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超愛銀河クエーサー・ラブエクスパンジョン SPR 光/水/闇/火/自然文明 (6) |
G-NEOクリーチャー:フェニックス 16000 |
G-NEO進化:クリーチャー1体の上に置いてもよい。 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から1枚をシールド化し、1枚を手札に加え、残りを1枚ずつ、マナゾーン、墓地、このクリーチャーの下に置く。 |
このクリーチャーが離れた時、自分の墓地にあるカードを好きな枚数選び、山札に加えてシャッフルする。 |
DM25-EX1で登場した光/水/闇/火/自然のG-NEOフェニックス。
5色レインボーでありながらマナ数が1であるカードの1種である。
cipで山札の上5枚をシールド、手札、マナ、墓地、このクリーチャーの下に振り分ける。
離れた時に墓地から好きなカードを好きな数選んで山札回復。
3色で一気に3枚のカードを振り分ける《天災 デドダム》および《無頼BEN-K1000》を合体させた5色になって5枚のカードを振り分けるようになったものという効果ではあるが、流石に山上3枚から見るのと、5枚から見るのとでは目的のカードにたどり着ける確率に天地の差がある。
5色でコスト6の獣を順当に召喚して出す時点でのおおむね残り山札は20〜25枚が相場となるが、残り山札の約1/5〜1/4の範囲を手に取るため、シールド・手札・マナゾーン・墓地・進化元への欲しいカードの装填確率はかなり高い。
特にシールド追加がかなり独特でS・トリガー10枚程度の通常のデッキで山札操作を全くしなかったとしても82%、15枚あれば92%程度の確率でS・トリガーを仕込める。
登場時の環境のS・トリガーはインフレにより1枚で一発逆転というのも珍しくないので、得られるリソースは《天災 デドダム》+シールド追加止まりではあるが、見た目以上の防御力がある。
cipが疑似超魂レイドとしても働くので、本体性能は1度の除去耐性を持つ疑似スピードアタッカーのT・ブレイカーとなる。
フィニッシャーとしては除去耐性は一発限りと中途半端だが、そもそもコスト6以下で疑似スピードアタッカーのT・ブレイカーというのは相当珍しくその点を活かせるデッキも多い。
G-NEOクリーチャーなのでバトルゾーンに居るクリーチャーから進化させても良いが、cipで進化元が手に入るのでバトルゾーンのクリーチャーを進化元にする機会は少ないか。
ただ、5色レインボーの6マナという重いコストの仕事としては、cipがリソース稼ぎ、本体は打点要員と、どうにも方向性が噛み合っていない点が気になる所。
何らかの踏み倒しで出すことを考えるべきだろう。幸い5色レインボーという都合上候補は多い。
マナ数1の5色レインボーのマナ基盤向けカードとして、より汎用性のある《魔誕と光喜と楽識と炎怒と哀樹の決断》と比べられることがある。
だが、専用デッキでもないのに5色レインボーを普通にマナを支払って使われる場面はかなりまれと言っていい。
そのため、考え無しに普通に使ったときどちらが上か考えるよりも、自分のデッキとの相性を考えた方が良く、呪文の踏み倒しが多ければ《魔誕と光喜と楽識と炎怒と哀樹の決断》を、クリーチャーの踏み倒しが多ければこちらを使うといった使い分けで考えた方が無難だろう。
例えば【オボロティガウォック】なら、《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》を中心とした型ならこちらを、《爆藍月 Drache der'Zen》を中心とした型なら《魔誕と光喜と楽識と炎怒と哀樹の決断》を採用するという使い分けが可能。
進化しなくても出せるフェニックスだが、cipで強制的に進化元が補充されてしまうため《究極銀河ユニバース》のエクストラウィンを一手で達成できる進化元にはなれない。
もし【ユニバースエクストラウィン】で使うなら《転生スイッチ》で進化元を剥がしながら《ユニバース》を乗せるのが最善か。
G-NEO進化しているこのクリーチャーが《転生スイッチ》で離れる場合、進化元は手札に加わることになるため、cipで山札の上5枚を見た中に《究極銀河ユニバース》があれば、それをクリーチャーの下に仕込んでから《転生スイッチ》を放てば手札に加わった《究極銀河ユニバース》をそのまま踏み倒してエクストラウィンまで持っていける。
ただし、《転生スイッチ》を当てる前に除去を受けると《ユニバース》が別のゾーンに行ってしまうため、《転生スイッチ》の方を手札に加えたいなどでなければ《ユニバース》は普通に手札に加えた方が賢明。
この様な運用を狙う場合、他にも超魂レイドを持つクリーチャーを採用し、上手く《究極銀河ユニバース》がヒットすればそのクリーチャーごとこのクリーチャーの進化元にする手も有用である。
G-NEO進化の耐性では進化元が一度に全て移動するため、何枚抱え込もうとも《転生スイッチ》を当てた時点でこのカード以外の全構成カードが手札に回収され、《究極銀河ユニバース》の邪魔にならない。
これは《転生スイッチ》でなく、《母なる聖地》と組ませても成立する。このクリーチャーは5色レインボーなので、両方入れてしまうのも手か。
ただし、《母なる星域》だとNEO進化クリーチャーをマナゾーンに置けないのでコンボにならない。
また、《スパイラル・ゲート》や《「世界をつなぐ柱」の天罰》など軽量バウンスで進化元を引き抜くのも手。
《究極銀河ユニバース》は5マナなので、合計6+2+5=13マナ、cipで単色を置ければ12マナでターンを渡さずゲームに勝てる。
相手がバウンス主体であればこのクリーチャーのG-NEO進化耐性に任せてターンエンドし、次のターンに上記のコンボによる《ユニバース》を狙うのも有効か。
相手は《ユニバース》を回収されるのを嫌って除去を打ちにくく、このクリーチャーのcipで必要カードを回収しつつマナ加速すれば次のターンにはチャージ含め8マナに達する。
バウンス主体でなくとも『コンボを狙っているなら放置できないが、《ユニバース》を持たれていれば除去が裏目になる』という択を仕掛けることは可能。
cipの回収で相手のデッキの除去方法に合わせた回収札もキープしておければより良い。
DM25-EX1のヒロインレアサイクル。いずれも同弾において通常版とシークレット版が収録されている。イラストには、通常版ではクリーチャーとともに女性キャラクターが描かれている。シークレット版ではShigenobu Matsumoto氏によりそのキャラクターが描き下ろされており、加えて背景には漫画『デュエル・マスターズ』シリーズから彼女らを象徴する複数のコマが引用されている。