【青黒赤ドギラゴン剣】 [編集]DMR-21で登場した【ドギラゴン剣】。
概要 [編集]2017年2月26日の殿堂レギュレーション発表で従来の【赤黒ドギラゴン剣】が失墜。さらにDMRP-01でコスト踏み倒しデッキの天敵である《異端流し オニカマス》が登場し、もはやドギラゴン剣系列のデッキはこれまでかと思われた。 ところが、DMR-23で登場した《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》と《テック団の波壊Go!》の組み合わせがカウンターとして最適ではないかと注目され、さらに《裏切りの魔狼月下城》や《Mの悪魔龍 リンネビーナス》という【5色ドギラゴン剣】のキーカードを何とかして使えないかという発想も持たれた。 特徴 [編集]《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》によるカウンターが主軸であり、《テック団の波壊Go!》や《超次元ガロウズ・ホール》を《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》よって踏み倒すことで相手の猛攻を凌ぎつつ、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》によるドローでリソースを確保。最後に《単騎連射 マグナム》と《音精 ラフルル》によるカウンター封じで仕留めるため、やや低速の1ショットキルを志向する。 水が15枚前後、闇が20枚前後と、水と闇に寄せた構築となっており、自然は《ドギラゴン剣》と《葉嵐類 ブルトラプス》程度しか入らない。《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》を活かす都合上、全体的に見て呪文(特に超次元呪文)が多めの構築であり、多色マナ武装を主軸とすることから当然多色が多めに積まれている。基本的にカードパワー重視のカウンター構築なので、4マナまでのアクションは1回や2回カードをプレイする程度である。 《禁断〜封印されしX〜》の封印外しや《リロード・チャージャー》による墓地肥やしなど、【赤黒ドギラゴン剣】の墓地戦術はこのデッキに受け継がれており、殿堂入りだが運良く《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》が手札に来ればより円滑にデッキが回る。 サイキック・クリーチャーのチョイスは、カウンターで除去を放てる《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》、革命チェンジ元になる《勝利のガイアール・カイザー》と《勝利のリュウセイ・カイザー》が優先。《勝利のアパッチ・ウララー》で呼び出せるようにハンターで統一するのは【赤黒ドギラゴン剣】と変わらないが、先述の3種類以外は基本的に打点形成と割り切っても構わない。 困った時は禁断解放して凌げば良い。封印残り1枚という状況において、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》からの《超次元ガロウズ・ホール》で火のコマンドを出せば《伝説の禁断 ドキンダムX》によるカウンターになるし、選ばない除去なので《異端流し オニカマス》も確実に処理できる。 意外なところで《シルバー・ヴォルグ》が役立つ。《異端流し オニカマス》が攻撃したところに《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》からの《超次元ガロウズ・ホール》で呼び出した《シルバー・ヴォルグ》によって、《異端流し オニカマス》をチャンプアタックさせてそこから革命チェンジをつつがなく行うという寸法である。 弱点 [編集]そもそも《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》や超次元呪文ありきで構築されるデッキなので、こちらが5マナまでチャージしてそれらをプレイするより速い速度で殴り切ろうとするデッキには運に任せてS・トリガーに頼ることになりがちである。 呪文が半分程度を占めるデッキなので呪文メタにも弱い。新章デュエル・マスターズ環境では《タイム3 シド》や《爆鏡 ヒビキ》は少ないが、《音精 ラフルル》や《ミラクルストップ》が幅をきかせているので油断は禁物。 しかし何と言っても《異端流し オニカマス》に弱いのが弱点。これに対応する除去は決して軽量ではないので、かなり手を焼くクリーチャーである。前述の《シルバー・ヴォルグ》ルートで対処するにしても、あくまで《シルバー・ヴォルグ》は単体性能で言ってプレイヤー攻撃不可の準バニラブロッカーなので、超次元の枠を考慮しつつ環境を読んだ上で搭載することが重要である。 主要カード [編集]
候補カード [編集]
超次元ゾーン [編集]
サンプルデッキ [編集]「超CS in 熊本」優勝 メインデッキ [編集]超次元ゾーン [編集]
その他 [編集]2018年3月1日に《裏切りの魔狼月下城》、《音精 ラフルル》、《単騎連射 マグナム》、《超次元ガロウズ・ホール》が同時に殿堂入り。合計採用枚数で例えると10枚分と推定されるほどの大打撃を受けた。このデッキ自体環境の汎用パーツを集め作ったデッキであっただけに、構築を根本から変える必要があるほどの事態となった。 参考 [編集]タグ:
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