極神編環境 [編集]
メタゲーム [編集]DM-24期 [編集]
不死鳥編後半の流れをそのまま受け継いでメタゲームが形成されていくことになる。 DM-24が発売されると《戦攻竜騎ドルボラン》や《機動聖霊ムゲン・イングマール》、《母なる紋章》、友好色コスト軽減サイクルなどが活躍した。一方、目玉のゴッドは地雷デッキでの使用に留まっていた。 そんな中、《海王龍聖ラスト・アヴァタール》と《アクア・パトロール》を使った即死コンボが考案される。 7月には初のスーパーデッキ・ゼロとなるDMC-36とDMC-37が発売。 DM-25期 [編集]
DM-25にて3色カードが初登場。タップインは2色の多色と変わらず、3つの文明をマナで生み出せることから、3色以上の文明を使用するデッキの安定性は飛躍的に向上。以降、ドラゴン・サーガ環境まで速攻を除いた単色デッキは環境から姿を消した。 当初の【ターボロマネスク】は未完成な風合いが強く、他のデッキでも切り込む余地があったが、マナブーストの比重を強めた改良版が有名になると、その強さは手に負えないほどになっていった。特に《母なる大地》、《母なる紋章》とのコンボは凶悪だった。 11月にはこれと同時に、当時は凶悪なカードであった《予言者マリエル》と《クローン・バイス》が殿堂入り。 同じ頃、新たなるスーパーデッキであるDMC-38とDMC-39が登場。後者によって【牙バジュラズ】の環境進出に拍車を掛けたのは言うまでもないが、《電脳封魔マクスヴァル》の登場で闇入りのコントロールデッキが急加速するに至ったのも見逃せない。ロマネスクと共に登場した《魔刻の斬将オルゼキア》の存在もあり、【デーモン・コマンド】が初の環境進出するに至った。 DM-26期 [編集]
DM-26は「全60種のうち52枚が多色カード」という思い切った構成のエキスパンションで、特にDM-10以来の5コスト2000サイクルは注目された。DM-10の【マナソース】や【ボルバルステロイド】の流れから始まる3⇒5⇒7マナ圏の動きにさらに多様性が増す。《雷鳴の守護者ミスト・リエス》や《ロスト・ソウル》の重要度も増した。 これにより、今まであまり類を見なかったカラーである【白黒緑コントロール】が台頭し、【白黒緑ガーディアン】と【キング・アルカディアス】がコントロールデッキのトップに躍り出た。 これまで地雷デッキでの使用に留まっていた目玉のゴッドもゼン&アクやデュアル・リンクが実戦的な強さから人気を博し、徐々にゴッドが環境でも注目され始める。 その他にも従来の【パシフィック青単】に火を加えた【準青単】や、それに大きな耐性のある【ジャック・ヴァルディビート】なども台頭。DM-24からのメタゲームがさらに洗練されて展開していった。 DM-27期 [編集]
DM-27では火・自然・闇中心で組まれたゴッドデッキ【五元神】や、《エンペラー・マルコ》を主力においた【マルコビート】なども登場。前者はリンクの先の多さとアンタッチャブルによる粘り強さが魅力で、後者は手札の尽きないビートダウンとして環境を荒らしまわった。 そして2008年4月には、これまで長らくメタデッキにおいて活躍を続けた多くのカードが殿堂入りした。《魂と記憶の盾》、《アクア・ハルカス》、《パシフィック・チャンピオン》、《インフェルノ・ゲート》、《インフィニティ・ドラゴン》、《超竜バジュラ》、《母なる大地》、《呪紋の化身》の8枚である。 特に《母なる大地》の殿堂入りは自然が絡んだデッキ全てに影響を与えたと言え、《フェアリー・ライフ》や《ナチュラル・トラップ》の使用率も上がった。これにより、前エキスパンションで出てきた【白黒緑ガーディアン】は失墜し、旧式の【除去ガーディアン】がまたガーディアンの主流となる。 しかしながら、依然一枚制限で事足りるタイプのカードも多く、【白黒緑ガーディアン】、【パシフィック青単】、【準青単】以外のメタデッキは存在が危うくなるほど弱体化することはなかった。 春にはDMC-41 「ワイルド・キングダム」も登場し、ドリームメイトは不死鳥編の頃とは比べ物にならない程のパワーとスピードを手に入れた。5月発売のDMC-42は新規カードこそ不在だったものの、2007年中には一度も再録されていなかった《フェアリー・ライフ》や絶版となっていた基本カードが多数収録され、初心者とベテランプレイヤーの資産格差を縮めた。 度重なる殿堂入りでも青単・青赤以外の速攻デッキは全く弱体化しなかったことや、全体的にコントロール寄りのカードが主に制限になっていったこともあり、ビートダウンデッキがコントロールデッキにやや勝る勢力を保ちながらメタゲームが展開。初心者から上級者まで幅広く楽しめる理想的な環境が復活しつつあり、徐々に多様性を取り戻していった。 当時の主流デッキ [編集]新戦力カード [編集]
既存の有力カード [編集]
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