《フェアリー・トラップ》 [編集]
山札の上を表向きにし、マナブーストかそのコスト未満のクリーチャー1体のマナ送りを選ぶS・トリガー。 効果もカード名も、自然文明の基本カードである《フェアリー・ライフ》と《ナチュラル・トラップ》が合体したような呪文。初動のマナブーストと防御札を兼ねる。 マナ送りのモードを選んだ場合表向きにしたカードは山札の上にとどまるので、手札に欲しいカードはマナ送りのモードを選択すれば次のターンにドローできる。事前に山札をピーピングできることから、《爆熱天守 バトライ閣》方式のコスト踏み倒しともシナジーがある。 高コストのカードを多めに採用していないと防御札としての活躍は見込めないため、相性が良いのはビッグマナや【連ドラ】のような重量級主体のデッキ。マナブーストのモードを使えば3→5のマナカーブは自力で作れるので、《トップ・オブ・ロマネスク》など5マナのビッグアクションからさらなる重量級に繋げることを意識してデッキビルディングすると効果的。 DMRP-06ではトラップが名称カテゴリ化され、他のマナブーストとの差別化点が増えた。グランセクトの種族デッキなら重量級クリーチャーを多数採用できるので、マナ送りにコストを参照するこのカードと相性が良い。 総じて、序盤から終盤までほぼ腐ることのない万能なカードである。自然単色で癖がなく、様々なデッキに採用を検討できる。 ルール [編集]
環境において [編集]革命ファイナル環境において【モルトNEXT】に採用されることが多かった。当時はメインデッキのドラゴン枚数を20枚台後半まで絞った構築が珍しくなく、非ドラゴンだからといってノイズとは考えられていない。 双極篇ではツインパクトの登場により、メインデッキを《メンデルスゾーン》4枚以外すべてドラゴンで統一することが難しくなくなったため、このカードは姿を消した。 長らくCSでの活躍はなかったが、2025年1月下旬に1枚積みした【5色ドキンダンテ】がオリジナルで3位入賞し、同年2月上旬には40枚同じ構築が優勝を果たした。 しかし、その1週間後に3位入賞した39枚コピーデッキでは《逆転の剣スカイソード》に差し替えられており、定着はできなかった模様。 アニメ・漫画において [編集]
その他 [編集]
デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]
マナ送りのモードを選んだ場合表向きにしたカードは山札の下に置くようになった。 自分の名目コストを参照するカード全般に言えることだが、革命チェンジデッキと好相性。重量級革命チェンジ持ちとチェンジ元のドラゴンはどちらもコスト5以上のはずであり、各8枚以上採用するデッキもざらにある。軽〜中量級で固められた速攻やビートダウンとの対戦でトリガーすれば、防御札として役立つ可能性が高い。 ただ、《百族の長 プチョヘンザ》を中心とした【5色コントロール】では《フェアリー・ミラクル》が優先された他、All Divisionの【モルトNEXT】でも評価は芳しくなかった。大量のカードがTCGから前倒し収録された影響ですでにドラゴン32枚デッキも組めるようになっており、《メンデルスゾーン》に次ぐ初動枠は《スクランブル・チェンジ》や《龍の呼び声》が選ばれた。 最も相性が良いデッキは【ハムカツ団】だろう。DMPP-29時点では《スクランブル・チェンジ》や《龍の呼び声》から繋げるコスト6のドラゴンの候補がおらず、純粋に汎用性を考慮してこのカードが入っていた。後に《武闘親父 カツドン》が登場したがあくまで《超DXブリキンアース》の水増しであり、このカードの優位性は大きく変わらなかった。 【黒赤緑ドギラゴン剣】にも好みで採用された。また、十分研究される前に能力変更されてしまった感があるが、【キリコ・アンプラウド】とも相性が良かった。
関連カード [編集]
フレーバーテキスト [編集]収録セット [編集]デュエル・マスターズ [編集]
デュエル・マスターズ プレイス [編集]参考 [編集]タグ:
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