【青赤緑ドギラゴン剣】 [編集]《蒼き団長 ドギラゴン剣》を主軸とした【青赤緑ビートダウン】の一種。 自然のマナブーストに加え、水と自然の良質な超次元呪文やサーチを活かしたデッキで、コントロール寄りの構築やプレイングも可能。 DMRP-02期に完成形が誕生して知名度を上げ、DMRP-04裁期まで活躍していたデッキタイプ。
概要 [編集]構想自体はDMR-22期に既に存在していたが、S・トリガーで出てきては《超次元ガロウズ・ホール》をコスト踏み倒しで唱える《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》、時にビートダウンの速度を落としてコントロール風に立ち回るのに役立つ《異端流し オニカマス》など、相性の良いカードが登場し、本格的に組まれるに至った。 【霊峰ドギラゴン剣】の成立によって見直された《漢の2号 ボスカツ剣》が、パワー2000以下のウィニーを焼きつつ《勝利のガイアール・カイザー》のようにコスト踏み倒しメタによって着地を邪魔されることがない汎用革命チェンジ元として役立つにもミソ。 時にはランデスとマナブーストなどを駆使して【青赤緑ランデス】のように立ち回ることで10マナ域に到達し、甚だしくはピン挿しの《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》でエクストラウィンを狙うこともある。 一見相性の良い《伝説の禁断 ドキンダムX》は、それほど火のコマンドを連打することが自由ではなく、封印外しによる墓地肥やしがほぼ意味を持たないので、入れたり入れなかったりである。 主要カード [編集]
火文明のサポート [編集]
自然文明のサポート [編集]
水文明のサポート [編集]
多色のサポート [編集]
超次元ゾーン [編集]
長所 [編集]コントロールや中速ビートダウンに、ランデスや《百族の長 プチョヘンザ》が刺さる。【緑単ループ】や【ロージアミラダンテ】などは3ターン目の《マナ・クライシス》が間に合う。赤青レッドゾーンは仮に相手の《異端流し オニカマス》で《百族の長 プチョヘンザ》をバウンスされても相手は除去されただけでジリ貧になる上に、バウンスした《プチョヘンザ》は再利用できるし味方を巻き込んでマナゾーンに埋めて増えたマナを活かして次のターンに素出しするのもよいだろう。 除去も豊富であり、少数精鋭系統からウィニーを並べる物量勝負のものまで、幅広いタイプのビートダウンに耐性を持つ。《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》で抑止を行えば、今引きも怖くない。 短所 [編集]闇の墓地回収を持たず、手札を増やす手段にも乏しいため、【青黒ハンデス超次元】などのハンデス系統には弱い。火のドラゴンをガン積みしているわけではないので《熱血提督 ザーク・タイザー》と相性もこのデッキ自体良くない。 《百族の長 プチョヘンザ》でコントロールできるマナ域に達する前に《百万超邪 クロスファイア》で殴り返したり《学校男》でポツンと1体だけで立っているところを除去したりすることができる【墓地ソース】も苦手。 【ロージアミラダンテ】や【青黒赤ドギラゴン剣】は、コントロールできる速度ではあるが、ほぼ同速の革命チェンジ系統でこれよりデッキパワーが高いという意味で、相手のカウンターが成功するとカードパワー差がもろに出てしまう。 その他 [編集]《“龍装”チュリス》が登場し、【赤青ドギラゴン剣】が成立すると、3ターンキルを強みとしつつウィニー戦術で各種メタをケアする【赤青ドギラゴン剣】の性質から、ランデスや除去などでコントロール気味に立ち回る【青赤緑ドギラゴン剣】の動きが通用しなくなっていった。 ほぼ同時期、《超次元ガロウズ・ホール》、《音精 ラフルル》が殿堂入りし、コントロールデッキとしての機構が弱体化した。 さらに、双極篇に突入して【青黒緑シャコガイル】が成立すると、それに対してはゲームを長引かせても殴りに行っても裏目が目立つようになった。 もちろん《“龍装”チュリス》はこのデッキの強化パーツでもまたあるし、《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》のような相性の良いカードも登場しているが、やはり流動的な環境やカードプールの変遷に対応できなかったことで、【青赤緑ドギラゴン剣】は当初ほどの勢いを見せられなくなったのであろう。 リンク [編集]タグ:
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