《ファイナル・ストップ》 [編集]
G・ゼロが1ドローに変わった《ミラクルストップ》。 手札を減らさずに呪文を封じることができるため、序盤に手打ちする呪文としてはかなり便利。 次のターン以降も続く試合を見据えた場合には、キャントリップにより息切れしづらくなる分《ミラクルストップ》よりも優れている。 《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》の登場後しばらくは、汎用性の高いあちらに立場を譲っていた。後にあちらをコスト踏み倒しできる《時の法皇 ミラダンテXII》が殿堂入りし、《Wave ウェイブ》や《魔軸の鎖 カメカメン》といったコスト4以下の呪文をコスト踏み倒しするカードが追加されたことでこのカードにしかできない役割が生まれ、このカードを採用するデッキが増えた。 《ジャミング・チャフ》との微妙なテキストの違いで、追加ターンを取ると呪文ロックが実質延長される。この点を活かしたデッキとして【白青赤ゴスペル】があり、《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》とのコンボで活躍した。 環境において [編集]革命ファイナル環境では【白青黒超次元】で採用されることがそこそこあった。《百族の長 プチョヘンザ》を獲得したことによって相対的に使用人口の多くなった【白青黒超次元】に刺さり、ミラーマッチに有利であるという面が目立った。キャントリップが付いているのでジリ貧になりにくいというメリットもあった。 とはいえライバルが多く、ハイスペックでありながら少し微妙な立場に追いやられていた感のある呪文であり、採用にはあまり恵まれなかった。当時はまだ殿堂入りすらしていなかった《音精 ラフルル》の存在も痛かった。 DMEX-01期には【ジョーカーズ】でフィニッシャー呪文としての立場を確立した。【ジョーカーズ】は基本的に並べた小型獣を、各種アタック・チャンス持ちもしくはG・ゼロ持ち呪文で強化してからビートダウンするデッキであるため、いざフィニッシュするターンのメインステップで積極的にマナを払って何かをすることは少なかった。その隙間を縫う形で、簡単に相手の呪文詠唱を封じてS・トリガーを防いでくれるこの呪文が重宝された。 2017年12月にチャンピオンシップを優勝した【赤白レッドゾーン】にも《単騎連射 マグナム》とのセットで採用された。 双極篇になると流行が過ぎてあまり見ないカードとなったが、DMEX-07期に【白青黒GRハンデス】が台頭すると、そちらに入るカードとして注目された。《ジャミング・チャフ》と比べてコスト1軽く、《Wave ウェイブ》で唱えられることが需要を得た要因と言える。 DMRP-12期に【ナウ・オア・ネバーループ】が成立し、《ナウ・オア・ネバー》で《龍素記号Sr スペルサイクリカ》を出して墓地のこの呪文を唱えることと《龍素記号Sr スペルサイクリカ》で手札に戻ったこの呪文を唱えることを延々と繰り返す機構が生み出された。先攻4ターン目にこの呪文を唱えたが最後、この再利用ループにより【カリヤドネループ】はこれでほぼ完封できる。 初期の【青赤マジック】でも《単騎連射 マグナム》とのセット運用が見られたが、遅くともDM23-BD2・DM23-BD3〜DM23-RP4期頃には不採用が多くなった。これがなくとも《「本日のラッキーナンバー!」》 と《同期の妖精》が揃えば大体勝てた。 同年ゴールデンウィーク明けから、《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》で得た追加ターン中に3枚程度積んだこれを唱えて詰める型の【白青赤ゴスペル】が見られるようになった。当時は【青赤マジック】【白青赤ゴスペル】【アーテルマトリクスループ】など、手打ちでも覿面に刺さるデッキが多かった。 5月下旬になると既に【白青赤ゴスペル】でも4枚積みが主流となっており、5枚目以降に《禁時王秘伝エンドオブランド》を採用する型も珍しくなくなった。 【白青赤BAKUONSOOO】では《禁時王秘伝エンドオブランド》《ミラクル・ホーリー・スパーク》など自己コスト踏み倒し手段を持つ呪文ロックが優先され、こちらの採用は見られなかった。 DM24-RP4以降の【青赤マジック】では《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》の登場により、再び採用が下火になった。環境における【白青赤ゴスペル】以外の採用先は【白青赤マジック】程度となった。 その他 [編集]
関連カード [編集]
フレーバーテキスト [編集]
収録セット [編集]デュエル・マスターズ [編集]
デュエル・マスターズ プレイス [編集]参考 [編集]タグ:
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