【“轟轟轟”ブランド】 [編集]DMRP-06で登場した《“轟轟轟”ブランド》を中心としたデッキ。各色を取り入れた混色構築もあるが、ここでは火だけで組まれた【赤単“轟轟轟”ブランド】について説明する。 2019年7月1日に《“轟轟轟”ブランド》が殿堂入りしたため、従来の型は構築困難となっているが、本ページでは別のクリーチャーでリペアした型についても解説する。 【赤単“轟轟轟”ブランド】 [編集]
主要カード [編集]
コスト1の候補クリーチャー [編集]
その他候補カード [編集]
このデッキの回し方 [編集]先攻の場合、1ターン目に1コストクリーチャーを出し《ニクジール・ブッシャー》を代替コストで召喚。そうすると手札が残り1枚となっているはずなので、そのまま《“轟轟轟”ブランド》をマスターG・G・Gで召喚。2ターン目までに《ミサイル“J-飛”》、《グレイト“S-駆”》、《紅風の盗賊ビューラー》、《“轟轟轟”ブランド》などのスピードアタッカーが引ければそのまま2ターンキル達成。 《ニクジール・ブッシャー》を引けない場合、先攻1ターン目で1コストクリーチャーを出し、2ターン目に1コストクリーチャーと《ドリル・スコール》を打ち、《“轟轟轟”ブランド》を召喚して殴るというプランもある。 《“罰怒”ブランド》は、手札が増えたときの対策や2マナあるときに1コストクリーチャーを出し《ニクジール・ブッシャー》を代替コスト召喚してマスターB・A・Dで1コストで出すなど、《“轟轟轟”ブランド》を引けなかったときのサブプランとして採用されることがある。 構築 [編集]今引きで引くと強いが最速で投げても機能しづらいカード、最速で投げると強いが今引きで引くと腐るカード、低コストバニラ及び通常状況下でバニラになるカードのバランスが重要。特にバニラ及び準バニラは10枚前後が目安であり、これを超えると今引き性能やデッキパワーが下がる。今引き特化型のものも10枚程度が望ましい。 初動呪文や軽量除去も必要な場合があるが、今引きで引いても打点にならないので、ツインパクトでない呪文は4枚程度が無難。 長所 [編集]最速2ターンキルという速度が特徴のデッキであり、《“轟轟轟”ブランド》と《ニクジール・ブッシャー》の4打点を1ターン目から並べられるのが魅力。 《“轟轟轟”ブランド》が引けなかったときでも、《ドリル・スコール》でテンポアドバンテージを取りながら1コストクリーチャーや《ミサイル“J-飛”》、《グレイト“S-駆”》などのG・G・Gでスピードアタッカーになるクリーチャーで殴っていくという戦い方や、《“罰怒”ブランド》を使った3ターンキルもできるので《“轟轟轟”ブランド》に頼り切ったデッキというわけではない。 【デ・スザーク】は《卍 デ・スザーク 卍》が着地する前に殴り切れることが殆どなので、タップインによる詰みを心配する必要はあまりない。もし着地されても、手札を使い切っていなければウィニーを連打してタップキルが追いつかないようにすることもでき、そこから逆転することもざら。 2ターン掛かりでビートダウンすれば機能不全となるS・トリガーは多いが、このデッキは圧倒的速度でそれを安定して実現することが可能であった。 弱点 [編集]手札を減らして戦うデッキなので、手札が増えてしまうと戦いにくくなる。【“轟轟轟”ブランド】は2ターンキルを理想としておりミラーマッチでは相手もそれを目指すはずなので、先攻を取られると先に殴られ手札が増えてしまい戦いにくくなる上、後攻2ターン目に《“罰怒”ブランド》で殴り返すことも出来なくなるため、先攻ゲーになる可能性が非常に高い。 《サイコロプス》、《学校男》、《堕魔 ドゥポイズ》などの軽量除去が採用されているデッキに対して後攻を取ってしまうと《ニクジール・ブッシャー》だけを出しても除去されてしまうことがあるので召喚するときは注意が必要。基本的に《ニクジール・ブッシャー》は初手の段階で2ターンキルができる手札でなければリソース消費とS・トリガーによるリスクが大きいのでマナゾーンに埋めること。 双極篇環境当時としては【墓地ソース】に不利であった。パワー系のクリーチャーは《学校男》互換や《百万超邪 クロスファイア》で処理された上に、《暴走龍 5000GT》でウィニーを根こそぎにされたためである。 《ヘブンズ・ゲート》、《ドラゴンズ・サイン》などが採用されているS・トリガーからカードパワーの高いブロッカーを並べるデッキに対しては捲られたら終わりと言ってもよい。《ニクジール・ブッシャー》のパワーを上回るブロッカーが並ぶだけで難儀するので、【ヘブンズ・ゲート】や【ロージアミラダンテ】などのデッキに対しては運次第と言える。光を入れた構築はS・トリガー呪文を封じる《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》、疑似コスト踏み倒しメタである《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》、《制御の翼 オリオティス》などを採用しているため、ある程度ケアしながら戦うことができる。 その他 [編集]
【赤単ミリオンブレイブ・カイザー】 [編集]DM24-EX4で登場した《ミリオンブレイブ・カイザー》を主軸とする、【赤単“轟轟轟”ブランド】の後継デッキ。
主要カード [編集]
候補カード [編集]コスト1クリーチャー [編集]
コスト2クリーチャー [編集]
その他候補クリーチャー [編集]
その他候補カード [編集]このデッキの回し方 [編集]基本的にはページ上部【赤単“轟轟轟”ブランド】とほぼ同様。 先行1ターン目に《ニクジール・ブッシャー》と《ミリオンブレイブ・カイザー》が揃っていれば、それぞれの手段で展開し1ターン目から4打点を叩き込むのが理想。 そうでなかった場合は、1~2ターン目にかけて軽量級クリーチャーを次々と繰り出し、手札を減らしつつ同時に《ミリオンブレイブ・カイザー》も片手間で捜索する。 長所 [編集]全盛期の【“轟轟轟”ブランド】の最速1ターン《“轟轟轟”ブランド》に非常に近い高出力を無規制カードで再現でき、成功時の破壊力は圧倒的。 防御札のインフレ、環境の高速化に伴い従来の3ターンキルを狙う【速攻】が逆風に立たされている一方で、2ターンキルを比較的高めな確率で可能なこのデッキはDM24-EX4当時の環境においても速攻戦術が成立するだけの速度を確保できている。 短所 [編集]デッキ内のほぼ全カードがコスト1クリーチャーか踏み倒し前提のカードとなっており、キルターンの速さと3ターン以内キルの再現性に完全に振り切っている。メタや手札補充は最小限に抑えられているため長期戦への対応力は速攻デッキの中でも低い部類で、手札事故や全体除去系S・トリガーなどによるキルターンの遅れは致命的。 環境において [編集]DM24-EX4発売1週間後に128人参加のオリジナルのCSにて優勝。その後も1か月ほど成果を上げ続けた。 しかし、続くDM25-RP1にて《真気楼と誠偽感の決断》が登場すると立場は一変。最序盤から1ターン中に複数体出すことをコンセプトとするこのデッキは決定的に相性が悪く、瞬く間に数を減らし下火になった。 DM25-RP2で《魔誕獣ヤミノストライク》と《魔誕盗掘男》を獲得。 その他の型 [編集]参考 [編集]タグ:
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