超天篇環境 [編集]
DMSD-08、DMSD-09期(発売日 2019年3月16日) [編集]新戦力カード [編集]概要 [編集]【チェンジザドンジャングル】は《超GR・チャージャー》を獲得してGR戦術を新たに手にした。ジョーカーズはジョーカーズ・GRクリーチャーの多くと《ガチャダマン》を獲得。新たなデッキである【GRジョーカーズ】を形成した。 この時期は【ジョット・ガン・ジョラゴン】【赤白“轟轟轟”ブランド】【クラッシュ“覇道”】が3トップであり、その後ろを【チェンジザドンジャングル】【GRジョーカーズ】が追う格好であった。 DMRP-09期(発売日 2019年3月30日) [編集]新戦力カード [編集]概要 [編集]【赤白“轟轟轟”ブランド】には《音奏 プーンギ》《ドドド・ドーピードープ》《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》《♪正義の意志にひれ伏せ》などの多数の強化パーツが追加。デュエマGR爆速スタート52枚デッキセットで先行登場していた《KAMASE-BURN!》も一般解禁された。まさしくDMRP-09のコモン枠は【赤白“轟轟轟”ブランド】のためのものといっても過言ではなかった。 【サッヴァーク】は《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》を獲得。それまで打点形成が苦手であったのが嘘のような展開力を発揮するようになった。 【白青黒超次元】は《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》、《無修羅デジルムカデ》などの強化カードを得た。 そんな中2019年4月14日に行われたDMGP-8th Day2(殿堂レギュレーション)では意表を突くかのごとく【赤白ミッツァイル】が優勝を果たし、以降急速に広まった。2位は【サッヴァーク】、3位と4位は【黒緑ドルマゲドン】。【チェンジザドンジャングル】、【ジョット・ガン・ジョラゴン】、【5色蒼龍】もベスト8に残り、【5色蒼龍】はこのベスト8入賞を境に流行を見せた。 DMGP-8th Day2の事前メタゲーム予想としては、【ジョット・ガン・ジョラゴン】、【赤白“轟轟轟”ブランド】、【チェンジザドンジャングル】が環境の中心に立つと予想された。特に、【赤白“轟轟轟”ブランド】の明確な不利対面として、《Dの牢閣 メメント守神宮》を使える【チェンジザドンジャングル】の壁が厚かった。概ね【赤白“轟轟轟”ブランド】→【ジョット・ガン・ジョラゴン】→【チェンジザドンジャングル】(→の根元の方が先の方に不利)三竦みが成り立っているとされた。 オレガ・オーラでは初期のオーラデッキとして【青黒オレガ・オーラ】と【バニラオーラ】が成立。 DMEX-05期(発売日 2019年4月20日) [編集]新戦力カード [編集]概要 [編集]DMEX-05は再録中心のエキスパンションであり、影響を受けたのは《白皇角の意志 ルーベライノ》が参入した【サッヴァーク】、《鋼ド級 ダテンクウェールB》を獲得した【GRジョーカーズ】、《接続 CS-20》と《シニガミ 丁-四式》を手に入れた【青黒オレガ・オーラ】程度であった。 《ポクタマたま》は登場初期こそ評価が低かったが、《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》や《卍罪 ド・リュザーク》といった墓地利用オーラのメタとして採用されるようになった。 メタゲームは【赤白“轟轟轟”ブランド】【クラッシュ“覇道”】といったビートダウンの優勢が確立。それを《Dの牢閣 メメント守神宮》を始めとする防御手段を持つ【黒緑ドルマゲドン】【チェンジザドンジャングル】が迎え撃つ形となった。最終的に、【サッヴァーク】【ジョット・ガン・ジョラゴン】を加えたデッキにトップメタが集約される状況となった。 一方、【デ・スザーク】は【赤白“轟轟轟”ブランド】、【チェンジザドンジャングル】のパッケージである《奇石 ミクセル》によって無月の門持ちのプレイを阻害され、【黒緑ドルマゲドン】にも禁断爆発によって《卍 デ・スザーク 卍》を処理され、といった具合に環境の3トップに歯が立たず、チャンピオンシップ4位以内入賞がまばらになった。【スコーラー】は上位入賞こそ途絶えてはいないが《音奏 プーンギ》にきわめて不利であり、環境の主軸からは退いた。 DMSD-10期(発売日 2019年5月18日) [編集]新戦力カード [編集]概要 [編集]【白黒緑ドルマゲドン】が台頭。相性の悪い【墓地ソース】はやや低調になった。 この時期のトップメタである【ジョット・ガン・ジョラゴン】、【赤白“轟轟轟”ブランド】、【チェンジザドンジャングル】の間には【赤白“轟轟轟”ブランド】→【ジョット・ガン・ジョラゴン】→【チェンジザドンジャングル】→【赤白“轟轟轟”ブランド】の三竦みが成立した。 【ウォズレックバジュラズテラ】がメタゲーム中に進出。【モルトNEXT】もそのカウンター性能と除去力を武器に環境に復帰。低速化した環境に適応している。 DMSD-11、DMSD-12期(発売日 2019年6月15日) [編集]新戦力カード [編集]概要 [編集]DMSD-12では《葬罪 ホネ損ビー》が目玉。《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》召喚前の墓地肥やしと手札補充を1枚でこなせる。 DMRP-10期(発売日 2019年6月22日) [編集]新戦力カード [編集]
概要 [編集]3種のマスターカードはいずれも強力であり、早々に環境入りを果たした。なかでも《Wave All ウェイボール》は【青魔導具】等に登用されている。 《Wave ウェイブ》と《知識と流転と時空の決断》、《イグゾースト・II・フォー》は【青黒ハンデス超次元】をベースとした新デッキ【青黒GRハンデス】を形成、環境へ進出した。双・超マーク2ブロック構築環境では【イマムーグ】も活躍。 レア以下にも優秀なカードが揃っており、《MANGANO-CASTLE!》と《GIRIGIRI・チクタック》は【赤白ミッツァイル】や【赤白サンマックス】などで採用されている。 《タンスかみなりヒゲおやじ》も面白いカード。《シューズッキュン》からのJチェンジや《Dの牢閣 メメント守神宮》からのタップキル、《BAKUOOON・ミッツァイル》の変換要員など、見た目によらず様々な戦法に使われている。 殿堂レギュレーション(2019年7月1日から殿堂入り) [編集]
概要 [編集]この殿堂レギュレーション改訂の影響で【赤白“轟轟轟”ブランド】を始めとする【“轟轟轟”ブランド】系列のデッキ、【青単スコーラー】が構築困難になり、【ウォズレックバジュラズテラ】が消滅した。【白青黒超次元】は《ヴォルグ・サンダー》を失い、《煌龍 サッヴァーク》によるビートダウンやGR召喚を活かしての1ショットキルを取り入れる必要に追われた。 新殿堂施行直後の環境では1枚制限になった《ガヨウ神》の枠に《燃えるデット・ソード》を積み込んだ【ジョット・ガン・ジョラゴン】、殿堂レギュレーション改訂で無傷の【サッヴァーク】が勢いを伸ばした。DMEX-05期から浮上しつつあった【ロマノフシャコガイル】も環境上位に躍り出ている。また、【ロマノフシャコガイル】に対して【サッヴァーク】は《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》、【ジョット・ガン・ジョラゴン】は《ポクチンちん》とメタカードが無理なく積めるのが環境中での強みでもある。 DMEX-06期(発売日 2019年7月20日) [編集]新戦力カード [編集]概要 [編集]《爆銀王剣 バトガイ刃斗》を獲得した【モルトNEXT】や《撃速 ザ・グナム》《覇王速 ド・レッド》を獲得した【レッドゾーン】が強化され、環境に躍り出た。【赤緑ジョーカーズミッツァイル】もトップメタの一角となった。 《S級原始 サンマックス》は登場するなり専用デッキ【サンマックス】を形成した。 DMBD-09・DMBD-10期(2019年8月9日発売) [編集]新戦力カード [編集]概要 [編集]それまで【モルトNEXT】がトップを走っていた環境であったが、【青黒緑デッドダムド】が成立すると状況が一変する。【青黒緑デッドダムド】が【モルトNEXT】から環境トップの座を奪い、2番手にはそちらに速度で勝てる【青魔導具】、【サンマックス】、カウンターで勝ちに行ける【ロマノフシャコガイル】が付けることとなった。 一方、DMBD-09で強化を受けた【カイザー「刃鬼」】は、ベスト128進出者なしと、目を覆うばかりの結果となった。 その後、しばらくすると【青黒緑デッドダムド】の弱点として「5コストの《無修羅デジルムカデ》が出せるまで守りが薄い」ことが着目され、防御札の《テック団の波壊Go!》や《ドンドン水撒くナウ》にも《伝説の禁断 ドキンダムX》でメタを貼れる【赤単ブランド】が再び環境に舞い戻った。【サンマックス】のスピードにも負けない猛攻を仕掛けられることから、CSでも優勝、準優勝報告が見られるようになる。 ここまでの超天篇環境はメタゲームがきちんと循環した良環境であった。
DMRP-11期(2019年9月21日発売) [編集]新戦力カード [編集]
概要 [編集]重量級マナドライブと《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》の登場によって【青赤緑ミッツァイル】が成立。DMRP-11発売直後の各地のチャンピオンシップで上位入賞報告が為され、この頃の環境のトップメタとなった。このような9枚の2コスト初動マナブーストから動くGR召喚主体のデッキはその後の超天篇環境で嫌と言う程見る構築となった。 《ΓΛΧ ヴィトラガッタ》を始めとする自然の疑似侵略オーラが登場。速さを武器にした新たなオーラデッキである【青緑オレガ・オーラ】が成立するに至る。 そんな中、2019年10月5日に「DMGP-9th」が開催された。優勝は【カリヤドネループ】、準優勝は【赤単ブランド】、3位は【カリヤドネループ】、4位は【メルゲドッカンデイヤー】であった。ベスト8には他にも【青赤緑ミッツァイル】が1人、【赤単ブランド】が2人、【ロマノフシャコガイル】が1人残った。 最大8枚体制となる《神秘の宝箱》と《レインボー・ストーン》、やはり8枚体制の《ラ・ズーネヨマ・パンツァー/逆転のオーロラ》と《逆転のオーロラ》を大量投入した構築論は、その後も【メルゲドッカンデイヤー】だけでなくメインデッキのフィニッシュ枠を最小化できる多くのデッキに受け継がれた。 『DMGP-9th』環境は速攻デッキとループデッキの2大勢力に分かれており、安定感を重視した構築が好まれていた。逆に、カウンター札を封じる手段を使ってフィニッシュする中速系統、高速デッキでも事故率の高いものはその2大勢力に不利が付いて顕著な実績を残すことができなかった。その点、『超CSIII in 山形』のトップメタであった【青黒緑デッドダムド】や【青魔導具】はベスト8進出を逃しており、直前の環境までトップメタであった【青赤緑ミッツァイル】もベスト8に1人しか残らなかった。 DMRP-11発売前に行われた『DMGP-9th』の事前メタゲーム予想は盤面展開するデッキ全てが有利対面と考えられていた【青黒緑デッドダムド】が台風の目と考えられていた。しかしDMRP-11で強力なカードが数多く登場する事態は一変。DMRP-11のパワーカードの数々がそれまでの常識を覆すスペックであったため、各自DMRP-11発売から2週間で既存の概念に当てはまらない独自のデッキを組む必要に追われた。出場予定であった各プレイヤーは開発した新デッキの秘匿に必死であったが、開催直前に入賞デッキ強制公開制のチャンピオンシップで上位入賞したあるデッキが流出して話題となった。それがかの悪名高い【青赤緑ミッツァイル】であり、このデッキが瞬く間に全国的に流行。何もない所から1ターンの間に原則勝ち確定のワンショットを行うため、相手の盤面除去を受け付けるタイミングが皆無に等しいこのデッキの登場により、【青黒緑デッドダムド】一強と見られた事前メタゲーム予想は破綻。それだけでなく、《“魔神轟怒”ブランド》を手に入れたことで3ターン目に過剰打点を押し付けることも比較的容易となった【赤単ミッツァイル】も優勝候補の一角に加わった。だからといって【青黒緑デッドダムド】が優勝候補から脱落したというわけではなく、重量級マナドライブを獲得したことでリソースに困らなくなったことで優勝候補の一角程度とはみなされていた。 『DMGP-9th』開催後の環境は1ショットキルやループが多い環境となり、そうしたことから《アイアン・マンハッタン》で展開を阻止することができる【青緑ジョラゴン】が台頭した。今弾で登場した《ジョリー・ザ・ジョルネード》も展開の補助として使われている。 また、【赤青ジョーカーズミッツァイル】が成立した。 今回登場した《Code:1059》は強力ではあったものの、環境に台頭したソリティアや速攻デッキと相性が悪かったのか環境で見ることはほぼなかった。このカードの環境での活躍は【連ドラグナー】の成立まで待つ事になる。 DMBD-11、DMBD-12期(発売日 2019年11月16日) [編集]新戦力カード [編集]概要 [編集]以前から存在していた【赤青ジョーカーズミッツァイル】は、《ザパンプ》、《無限合体 ダンダルダBB》等呪文戦略を得意とする水文明のジョーカーズを新しく迎え入れる。 この頃には【赤青ジョーカーズミッツァイル】→【赤白ミッツァイル】→【青赤緑ミッツァイル】(→の根元の方が先の方に不利)という三竦みが既に定着していた。 殿堂レギュレーション(2020年1月1日から殿堂入り) [編集]
概要 [編集]12月17日、「2010年代最後の殿堂入り」と銘打ち新たな殿堂レギュレーションの改訂が発表された。環境は既に「《BAKUOOON・ミッツァイル》を使うデッキ」と【カリヤドネループ】のような「《「本日のラッキーナンバー!」》を連打するデッキ」で二極化していると言っても過言ではなく、そこにメスが入る形となった。 また、《禁断機関 VV-8》の殿堂入りで【青黒緑デッドダムド】は弱体化、《生命と大地と轟破の決断》関係のループデッキもパーツに規制がかかった。尤も、後者はデッキの根幹を担う《生命と大地と轟破の決断》が無傷であるため、以降も多くのコンボデッキ、ループデッキが生まれることが予想された。
DMRP-12期(発売日 2019年12月20日) [編集]新戦力カード [編集]概要 [編集]《滅亡の起源 零無》/《零龍》と零龍星雲の登場により【零龍ギャスカ】が成立。各地のチャンピオンシップで4位以内入賞をかっさらう強豪デッキとして名乗りを上げた。 他にもオレガ・オーラの強化版であるギガ・オレガ・オーラや、マナドライブによる自壊で能力を発揮するGRクリーチャーの登場も見逃せない。 《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》は【5色蒼龍】などの【ビッグマナ】の強化パーツに当てられ、《The ジョギラゴン・アバレガン》により【龍終アバレガン】が成立。 新殿堂施行後は《「本日のラッキーナンバー!」》の殿堂入りや《ヨミジ 丁-二式》、《クリスマIII》といった新たに登場した強力なGRクリーチャーの存在もあり、【ドッカンデイヤーミッツァイル】【4色ドッカンデイヤー】で環境に台頭し、たちまち上位入賞をかっさらっていった。 【ドッカンデイヤー】に対抗する勢力として【カリヤドネループ】や【零龍墓地ソース】も使用率を増したが、それらへの対策として墓地利用メタを導入した代償として【ドッカンデイヤー】からは防御S・トリガーが失われ、その影響で【“B-我”ライザ】、【赤白サンマックス】、【赤単ブランド】などの速攻が増えた。 《ヨミジ 丁-二式》は《γγ モンキュウタ》などで容易に即死コンボを決められるようになり、【ヨミジループ】は殿堂レギュレーションはもちろん双・超マーク2ブロック構築環境、挙句の果てにはシールド戦ですらその姿が見られた。 DMEX-08期(発売日 2020年1月25日) [編集]新戦力カード [編集]
概要 [編集]メタが変遷した結果、DMEX-08発売時点では以前と比べて群雄割拠と呼べる環境が生まれた。 【バーンメアジョーカーズ】は、ループへのメタとして《奇天烈 シャッフ》や《洗脳センノー》を採用するようになり、【4色ドッカンデイヤー】から環境のトップメタを奪取。【零龍墓地ソース】は《激竜王/ガイアール流激烈竜王破・滅》を獲得したものの、受けの強い【バーンメアジョーカーズ】には叶わずトップメタ入りまでは行かなかった。 【白緑ファイブスター】も地雷デッキとして結果を残した。 主流デッキ(通常環境) [編集]
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