【ゲイル・ヴェスパー】 [編集]強力なコスト軽減能力を持ち、自分の手札のクリーチャーにそのコスト軽減能力を与える《天風のゲイル・ヴェスパー》を軸にして、緑のファッティや各種ゼニスなどをコスト軽減で展開してそのまま勝利を目指すデッキ。
《天風のゲイル・ヴェスパー》の能力を活かすためにはシンパシーの参照元となるバトルゾーンのクリーチャーと手札が必要。《コレンココ・タンク》や《ジャンボ・ラパダイス》など御誂え向きのカードがあるため、それらを使って体制を整えよう。 準備が整い次第手札からファッティを投げ付けて「VANモアイワルド」などのようなロックを仕掛けて確実なフィニッシュに向かうのが理想。 主要カード [編集]
パワー12000以上のクリーチャー候補 [編集]その他クリーチャー候補 [編集]
呪文・D2フィールド候補 [編集]
このデッキの使い方 [編集]4ターン目には《ゲイル・ヴェスパー》を立てたいので3ターン目までにシンパシー元を3体以上立てたい。 通常の緑単デッキと比べても豊富な手札補充や《キキリカミ・パンツァー》のようなマッドネスのおかげでハンデスには多少なれど強い。コスト軽減を軸としているのでうまく回ればほとんどマナチャージする必要が無いので、サーチの豊富さも相まって緑単デッキではあるが潤沢な手札でデッキを回す機会は多い。 また、既存の【ターボゼニス】と比較すると盤面制圧に至るまでの速度が速く、同じく緑のファッティやゼニスを大量展開できる素質のある【緑単ループ】と比べてもプレイングが遥かに簡単である。 共通の長所として、除去に対して比較的強い事が挙げられる。大量展開系デッキにとっての天敵である《メガ・マグマ・ドラゴン》や《飛翔龍 5000VT》がパワーラインの関係上さしたる脅威にならず、マッハファイターや効果バトルに除去を依存しているデッキに対しても強気に出られる。 フィニッシャー並びフィニッシュ手段は緑単色の場合と多色の場合で異なる。 白緑型では大量に並べたクリーチャーを《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》で利用することでエクストラウィンを行う。
青緑型では、《ナハトファルター》効果で山札を掘削し続けた後に《水上第九院 シャコガイル》を召喚しエクストラウィンするのが基本。 このように、「パワー12000以上のクリーチャー」でさえあれば様々なフィニッシャーやパワーカードを取り込んでける拡張性、パワー12000以上のクリーチャーが登場し続ける限り強化され続けるという将来性も【ゲイル・ヴェスパー】というデッキタイプの強さである。 このデッキの弱点 [編集]《制御の翼 オリオティス》や《獣軍隊 ヤドック》のようなコストを参照する不正メタは天敵。特に《ヤドック》はcipすら許さないので、除去を高コストクリーチャーに依存するとこれ1枚で簡単に詰んでしまう。デッキコンセプト上軽量除去は積むのが難しく、手軽なシステムクリーチャー除去が《シンクロ・マニューバ》程度しかないのが痛い。 《時の法皇 ミラダンテXII》によるロックも非常に刺さるため、序盤にシンパシー元を並べる段階で出されると始動が絶望的になる。とはいえ、《ミラダンテXII》殿堂入り以降はそのような展開は少なくなったためあまり考慮する必要はない。 しかし何と言っても、《ゲイル・ヴェスパー》本体を引き込めないとソリティアが始動できず、何もできずに負けてしまうことが最大の弱点だろう。 その他 [編集]
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