18期のオリジナルではこれをフシギバース元に採用した型が複数件上位入賞報告され、以降流行。延いては、《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》も採用した代わりに闇のリソース系やフシギバースをカットしてデッキカラーを従来の黒赤緑から青赤緑に変えた型も結果を残した。 同終期には《我我我ガイアール・ブランド》で打点を補強しつつ《樹食の超人》でのディスカードを《“轟轟轟”ブランド》のマスターG・G・G促進に利用する型が流行。 DMBD-19・DMBD-20期にはついに、【墓地ソース】系統のフィニッシャーが属する火を完全にカットしてフシギバースに特化した黒緑型までがオリジナルで3位入賞した。 DMRP-22に激増した【青黒緑ハンデス有象夢造】に対して莫大なリソースで余裕を保てることから、この頃のオリジナル環境で【白青赤鬼羅.Star】、【青魔導具】と共にトップメタに立った。【白青赤鬼羅.Star】のメタカードが刺さり、【青魔導具】には対処が乏しく、【JO退化】には速度負けする、といった具合に環境上位に悉く弱いが、にも拘らず入賞数だけ見るとトップメタと呼べる実績を誇るのはそれだけリソース確保力のおかげで高いデッキパワーを発揮でき、地雷耐性があるということなのだろう。 DMBD-21・DMBD-22期には《大魔王 ウラギリダムス》を主なメテオバーン元にする形で《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》をフィニッシャーとして使う型が優勝。 手札、墓地のリソースを容易かつ極端に稼いでロックを行う強力さ、および今後コスト7以上のクリーチャーが出る度に際限なく強化され、今後それらのカードの開発の障害になる性質から、2022年8月15日に《樹食の超人》と《超七極 Gio/巨大設計図》は殿堂入り。リソース確保の速度がガクッと落ちることになり、これを機に消滅。 長所 [編集]大量の手札補充のおかげで安定性が非常に高く、巨大なフシギバースクリーチャーのカードパワーで圧殺することや、強力な高コストS・トリガーで【速攻】対策を打つことができるという強みがある。また、そのリソース確保力のおかげで1枚積みのカードを使いやすい。 《巨大設計図》での回収対象であり、色が合いさえすれば7コスト以上のコスト帯に上位互換の存在しないあらゆる防御札が採用範囲内なので、防御札の枠のカスタム性が極めて高い。 フシギバース持ちのカードパワーの高さのおかげで、コントロールプランもある程度取れる。そこに《マキシマムザ亮君(暴天覚醒MAXIMUM神羅曼象)》でのクリーチャー一層、呪文ロックによる詰めを加えれば尚良い。フィニッシャーを着地させてからは直線的な動きしかできなかった従来型の【墓地ソース】とは比べ物にならないほど対応力が高かった。 フシギバースは召喚であるためメジャーなコスト踏み倒しメタをすり抜け、《流星のガイアッシュ・カイザー》も不発になる。《ベイB セガーレ》は《樹食の超人》の1枚目で消費させてからすかさず2枚目を出すことで対処が可能。また、予め墓地を肥やしておく必要がほとんどないため、《お清めシャラップ》などの墓地リセットの影響を受けにくいのも特徴。 短所 [編集]前提として【JO退化】に不利という大きすぎるデメリットがあり、どこかでそちらと当たってしまう大型大会での使用には向いていない。このデッキがフィニッシュに4ターンから5ターン程度かかるのに対し、【JO退化】は3ターンから4ターン程度でフィニッシュする上にカウンター封じまで付いていた。 《暴走龍 5000GT》の着地こそ最速で4ターン目なので、早期にウィニーを大量展開するキルターンの速いデッキに対してはロック力がそれほど活かせない。 そもそもデッキの持ち味が《樹食の超人》の墓地肥やし能力ありきなので、マナブースト呪文で不正メタを避けるために準備している展開は比較的不利なゲーム運びである。 【我我我ブランド】などの【速攻】との対面で下手にワンショットに拘るとG・ストライクで頓挫してしまう恐れがある。そのため、なるべく刻むプレイングで先にG・ストライクを踏んでおくのが賢明。 【JO退化】メタの《飛ベル津バサ「曲通風」》がついでのように刺さってしまう。 参考 [編集]タグ:
|