【青黒ハンデス超次元】 [編集]非常に強力なデッキとして知られる【白青黒超次元】の流れをくむデッキ。【白青黒超次元】の主要パーツであった《超次元ドラヴィタ・ホール》、《王機聖者ミル・アーマ》、《天雷の導士アヴァラルド公》が2011年7月23日付けで殿堂入りしてしまい、デッキ内の光文明の枚数を保つことが難しくなったため、代わりにDMR-01にて登場した《コアクアンのおつかい》や《特攻人形ジェニー》等が搭載され、【準黒単】の様な色構成をとる。 現在はアドバンスであればGRクリーチャーを採用しない理由はないため、GRと超次元を両方使う形で(GR単採用の場合もある)【青黒GRハンデス】に発展的解消を遂げている。
主要カード [編集]
候補クリーチャー [編集]候補呪文 [編集]候補ツインパクト [編集]
候補D2フィールド [編集]超次元ゾーン [編集]
10枚以上積まれた2コストの軽量ハンデスを連打することで相手の手札を枯れさせ、《アクア・ベララー》で反撃の芽を摘む。最後は超次元呪文から呼び出したサイキック・クリーチャーまたは《S級不死 デッドゾーン》で止めを刺すというのがコンセプトであり、勝ち筋。ハンデスで減った手札は《コアクアンのおつかい》をはじめとしたドローソースで支える。 上記のクリーチャーでも十分止めを刺すことは可能だが、できれば《超時空ストーム G・XX》を使用し、勝利を確実なものとしたい。 その他、《超次元バイス・ホール》がプレミアム殿堂入りする前までは、マナ回収手段を与えてくれる《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》。単純な高打点持ちとして優秀な《時空の賢者ランブル》。《超次元バイス・ホール》からの《時空の喧嘩屋キル》と組み合わせたスピードアタッカー付与が強力な《時空の戦猫シンカイヤヌス》/《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》。防御面では《時空の踊り子マティーニ》他、《時空の脅威スヴァ》が選択肢として入ることも。 【青黒ハンデス超次元】とあるが、《コアクアンのおつかい》は光文明も手札に加えることができるので、枚数さえある程度確保できるのであれば投入しても全く問題はない。もちろんタッチで投入するのも良いだろう。 【白青黒超次元】と比較した場合
環境において [編集]全盛期の【白青黒超次元】と比べると、単純に光と水の選択肢が少なくなった分劣る。また《王機聖者ミル・アーマ》の呪文のコスト軽減による選択肢の増加がなくなっており、より注意深いプレイングが求められることとなった。 革命編環境では《S級不死 デッドゾーン》をフィニッシャーとした型がよく見掛けられた。競技度の高い大会では《西部人形ザビ・バレル》と《人形の裏技ペット・パペット》、《学校男》と《ファンタズム・クラッチ》で徹底的に【赤単レッドゾーン】を包囲するケースもあった。そちらのデッキは進化クリーチャーである侵略先を10枚前後積むため、運と状況にある程度左右されるが手札を刈り切った後に《アクア・ベララー》で侵略先だけ引かせるという展開も可能であった。サイキックを利用して早期に《奇天烈 シャッフ》、《時空の英雄アンタッチャブル》を含む6打点を並べてワンショットするというプレイングも多く、これなら【モルトNEXT】の単体除去S・トリガーや革命0トリガーも怖くなかった。 ところがカードプールの増加が変化をもたらしDMR-23、DMRP-01において相性の良いカードが大量に追加されたことで新章デュエル・マスターズ環境のトップメタを飾った。プレイングをミスしなければどんなデッキともある程度は戦える対応力を持つというのが大きい。 2018年3月1日に《超次元ガロウズ・ホール》が殿堂入りし、大打撃を受けたと思われたが、この殿堂レギュレーション改定と直後の《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》の登場をきっかけに、殿堂入りカードのカードパワーを《ゴクガ・ロイザー》の呪文増幅能力と《悪臭怪人ゴキーン》による再利用戦術に特化するようになった。また、《英知と追撃の宝剣》のように、むしろ殿堂入りであるからこそその流れを受けてピン挿しパーツとして主流化したカードもある。DMRP-06期になるとコントロール系統に対しては《英知と追撃の宝剣》の効果を連打してそのまま制圧できるケースが多くなり、最悪の場合でも相手のマナゾーンを空にしてからcipを使い終わったクリーチャーで無雑作に1ショットキルできるようになった。2018年12月初頭には《セイレーン・コンチェルト》採用型がチャンピオンシップ優勝を果たしており、双極篇環境で流行したマナ回収の強力さがこのデッキでも証明された。 超天篇に入ると《ヴォルグ・サンダー》が殿堂入りした影響でフィニッシャーを《S級宇宙 アダムスキー》に挿げ替えるケースが多くなった。《S級宇宙 アダムスキー》の侵略元としてメインデッキに水のコマンドを投入するケースが当たり前になり、サイキックも侵略に駆り出すようになった。問題の《ヴォルグ・サンダー》は2019年7月1日のプレミアム殿堂指定により一線を退き、「【青黒ハンデス超次元】のフィニッシャー=《S級宇宙 アダムスキー》」という図式が確固たるものとなった。ところが《異端流し オニカマス》などが立っていると最初の侵略での《S級宇宙 アダムスキー》の踏み倒しに差し支えるため、《学校男》と《堕魔 ドゥポイズ》を合計3枚投入してコスト踏み倒しメタに備える構築がDMRP-10期にはざらになった。 超天篇環境になると同じデッキカラーのハンデスコントロールの主流を【青黒GRハンデス】に譲った。 2020年12月18日殿堂レギュレーション改訂で《超次元ガロウズ・ホール》が殿堂解除されて救済された。この時点ですでに《水の魔術師マジックス》が存在しており、《水の魔術師マジックス》のバズレンダで《超次元ガロウズ・ホール》を繰り返し使うという運用法が可能になっている。 弱点と対策 [編集]ハンデスが主体となるため、マッドネスは天敵。そんな中でも最大の天敵は《反時空の化身》。デッキの動きがハンデスと超次元に委ねられるため、1体出されるだけで壊滅的なまでの被害を被る可能性がある。しかし、だからと言って超次元を使うのを控えるのは本末転倒なため、バトルゾーンに出たら真っ先に除去する事を考えるべきである。環境によっては除去カードを増量することも考えたい。 参考 [編集]タグ:
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